はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米スターバックス、元大リーガーのミカ・ジョンソンとNFTコラボ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3体験の一環で新たにNFTを発売

大手コーヒーチェーンの米スターバックスは、独自展開するNFT(非代替性トークン)プログラムで、米大リーグ(MLB)の元選手であるミカ・ジョンソン氏とコラボレーションすると発表した。

このコラボNFT「Aku Adventure(アク アドベンチャー)」は7月17日にリリース予定だ。2023年8月13日まで、Web3体験「スターバックス・オデッセイ」のメンバー限定でアクセス可能となる。

スターバックスは、このNFTコレクションリリースの一環として、チャリティー企画も行う。全米の飢餓に直面する可能性がある学齢期の子供たちに対して、週末の食事を提供する非営利団体「Blessings in a Backpack」に約1,400万円(10万ドル)を寄付すると発表した形だ。

元メジャーリーグ・ベースボール選手のミカ・ジョンソン氏は、2021年2月に宇宙飛行士をモチーフとする「Aku」のNFTプロジェクトを立ち上げた。NFTは、メタバース「Akuverse」へのアクセスを許可する3Dアバターのコレクションともなっている。

「Starbucks Odyssey」とは

米スターバックスは、2022年9月に、Web3エクスペリエンス「Starbucks Odyssey(スターバックス・オデッセイ)」を立ち上げると発表した。ロイヤルティプログラム「スターバックスリワード」の米国のメンバーと従業員向けに提供するものだ。

暗号資産(仮想通貨)ポリゴン(MATIC)のブロックチェーンを採用しており、参加者は、NFTとして発行されるデジタルスタンプを貯めたり、購入したりできる。

また、「ジャーニー」と呼ばれる一連の体験が用意されており、参加者はバーチャルコーヒーファームを巡ったり、ゲームをプレイしたりできる。一つのジャーニーを終えると、ポリゴン基盤のNFT(ジャーニースタンプ)とOdysseyボーナスポイントが得られる仕組みだ。

参加者は、NFTスタンプを集めることで、ドリンクの作り方などを学べるバーチャル講義やオリジナルグッズ、店舗イベントへの参加などの特典も入手できる。

スターバックスのブレイディ・ブルワー最高マーケティング責任者(CMO)は、Web3を活用して、顧客にこれまでにない方法でリワードを提供し、つながっていく方法だと述べている。

関連米スターバックス、ポリゴン(MATIC)を採用 NFT活用してWeb3体験提供へ

スターバックスは3月、この「Starbucks Odyssey」参加者に向けてNFTコレクション「The Siren Collection」を限定リリースした。

同社ロゴマークの人魚をモチーフにしたもので、1枚約14,000円(100ドル)で2,000個のNFTスタンプを販売。招待者のみに購入権が与えられる仕組みだったが、販売開始から20分足らずで完売している。

さらに4月には、NFTコレクション第二弾として「The First Store」を発売した。スターバックスの1号店をモチーフとした5,000点のコレクションから構成されるもので、各100ドルで販売。現在は完売している。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