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【後編】仮想通貨の有名投資家ポイン氏インタビュー『初心者に伝えたい、ビットコインバブルの舞台裏』

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の億り人「ポイン」氏インタビュー後編
仮想通貨で億り人になった「ポイン」氏のインタビュー後編。2017年1月に0.6円で購入した仮想通貨XRPが約600倍に暴騰した時のエピソードなど、バブルに湧いた時期の状況を赤裸々に語って頂いた。

仮想通貨の億り人「ポイン」氏インタビュー:後編

―仮想通貨投資を始めたきっかけは

2016年冬まで普通にサラリーマンとして会社勤めしていたんですけど、休暇もほとんど取れないハードワークの中で体調を崩してしまい。ある時、ベットから起き上がれないっていう状態になってしまいまして…

会社に行こうとすると、吐き気がして。会社を休職して病院に通院しながら家に引き篭って過ごしていたんです。

それまでの人生は、わりと順風満帆というか。普通に大学に入ってわりと大きな企業にも就職できていたので、「今後の人生どうしよう」という不安で一杯でしたね。最初の頃は、九州の実家に帰ってゆっくり療養していましたが。

時間ができたので色々調べていて、「今の自分に稼げることはないかな、投資かなぁ」とか漠然と考えていたら、偶然会った友人から「儲け話がある」みたいな事を聞きまして。

結論から言うと、仮想通貨詐欺のセミナーだったんですけど…(笑)

友人に連れて行かれた時、明らかにやばい雰囲気が漂ってたんですよ。参加者は600〜700人くらいいて、渋谷の一等地の会議室をいくつか貸し切って、スーツの人が出てきました。

いきなり「10年もしないうちに米ドルはなくなるから、基軸通貨は仮想通貨になる。日本円を持っていては駄目だ。」みたいな話をされました。

ただ、詐欺師の話って虚実を織り交ぜるって言うじゃないですか。9割真実で1割嘘みたいな事はよく言われるんですけど、実際に話の導入部としてブロックチェーンに関して9割方ちゃんと話してたんですよね。

その話を耳にした時、やはりブロックチェーン自体には魅力を感じるなと。

セミナーでは、「私たちからしかリップル(XRP)買えない」みたいなことを言ってたんですけど、彼らから購入するのは違うのかなと思って、結局家に帰ってから、ブロックチェーンと仮想通貨リップル(XRP)について自分で調べてから買いました。

―どこでリップル(XRP)を購入されたんですか

最初は、コインチェックですね。

当時リップル(XRP)を買える日本の仮想通貨取引所は、「コインチェック、ミスターリップル(その後ミスターエクスチェンジに名称変更)、東京JPY発行所」の3つしかなかったんですよ。

コインチェックが販売所形式(投資家同士の板取引ではなく、取引所から購入できる)で一番簡単そうだったんで。だからコインチェックに口座開設しました。その当時は、即日買えたんですよね。2017年1月くらいですかね。

2017年のはじめ、元旦の1月1日に5万円入れてみて「あ、買えた!」みたいな。

で、値段が動いて「あぁ、これは面白いな」と思ったのがきっかけで、仮想通貨にどっぷりハマりました。

当時は結局50万円分購入したんですけど、1月に100万円分まで原資を増やして、その5ヶ月後くらい(ゴールデンウィーク辺り)にアルトコインバブルが起きて。

当時0.6円のリップル(XRP)が、買ってから3ヶ月くらいで50円くらいに高騰したので、3ヶ月で約100倍になるみたいな。

それが100万円が2500万円くらいに高騰して、「おぉすごいな…!」って。

本当にその時は働けないし、しかも当時、借金600万円くらいあったんで、人生どうしようってなっていた中で、バブルを一つ経験して借金を帳消しにするくらいの儲けができたので。

―5月時点で2500万円ですか?

含み益2500万円くらいです。すごいですよね。

その後は、原資の100万円分だけ抜いてそれ以外は放置してたんですけど、結局リップル(XRP)って上がる時は一気に上がるんですけど、下がる時も一気に下がるので…結局その時55円くらいだったのが、15円くらいまで暴落したんですかね。

2018年以降の下落率に比べると、1/3〜1/4なんで、そうでもないんですけど、でもあの当時からすると最高値の記憶があるから、どんどん落ちてきているねっていう形だったんですけど。

ただ、ビットコイン(BTC)は、ほぼ右肩上がりで上昇してました。2017年の10月、11月ぐらいから更にどんどん上昇して、本当に2017年は仮想通貨バブルだったなという印象が強いですね。

―ピークを記録した時期(2017年12月〜2018年1月)にはどれくらい資産が増えたんでしょうか?

1億円を超えてました。今思うとすごいですよね。

保有している中で一番多かったのがリップル(XRP)で、上昇スピードもビットコインの比じゃなかったので、1年で600倍くらいいったんじゃないでしょうかね? 0.6円から400円くらいまでいったんで。

もちろん1000倍みたいなマイナー通貨も、(探せば)あるにはあるんですけど。

撮影: CoinPost

―1億円は利確されたのでしょうか?

正直いうと、日本円にはあまり戻していないですね。

一部は戻したんですけど、ビットコインに移動した部分もありますし、リップル(XRP)そのままで持っている部分もありますね。

―それでも上がり方考えると、含み益考えると大きいですよね

そうですね。僕はビットコインに変えたんで、他の通貨ほど下落してないんですけど、リップル(XRP)で保有し続けた人は、年初来安値が約30円なので、1/10以下になってるわけじゃないですか。

年初に1億円分保有していたとしても、1000万くらいまで価値が下がってるわけなので結構大変です。

―利益確定のタイミングは難しいですよね

そうですね。あんまり利益確定しちゃうと、税金との兼ね合いがあるじゃないですか。

4000万円超えちゃうと最高税率55%かかってきちゃうんで、やっぱりそこを超えないようにとか色々考えると、あんまり利益確定できなくて。

―税金がネックで利益確定ができなかった話とかって聞きますか?

結構聞きますね。

やっぱり税金が気になるから短期トレードはしないって人もいらっしゃいますし、昨年末に利益確定ができた人は極一部だと思いますね。

まぁ僕は税金もありますけど、将来的にまだ上がるだろうとか、あとは持っておくとそれが何かに使えるだろうとか考えているので、正直今のところ日本円にするつもりはあまりありません。

ある程度円転もしくはアルトコインを売って、ビットコインの比率を高めるようにはしてるっていう感じですね。税金の問題は、本当に大変だと思います。(*インタビュー時期はBTC暴落前)

―仮想通貨取引所自体に抵抗はなかったんですか

そうですね。私も投資は初めてだったんですけど、こんなんで買えるんだみたいな感じで、特に抵抗なく買えましたね。

仮想通貨の投資を始める人にも当てはまって、私にも当てはまってるんですけど、結構はじめて投資をする若者が多いんですよね。

「株も為替もやったことないけど、仮想通貨やってみる」みたいな人は凄く多いです。

理由の一つは、「スタートアップっぽさを感じたりするから、若者が入りやすい」っていうのと、当時は本人確認などが現在ほど厳格でなかったので、投資しやすかったりとかするっていうのがあると思います。

