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ビットワイズ、ビットコインETF利益の10%をオープンソース開発に寄付へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

オープンソース開発者コミュニティを支援

Bitwise Asset Managementは11日、同社が管理するビットコインETF「Bitwise Bitcoin ETF(ティッカー:BITB)」の利益の10%を、暗号資産(仮想通貨)ビットコインのオープンソース開発支援に寄付する計画を発表した。

寄付の受益団体は、Brink、OpenSats、およびHuman Rights FoundationのBitcoin Development Fund。この寄付はビットコインの拡大に寄与するために行われ、計画は10年間にわたって続けられる予定だ。

BitwiseのCEOであるハンター・ホースリー氏は以下のように述べた。

ビットコインは15年前に資金調達なしでスタートし、常に献身的なオープンソース開発者コミュニティによって支えられてきた。Bitwise Bitcoin ETFが、ビットコインネットワークのセキュリティ、拡張性、利便性を向上させるために欠かせない無名のヒーローたちに、継続的な資金を提供できることを楽しみにしている。

関連: ビットコインネットワークの開発資金は誰が支えているの?=ビットメックス調査

寄付を受ける団体は、それぞれのミッションとビットコインのオープンソース開発への資金提供の実績に基づいて選ばれており、年次の審査によって変更される場合もあるという。

ビットコインネットワークのセキュリティ、拡張性、機能性を向上させるための作業を支援する非営利団体、Brinkの執行ディレクターであるマイク・シュミット氏は以下のように述べた。

ビットコイン・コア開発を長期的かつ持続可能な方法でサポートすることは重要だ。Bitwiseの10年間の約束は、Bitwiseの利益が開発者資金につながり、業界の基盤となるオープンソースソフトウェアの改善につながるwin-win-winの状況となる。

米資産管理大手VanEckも先日、同社が提出したビットコイン現物ETFが承認された場合、そのETFの利益の5%を「Brink」のビットコイン開発者に寄付する契約を発表したところだ。

関連: 米VanEck、ビットコイン現物ETF承認されたら利益の5%をBrinkの開発者に寄付へ

ETFは12日にも取引開始予定

出典:ブルームバーグ

米国証券取引委員会(SEC)は11日、11銘柄のビットコイン現物ETF(上場投資信託)申請を承認した。これらのETFは12日から取引が開始され、米国ではMorgan StanleyのE-Trade、Fidelity Investmentsなどのブローカーサービスを通じてアクセス可能になる見通しだ。

今回の承認により、個人および機関投資家は従来の証券口座を通じてビットコインへの投資手段を取得できるようになり、これまでビットコイン投資を検討していなかった投資家を引き寄せるとの期待がある。

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

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