更なる買い増しへ
ナスダック上場の米マイクロストラテジーは13日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを買い増しするために、約800億円(5億ドル)の転換社債売却による資金調達の提案を公開した。
同社によると、2032年を期限とする転換社債は適格機関投資家向けの私募で発行される予定。これらの社債は無担保で、半年ごとに利息が支払われ、現金、マイクロストラテジーのクラスA普通株式、またはその両方に転換可能だ。
マイクロストラテジーは新たに調達した資金を「ビットコインの追加取得と一般的な企業目的に使用する」としている。
同社は今年3月に、6億ドルの転換社債募集を実施し、その後同月に9,245 BTCを6.23億ドルの現金で追加購入。さらに、その後の2回の買い増しを経て、現在214,400 BTCを保有している。
なお、同日の別の声明で、6.5億ドル相当の2025年転換社債を償還すると発表した。
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