あと、なんかやっぱり社会全般として新しい技術、ブロックチェーンというところに紐づいているみたいな。新しいものだから上昇しやすいよね、みたいな期待感もあるし。

(最低単位で100株購入に数十万円必要な株)と異なり、仮想通貨の場合は最低ロットがかなり安いですし、投資をやったことない人でも始めやすいと思います。

―コインチェックが良かった理由を教えて下さい

その当時いろんなブログを見て、コインチェックを勧めているところが多かったからですかね。あとやっぱり直感的に使いやすかったんで。

いろんな取引所を使ってみて、だから私もコインチェックはずっと推してましたね。今年は580億円の不正流出事件もあり、以前のようには推せなくなっていますが。

当時コインチェックがなかったとしたら、仮想通貨こんなにやってたかなっていうのはありますね。

最初はロウソク足とかも全然意味がわかんなくて。コインチェックはチャートを線チャートで表しているから、初心者にもとっつきやすかったですね。

撮影:CoinPost

―投資を始めたばかりの方には、ロウソク足なんだこれって感じなんですかね。

なんだこれって感じだと思いますよ、正直。

今はもちろんロウソク足見ますけど、最初はとっつきにくくて、画面にトレーダーが張り付いてるというようなイメージがありますね。とにかく難しい…みたいな。

だからコインチェックってローソク足じゃなくて、線表示にしたのはすごいなって思います。

今はPCを使ってますが、最初スマホでコインチェックを通じて買っていて。

やっぱりトレードってスマホでやりにくいじゃないですか。あれってやっぱりロウソク足のせいで。ロウソク足ってスマホでみると見辛いんですよね。

コインチェックは、スマホに最適化していて使いやすくて。

若者は今、PC持ってない方も多いんですよ。しかも仮想通貨投資家でPC持ってない人も結構いて、「PCの方がいいんですか?」「PC持ってないんですよ」って人もいるんですよね。

案外スマホだけで買ってる人って結構多いですよ。スマホに最適化したっていうコインチェックの戦略は、抜群なんだなと思いますね。

―投資の失敗談はありますか

これが上場するからとか、コインチェックにあるコインが上場するみたいな話があって、僕一時期そのコイン持ってたんで、よしと思って買い増しをしたりしたことですかね。

結局今めっちゃ下がってますからね。当時の1/10じゃ効かないと思うんですけど…。

エアドロップの先駆けみたいなことやってたんですよね、毎月満月の日にコインがエアドロップされるみたいなことをやっていて。

一時期すごく人気があったんですけど、エアドロップ辞めますみたいになってから急下落して、売るかどうか迷っていたら、コインチェックの話が出て。やっぱり持っておこうか迷っていたら、そのまま暴落を続けて…(笑)とかはありますね。

―最初の頃、身につけておけば良かった知識はありますか?

やはりチャートに関するテクニカル分析や、ニュースなどのファンダメンタル分析をもっと早くから身につけておけばよかったなって思いますね。

2017年は、買っておけば儲かるみたいな相場で感覚でトレードしてた部分があるので、もっと利益出せたかもしれないなと思います。

一方でレンジ相場や下落相場では、自分なりのトレード理論としてテクニカル分析やファンダメンタル分析みたいなものを使える人、そういう知識がある人じゃないと大変ですよね。

ポートフォリオを組んで長期運用しているだけだと、大きく利益を出すには難易度が高いと思います

―FXはやられてるんですか?

全体の資産から、1%〜5%ほどの比率でやってる感じですね。あんまり得意じゃないと思ってるんで自分でも。

瞬発力がないので、基本スイングトレードが多いですね。時間軸としては、数日〜数週間ぐらいのトレードが多いです。

―仮想通貨FX始めたのはいつ頃ですか?

仮想通貨市場の暴落に伴い、資産が減ったという事が一つの契機ですね。

去年から度々やってましけど、ちゃんとした利確や損切り、イグジットに理由がなかったりだとか、適当にトレードしていてあんまり儲からなくて。

今年に入ってくらいで仮想通貨市場が暴落し始めてから、ちゃんと勉強しようと思ってテクニカル分析やファンダメンタル分析だとか、空いてる時間に勉強し始めました。

―テクニカル分析で好きな手法はありますか

僕は移動平均線と、一目均衡表の雲くらいしか見ないです。

あとはラインを引くくらいですかね。あんまり沢山の種類使うと良くないと思ってるので。

多額で頻繁にトレードするわけではないので、遊び程度に、こういうときに効くんだなぁという勉強がてらですね。

―成功する投資家と、失敗する投資家の違いはなんだと思いますか

例えば仮想通貨の詐欺セミナーで、よく知らないのに唆されて買っちゃうような人は明確に向いていないでしょうね。

あとは、基本的にトレードって自分の手法を生み出すものだから、戦略性に富んで「自分なりのトレード手法の確立」とかしないといけないので、地頭良くないと難しいんだなぁっていうのは思いますね。

やっぱり、成功しているトレーダーはみんな賢いというか、頭が良い。

頭の回転が速いのかわかりませんが、みなさん「独自のトレード手法」や「独自の着眼点」を持ってますよね。

あとはリスク管理がうまい人は、致命的な大損することが少ないので、的確に損切りできるかどうかも大事だと思います。

―去年は現物ホールドしておけば儲かったと思うんですけど、今年はそう甘くないですよね

去年は持ってるだけでよかったんですが、今年は数日〜数週間という期間のトレードだと、急騰したら即売るなど利確や損切りをちゃんとできないと、しんどいかなぁとは思いますね。

今この通貨は割安かなとか、その通貨に対する「期待値の計算」だとかしっかりできないとダメだと思うんで、そうなるとどうしても思考回数が増えるじゃないですか、ガチホだったら安い時に買って、後はひたすら持っとくみたいな。

思考回数が増えると、自分なりのロジックがないと、トレードとして回らないと思うので、自分なりの「この時に買って、この時に売ろう」みたいな戦略とかを自分で持っていないとだめでしょうね。

そういう意味で、去年に比べると、自分で試して改善して…というような能力は必要になってきていると思いますね。

―海外ニュースも多いので、英語がわからないとトレードは厳しくないでしょうか

僕は、ほとんどできないですね(笑)

日本に比べると外国の方のツイッターとか、サイトは情報が早いですし、上質なレビューがあがってることが多々あるじゃないですか。

だからやっぱりグーグル先生に頼ってます(笑)

まぁ、それでもある程度内容はわかるんで。意外といらっしゃるみたいです。英語全然読めないけど、グーグル先生使ってRedditとか読む人。

(その後、英語を学ぶためセブ島に留学)

―ICO投資には手を出さなかったんですか?

ICO去年やってましたよ、今年は全然やってないですけど。

海外だと、そういう質の良い仮想通貨のレビューサイトがあるじゃないですか。例えばICO Dropsとか。

ああいうのをしっかりと読んで、ICO投資できればよかったですけどね。

(CoinPostは)海外の情報すごいですよね、あれだけの情報を無料であげてるのってすごい。日本語の情報は、基本的に遅いですもんね。

―24時間相場が動いているからできることなんですかね

そうですね。逆に24時間空いていると大変なのが、最近(日本時間で)夜中と朝方に、相場が大きく動くじゃないですか。

結構トレーダーの方、特に会社勤めのトレーダーの方って大変そうだなと思うんですけど、でもまぁ全然24時間、土日も相場が動いているので、投資を全然やる分には大丈夫なんじゃないですかね。

僕が今年の8月〜10月にやっていた「ホリエモン仮想通貨祭杯トレードバトル」という企画があるんですけど、3人中1人がサラリーマンの方なんですよ。

一応そのアドバイザーとして、3人、僕とMOONトレーダーさんと、ゆいちゅうさんとでやってるんですけど、そのトレーダーに対してアドバイスとか日常の中でどれだけ今トレード時間とれますかみたいな話をしていて。

あるサラリーマンの方は仕事時間以外でしかとれないから、毎日2,3時間ぐらいをトレードにあてるみたいなことをやっていて、チャートに張り付いてトレードするみたいなことをやってますね。

トレーダーみたいなことを会社勤めの方もやれると思いますし、優良銘柄を保有して値上がりを期待して待つ…みたいなこともできると思うので、その人の時間がどれだけ取れるかで、「自分のトレードスタイル」を作り上げていけばいいんじゃないかなと思います。

―振り返ってみて、仮想通貨投資始めて良かったことはなんですか?

金銭的なところでいくと儲かったんで、生活に余裕ができましたし、仮想通貨投資の利益で借金がチャラになったとかですね。

それに、やりたいことをやれているっていう実感はあります。

あとは、仮想通貨投資を通して、仮想通貨やブロックチェーンなどの新興市場、成長産業のニュースを日々仕入れることができていることですね。

投資をすると関連市場のことを真剣に勉強するので、仮想通貨に未来を感じてすごく面白いですし、将来社会のインフラにもなると思っているので、そういう業界にいるのは利点だと思います。経済とか金融とかっていうのも、すごく勉強するようになりました。

いろんな人と繋がることができたというのも大きい。投資に限らず、僕の場合はブログやってたりとかオフ会をやったりしてるので、それらを通して色んな人と会ったりするのは面白いですね。

ただ、社会的にはやっぱりまだちょっと仮想通貨業界にいるって話すと「大丈夫?」っていう反応が多いと思います。コインチェックの不正流出事件とかありましたし。

でも、だからこそ今からやっておく価値はあるんじゃないかと思いますね。インターネットも最初の頃は多くの人が懐疑的だったと思うんですよ。「インターネット大丈夫?」みたいな

でも、現在では誰もが当たり前のように使用していて、実社会で欠かせないものとなっている。仮想通貨・ブロックチェーンもいずれそうなっていくのではないかと思っています。

仮想通貨を通じて経済などを学べるっていうのは、若者にとってもいいことだなぁと。日本の学校では、なかなか金融教育をしてくれないので。

―今後、仮想通貨が社会にどのような影響を与えていくと思いますか?

