はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

活性化するビットコインL2開発、エコシステムの急成長につながるか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BTC L2開発が隆盛

BitVMコミュニティによると、ビットコインL2の開発が活発化しており、現在30を超えるプロジェクトが市場で公開されているという。プロジェクトの分野は、サイドチェーン、オフチェーン演算、ロールアップ、データ可用性、統合AI、分散型インデックスなど多岐にわたる。

このようなL2チェーンは、ベースレイヤーであるビットコイン・ブロックチェーンの有用性を高め、ビットコインの新たな需要を生み出し、資産価値を高める可能性があると見られている。

レイヤー2(L2)

レイヤー2とは、「2層目」のブロックチェーンのこと。全ての取引履歴をメインチェーンに書き込むと負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながる。そこで、取引履歴の一部をオフチェーンやサイドチェーンに記載するようにすることでメインチェーンへの負荷軽減や処理速度向上を期待することができる。

▶️仮想通貨用語集

その中でも注目されているBitVMは、ビットコイン上のスマートコントラクトの実用性を強化する拡張機能プロトコル。イーサリアムのL2スケーリングソリューションである「Optimistic Rollup」と“似た”アプローチを採っており、オフチェーンで計算処理と検証のシステムを設け、結果のデータをオンチェーンで保存する。

昨年10月にビットコイン関連の開発組織ZeroSyncの貢献者ロビン・ナーリス氏が論文を公開。一切のネットワーク変更なしに、ビットコイン上の契約をチューリング完全とするもので、ビットコイン機能の大幅な拡張が可能となる。

関連:ビットコインのスマートコントラクトを強化する提案「BitVM」とは?

様々なL2プロジェクト

Web3調査投資会社のTrustlessLabsは、新たな主要L2プロジェクトを以下の分野に分類した。

サイドチェーン

  • BEVM
  • Map Protocol
  • Merlin Chain
  • ckBTC

データ可用性

  • Nubit
  • Veda
  • Babylon

ロールアップ

  • BitVM
  • Bison Network
  • B² Network
  • SatoshiVM
  • Chainway
  • QED Protocol

分散型インデックス

  • UniSat
  • Rooch Network

TrustlessLabsは、暗号資産(仮想通貨)業界は急速に変化しており、新たなビットコインL2が「毎秒誕生している」と、その勢いを形容。ビットコイン・エコシステムが、レイヤー2の構築によって、今後大きく発展していくと示唆した。

イーサリアムの成長に追随するか

「Punk3700」と名乗るビットコイン仮想マシン(BVM)の開発者は、仮想通貨メディアCryptoBriefingとのインタビューで、BVMを「ビットコイン上の仮想通貨消費者アプリにパワーを供給する分散型アマゾン・ウェブ・サービスのようなもの」と説明した。

2024年はビットコインにとって重要な年になると同氏は見ている。ビットコイン現物ETFの実現は、資産クラスとしてのビットコインの成熟度を示唆しているが、消費者向けアプリを提供するビットコインL2は、ビットコインの普及を促進すると指摘した。

また、ビットコインのL2エコシステムは未だ開発の初期段階にあり、大きな成長の余地がある点で、2017 年から 2018 年にかけてのイーサリアム開発の初期に類似しているという。

L1チェーン上のBRC-20トークンやOrdinalsのようなビットコイン基盤の資産の急増は、ビットコインL2上のDeFiが爆発的に成長する準備ができていることを示唆している。

