Magic Ticketが急騰
ユニコーンWeb3企業であるNFT電子市場大手「Magic Eden」は独自のトークンエアドロップを示唆している。
Magic Edenは23日、プラットフォームのコードやスマートコントラクトを、”NFT”トークンによって管理される新たな分散組織「Non-Fungible DAO」に移行すると発表した。
Decentralization is essential to the global adoption of NFTs. Magic Eden will be open-sourcing and contributing all of its NFT trading and minting protocols to Non-Fungible DAO. https://t.co/5gUzwqdDnh
— Magic Eden 🪄 (@MagicEden) January 22, 2024
発表によると、Non-Fungible DAOはコミュニティ・トークンによって運用される組織で、「独自に開発されたスマートコントラクトを含む、主要チェーン(Solana、Bitcoin、Ethereum、Polygon)におけるNFTのための最高のオープンソース技術を所有し、管理する。」
「トークンをエアドロップする」とは明言していないが、DAOへの分散化はユーザーへのトークン分配を意味する傾向は高く、公式Discordでも様々なヒントが出ているところだ。
また、現時点ではトークンはローンチされていないため、詐欺トークンに要注意だ。
Magic Edenが以前発行したリワード関連の「Magic Ticket」NFTは今回の発表を受けて約2倍急騰した。
Magic Edenは2021年にローンチされたソラナチェーンNFTの電子市場で、2022年11月にポリゴンNFTを導入し、昨年3月からはビットコインのOrdinalsへの対応も開始。また、RWA分野にも進出し、昨年10月に、「Collector」というソラナ基盤のRWA(現実資産)をトークン化するマーケットプレイスと提携し、トークン化されたポケモンカード(NFT)の取引を始めた。
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さらに、2022年6月時点の企業評価額は16億ドルで、数少ないWeb3ユニコーン企業(10億ドル以上)になった。(現在の評価額は不明)