そうですね。日本や世界中で仮想通貨取引所がすごく盛り上がってて、それは「日本円(法定通貨)と仮想通貨との交換」が、去年、今年と頻繁に行われたってことです。

ただ、これからは「仮想通貨と時間」とか、「仮想通貨とライティング」とか、「仮想通貨と何かの交換」が盛り上がってくるんじゃないかなっていうのは、イベントに登壇した際などずっと話しています。

例えば、分散型ソーシャルメディアプラットフォーム「ALIS」でいうと、ブログ書いたらALISトークンをもらえるみたいな、ライティングスキルと仮想通貨の交換だったりとか、モナバコだとしたら、質問したらモナコインがもらえるみたいな。

それって基本的にユーザーが、一度仮想通貨を持ってみて、(その良さを理解して)仮想通貨をもらいたいと思わないと成り立たないと思うんです。

仮想通貨バブルが起きて、一旦みんなが仮想通貨を持った。

だからそのような仮想通貨と何かスキルとかを交換するようなサービスっていうのが成り立つようになっていて、現在「フィアット 対 仮想通貨」から「スキルや時間など 対 仮想通貨」の形に徐々にシフトしている段階なんだろうなと。

つまり、日本円を増やすゲームだった仮想通貨が、自分のスキルとか時間を使って仮想通貨を増やしていく。そして仮想通貨を持つことが価値になるみたいなところに少しずつシフトしていっているように思います。

だいぶ先の話になるとは思うんですけど、5年後とか10年後に仮想通貨を使うことで生活が成り立つ経済圏が生まれ、仮想通貨で社会が変わったねっていうことになっていくんだろうなと思うんです。

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―5年後、10年後、ポインさんはどのようなビジョンをお持ちでしょうか。

あんまり難しいことは考えていないですけど、本当に仮想通貨、ブロックチェーン業界が盛り上がればいいなと考えています。

どちらかというと、僕はエンタメっぽいことをするのが好きなので、そういうアカデミックな部分を勉強しながら、初心者にわかりやすく、面白く広めれたらいいなと。

ブログもそうですし、イベントに出るのもそうですし、最近では高校に行って授業させてもらったりとか、初心者にもにわかりやすく広めていく活動をし続けていきたいですね。

―仮想通貨投資を始める方に一言いただければ

仮想通貨は長期的にみると、業界的にも市場規模もどんどん大きくなっていくと思っています。

そんな中で、「仮想通貨を実際に持ってみる」っていう貴重な体験はしたほうが良いと思います。

もちろん、一気に大金を入れるとか、全財産を全てぶち込むとかはやめたほうがよくて、試しに1000円だけ買ってみるとか、毎月少しずつやってみるとかからでも良いと思うんですね。

いきなり夢を見ないみたいなところも大事かなと、正直今思ってますね。

ただ、始めたいと思ったら始めるべきだと思います。

今後社会に不可欠な事だと思いますし、やっぱり最先端テクノロジーなので、勉強っていう意味でも間違いないと思います。

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■プロフィール

ポイン 仮想通貨投資家/ ブロガー。

投資初心者にも関わらず、たった1年で100万円から億り人に。長時間労働による過労で倒れたことをきっかけに会社を辞め、やりたいことしかやらない『ハイパーニート』というライフスタイルを送る。

『仮想通貨ブログ『ポインの仮想通貨ハマって(中毒って)ます!!』 を運営。Twitterアカウントは @poipoikunpoi。

著書『億り人ハイパーニートポインの仮想通貨1年生の教科書』 はAmazon3部門でランキング1位を獲得し、即日重版のベストセラーに。

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