CoinPostで今最も読まれています

Zaifニュースで急落中のビットコイン価格が急反発、XRP価格はウォレットメンテが悪影響か|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ビットコインが大幅下落からの急反発、Zaifの事業譲渡が決定したことが好感された。海外メディアの報道では、XRP(リップル)の価格動向で、バイナンスのウォレットメンテが悪影響を及ぼした可能性がある。なお、明日には世界経済の主要20ヶ国で構成される「G20」が開催予定。

仮想通貨市場

仮想通貨取引所Zaifで発生した仮想通貨流出事件に関して、顧客の資産等に関する支援の要請、及び契約締結の状況について、正式契約の締結を延期していたことで市場に懸念が燻っていたが、株式会社フィスコによる金融支援が確定したと報告した。

G20の会議

世界経済の主要20ヶ国で構成される「G20」の財務大臣と中央銀行の首脳たちは、今年4回目の会議を10月11日〜12日に開く予定である。

G20のホームページによれば、国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年度会議の間で行われる今年4回目の会議は、11日には「グローバル経済リスクに取り組む」というテーマに関する「金融の脆弱性と貿易摩擦」など、12日には「アフリカの契約」というセクションが予定されているが、前2回のように仮想通貨に関するテーマは特に予定されていない模様だ。

すでに、本日(10日)G20コインポストで報道したように、国際通貨基金(IMF)が新たな経済報告書を発表し、サイバーセキュリティーの重要性と仮想通貨に対する世界基準の規制の必要性を強調した。

今回の議題=規制への呼びかけとイノベーションを妨害しないバランスの保ち合いからすると、ポジティブに捉えられると考えられる。

ビットコイン:テクニカル分析

本日のビットコイン価格は、昨日掲載した今後の価格推移予想でのフィボナッチ61.8%に挑戦せず、大幅下落した。

しかし、黄色枠のサポートラインとなっている72.7万円ラインでピッタリと止まっており、夕方時点では反発を見せている。

このラインを抜けた場合、次のターゲットはフィボナッチ78.6%の703,000円近くまでの下落が起こる可能性もあり、要注意。

XRP(リップル)の価格動向

10月1日開催の大型カンファレンス「SEWLL」に合わせたXRPの急騰で、XRP価格は90円弱の上昇を見せていたが、目先材料出尽くしで大幅反落。

上昇スピードが速かった分、他のアルトコインよりも大きな下落率に見舞われている。

バイナンスのウォレットメンテも悪影響か

海外の仮想通貨メディアnulltxによると、世界最大手仮想通貨取引所バイナンスがXRPウォレットのメンテナンスを告知なしで行い、一時的に入出金+取引不可能とされたことで、「XRPにとっては悪いサインであり、投機と売り圧力を助長する一方である」と懸念が広がったことも売り圧力に。

また、世界最大の仮想通貨取引所バイナンスで、XRPウォレットのメンテナンスが行われており、入出金が不可になっていた。本日メンテナンスが終了し、入出金再開となったが、価格下落につながる可能性もあるため注意が必要と言える。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

本日の株式市場は、日経先物の反発を見て、昨日とは一転してやや強気ムードに。仮想通貨の関連銘柄も陽線が目立った。

その一方、仮想通貨取引「Zaif」がハッキングを受けて巨額の通貨が不正流出した問題で買われていた、サイバーセキュリティ関連銘柄のテリロジー(3356)が急落を伴いストップ安。短期間で大きく上昇していたこともあり、機関などに売り仕掛けられた可能性がある。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/27 土曜日
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア