はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをSuiに拡大

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米国債建てトークンUSDYをSuiに導入

金融サービス企業Ondo Financeは8日、米国短期国債を裏付けとしたUSDYを、レイヤー1ブロックチェーン「Sui」に導入すると発表した。Suiにおける、初のネイティブ・ドル建てトークンになるとしている。

USDYは、Suiの主要なDeFi(分散型金融)プロトコルに組み込まれ、安定した流動性のある投資オプションとして、Suiのエコシステムを強化していく。

USDYはステーブルコインの一種ともみなされるが、米短期国債と銀行預金を裏付け資産に持つRWA(現実資産)型のトークンであり、所有者は利回りを得ることも可能だ。

関連米Ondo Finance、米国債と銀行預金担保のUSDY発行 ステーブルコインに対抗

RWAとは

「Real World Asset(現実資産)」の略。ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産、株や債権等の有価証券などが含まれる。

▶️仮想通貨用語集

関連現実資産トークン化に投資家の関心が集まる理由、リアルワールドアセット(RWA)とは

Suiへ展開する意義

Ondo FinanceのNathan Allman CEOは、SuiへのUSDY導入の意義について、次のように語った。

DeFi分野におけるSuiの目覚ましい上昇は、ブロックチェーン技術の持つ可能性を実現するものだ。また、今回はSuiのオンチェーン金融エコシステムへ私たちが貢献するための機会となる。

Suiとの協力により、Ondoのリーチが広がり、Ondoが提供する、信頼性が高く収益も生み出せる資産USDYをより広いユーザーに紹介し、エコシステム全体でのイノベーションと安定性を促進するものだ。

Sui財団のマネージングディレクターGreg Siourounis氏も、「Suiにおける最近のDeFi取引量の増加はすでに業界をリードしており、Ondoの参加により、その軌道がさらに強化される」と話している。

Ondo Financeは昨年11月、イーサリアム(ETH)のL2「Mantle Network」でもUSDYをローンチしていた。

関連Ondo Finance、RWAトークン「USDY」をイーサリアムL2「Mantle」にローンチ

躍進中のSui

出典:DeFillama

Suiは、処理能力の高さを特徴とする、スマートコントラクト機能を搭載したレイヤー1ブロックチェーンだ。

ネットワーク上の預かり資産(TVL)は過去4ヶ月で約1000%増加した。DeFillamaによると、記事執筆時のTVLはブロックチェーン別ランキング9位であり、約740億円(約5億ドル)に達している。

成長の背景には初期ユーザーへのインセンティブ提供や、エアドロップに対する期待が指摘されているところだ。リキッドステーキング、分散型取引所(DEX)、レンディングプロトコルなど様々なアプリケーションも拡大している。

関連DeFiのTVLトップ10入りのSui、躍進の背景は

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/05 日曜日
11:30
ビットコイン1700万円台後半に回復、米政府機関閉鎖で逃避資金流入|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン円相場は1775万円周辺まで反発。米政府機関閉鎖による逃避資金流入と利下げ期待の復活が支援材料に。ドル建て12万ドル回復で史上最高値更新の可能性を解説。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|自称「IQ276」投資家のBTCへの全財産転換に高い関心
今週は、自称IQ276の投資家によるビットコインへの全財産転換、米政府閉鎖による仮想通貨ETF承認手続き停滞、バイナンスによるビッグトレンド分析に関する記事が最も関心を集めた。
10/04 土曜日
13:30
仮想通貨強気相場を加速か? トランプ米大統領が最大2000ドルの給付金を検討
米国のトランプ大統領が関税収入を基に最大2,000ドルの国民給付金を検討している。コロナ禍では給付金がビットコイン上昇を後押ししており仮想通貨市場への影響が注目される。
11:40
ビットコインマイニング大手MARA、BTC保有量が1兆円に迫る
Maraが発表した9月の生産実績によると、218ブロックを獲得し前月比5%増を記録した。ビットコイン保有量は52,850BTCに達し、上場企業の中でストラテジーに次ぐ第2位の保有額。
11:05
ウォルマート傘下のワンペイ、仮想通貨取引機能を年内追加へ
ウォルマートが過半数を所有するフィンテック企業ワンペイが年内にモバイルアプリで仮想通貨取引とカストディサービスを開始すると報じられた。
10:15
ビットコイン現物ETFへの週間流入が3300億円到達、「アップトーバー」の兆しか
米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFへの週間流入額が3,300億円に到達した。過去データから10月の上昇傾向「アップトーバー」が注目されている。
09:50
テザーなど、金トークントレジャリー設立で2億ドル調達へ=報道
テザーとアンタルファがトークン化ゴールドを蓄積するトレジャリー会社設立のため2億ドル以上の資金調達を協議中とブルームバーグが報じた。
08:30
ビットコイン円建て史上最高値更新、米政府閉鎖で逃避資金が集中|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは4日、円建てで史上最高値を記録。米政府の閉鎖によって「無国籍資産」としてのビットコインの存在感が強まり、投資家心理は極めて強気である。
07:50
コインベースが連邦信託認可を申請、決済サービス拡大の狙いで
仮想通貨取引所大手コインベースが3日に通貨監督庁に国家信託会社認可を申請したと発表した。カストディ事業を拡大し決済関連サービスを提供する計画で、銀行になる意図はないと明言。
07:42
コインベースとSamsung、Galaxyスマホユーザーに仮想通貨体験を提供へ
コインベースとSamsungがパートナーシップを締結。まずは米国のGalaxyスマホユーザーがCoinbase Oneを試験利用できるようにして、仮想通貨の利用機会を提供する。
06:40
24銘柄以上の仮想通貨関連ETFが新規申請、米政府閉鎖で承認手続きに遅延
様々な投資運用会社が3日に24銘柄以上の仮想通貨ETFを新規申請したと報じられた。しかし米国政府閉鎖によりSECの審査プロセスが停止し、承認時期が不透明になっている。
06:10
BNBが1100ドル突破でBNBチェーン銘柄大幅高、CAKEが40%高騰
仮想通貨BNBが3日に1,100ドルを突破したことでBNBチェーンのネイティブプロトコルへの投資家関心が再び高まった。パンケーキスワップのCAKEトークンは24時間で約30%上昇。
05:45
イーサリアム財団、6.6億円相当ETHをステーブルコインに換金予定
イーサリアム財団が4日に1000ETH(6.6億円相当)を売却すると発表した。CoWSwapのTWAP機能を使用し、研究開発や助成金、寄付の資金調達を目的としている。
10/03 金曜日
18:27
野村HD傘下Laser Digital、暗号資産交換業登録を目指す
野村HD子会社Laser Digitalが、日本で暗号資産交換業者登録を目指し金融庁と協議中。スイス発の同社は国内金融機関向け事業展開を計画。
17:37
積立NISAの次は?35歳会社員のイーサリアム投資入門
積立NISA実践中の35歳会社員が、次の投資先として注目するイーサリアムステーキング。月5,000円から始められる暗号資産投資の基礎知識、積立NISAとの違い、リスクと対策を専門家がわかりやすく解説。家族への説明方法も紹介

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