関連:中国規制準拠のブロックチェーン「Conflux」、EVM互換のビットコインL2立ち上げへ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/14 土曜日
13:20
量子コンピュータがビットコインを破るのは10〜20年後で猶予あり、アークインベスト予測
キャシー・ウッド氏率いるアークインベストが量子コンピュータのビットコインへの脅威を分析。現状は脅威なしとしつつ、今後のリスクを楽観・中立・悲観シナリオで解説した。
10:49
ストラテジー、単週で1.1万BTCを追加取得か──「画期的」と評価される資金調達手法STRCの全貌
マイケル・セイラー率いるストラテジーが変動金利永久優先株「STRC」の売出を通じ、1週間で8億ドル超を調達して1.1万BTC以上を購入した可能性が浮上。既存株主の希薄化を防ぐ画期的な資金調達手法の詳細と、市場専門家の見解を最新推計と共に解説。
09:50
ユーロポールら、違法プロキシ摘発 5億円超の仮想通貨押収
ユーロポールと米司法省が違法プロキシ「SocksEscort」を摘発。163か国36万台超のデバイスを乗っ取り、不正IPアドレス提供で仮想通貨詐欺などを助長していた。
09:20
メタコンプ、アリババ出資で累計55億円調達 ステーブルコイン決済基盤のアジア展開を加速
シンガポールのメタコンプは3月にアリババが参加したプレA+ラウンドを完了し、3カ月間の累計調達額が3500万ドルに達したと発表した。
08:20
米財務省、北朝鮮IT労働者の不正活動で制裁措置
米財務省は、北朝鮮のIT労働者の不正活動に携わったとして6名の個人と2社に制裁措置をとったと発表。仮想通貨ビットコインなどのアドレスも制裁対象リストに追加されている。
07:10
仮想通貨富豪のネイビス島開発に「贈賄」疑惑か、住民への月額100ドル支給提案に波紋
ビットコイン初期投資家のオリヴィエ・ジャンセンス氏が、カリブ海のネイビス島で進める「デスティニー・プロジェクト」が物議を醸している。政府承認を条件とした全住民への月給支給提案に対し、野党から「公的贈賄」との厳しい批判が上がった。
06:30
USDCが調整済み取引量でUSDTを上回る、みずほ証券がサークルの評価引き上げ
みずほ証券が2026年3月13日付リポートで、サークルのUSDCが2026年累計調整済み取引量においてテザーのUSDTを7年ぶりに逆転したと報告した。
06:00
著名投資家ドラッケンミラー、ステーブルコインが15年以内に決済の「主流」になると予測
億万長者投資家のスタンレー・ドラッケンミラー氏が、ステーブルコインの将来性を高く評価。今後10〜15年以内に世界の決済システムが同技術に移行するとの見解を示した。
05:40
イーサリアム財団、組織指針「EF使命文書」を公開 エコシステムにおける役割を明文化
イーサリアム財団は3月13日、組織の使命と原則を明文化した「EF Mandate」を公式ブログで公開した。検閲耐性・オープンソース・プライバシー・セキュリティからなるCROPS原則を中核に据え、財団を「多数いるステワードの1つ」と位置づける内容となっている。
05:00
大手銀HSBCとスタンダードチャータード、香港のステーブルコイン発行ライセンス第1陣取得へ
HSBCとスタンダードチャータード銀行が香港金融管理局(HKMA)によるステーブルコイン発行ライセンスの第1陣として認可される見通しで、香港が仮想通貨ハブ構築に向けた規制整備を加速させている。
03/13 金曜日
21:20
TOKEN2049 Dubai、2027年4月に延期 地域情勢の不透明さ受け開催断念
世界最大級のWeb3カンファレンス「TOKEN2049 Dubai」が、地域の安全保障や国際的な移動・物流への影響を理由に2027年4月21〜22日へ延期。登録済みチケットは自動移行、TOKEN2049 Singaporeへの振替も可能。
18:05
JPYC向け会計監査ツール「JPYC Explorer」提供開始 アステリアと暗号屋が共同開発
アステリアと暗号屋が日本円ステーブルコインJPYC向けの会計監査ツール「JPYC Explorer」を共同開発。自社管理型フルノードによる取引検証で、監査法人・上場企業のブロックチェーン監査に対応する。4月1日提供開始、月額50万円から。
17:51
米上院院内総務、クラリティ法の4月以前の前進は困難と示唆=報道
米上院のスーン院内総務は、仮想通貨市場構造法案「クラリティ法」が4月以前に上院銀行委員会を通過する可能性は低いと示唆。ステーブルコイン利回り問題をめぐる業界間の対立が審議の遅延に影響している。
16:44
ガーナが仮想通貨規制サンドボックスを始動 11社が参加
ガーナ証券取引委員会は仮想通貨取引プラットフォーム11社を規制サンドボックスに認定した。昨年12月に成立したVASP法に基づく初の実践的措置で、各社は12カ月間、監督下で運営を行う。
15:10
地銀系証券で国内初 十六TT証券がST取扱い登録完了、3社スキームで不動産ST販売へ
十六TT証券が2026年3月5日付でSTの取扱い変更登録を完了。地銀系証券会社としての事例で、東海東京証券・BOOSTRYとの3社による取次スキームも発表された。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