現在のネットワーク渋滞を軽減へ
先週4日から続くソラナブロックチェーンにおけるネットワーク混雑および処理速度低下を軽減するためのソリューションが見出されたようだ。
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9日深夜、ソラナで「適時投票クレジット」との提案がバリデータのガバナンスにより承認された。
「適時投票クレジット(Timely Vote Credits)」とは、迅速な投票を奨励することで、ソラナの混雑を緩和し、ブロック確認を迅速化するための機能だ。
🚨 BREAKING: Timely Vote Credits proposal has been approved by governance on @solana Mainnet.
— SolanaFloor | Powered by Step Finance (@SolanaFloor) April 9, 2024
(This feature will help alleviate congestion and speed up block confirmations on Solana by incentivizing quicker voting) pic.twitter.com/Oc2oqU7I9M
今回の提案を提出した開発メンバー「zantetsu」氏はソラナフォーラムでブロック投票に関する背景について以下のように説明した。
先週からソラナ財団と複数のエコシステム開発者が混雑問題の修正に向けて取り組んでおり、当時財団の戦略責任者であるAustin Federa氏は「バグの修正は来週にかけて行われ、状況は改善され始めるだろう。しかし、今後同じような問題を完全に解決するソリューションではない。需要が増え続けることが予想され、この需要に対応するためにシステムをスケールアップするための作業が必要だ」と指摘した経緯がある。
今回の提案がどれほど現在の混雑を解消できるかはまだ未知数だ。
一方、混雑を引き起こした1つの要因である「Ore(オーア)」採掘プログラムは9日、ソラナ上で最も使用されるプログラムとなっていた。総ユーザー数は124,865で、合計取引数は1,200万以上を記録したという。
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