CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム現物ETFの宣伝競争開始か BitwiseがNFT動画広告を公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムの宣伝動画

米暗号資産(仮想通貨)運用企業Bitwiseは20日、イーサリアムに関するテレビCM向けの動画を公開した。

同社は米国でイーサリアムの現物ETFを申請している企業。今回の動画公開によって、イーサリアム現物ETFに関する宣伝競争が始まるとの見方が上がっている。

Bitwiseは昨年12月、ビットコイン現物ETFが米国で承認される前に、ビットコインとETFに関する動画を公開していた。この時も、まだ米証券取引委員会(SEC)がビットコイン現物ETFを承認する前だったが、宣伝競争が始まるとの声が上がった。

関連米国でビットコイン現物ETFの宣伝競争開始か Bitwiseが動画広告を公開

ビットコイン現物ETFの時と同様、タイミング的にイーサリアム現物ETFを意識したとみられる宣伝動画を公開したのは、Bitwiseが初めてとされている。

関連「イーサリアム現物ETFには最初の5カ月で最大48億ドルが純流入する可能性」K33分析

動画の内容

動画は、従来の証券取引所とイーサリアムの違いを表した内容。両者をそれぞれ2人の役者が擬人化し、証券取引所役の男性が午後4時にベットで寝ようとすることで、イーサリアムとの取引可能時間の違いを表している。

その上で、もう1人の男性が「ステーブルコイン、NFT、ローンなど、人々は私に週末を含め24時間アクセスすることができる」と話す内容。なお、直接的にETFを示す内容は含まれてはいない。

この動画はNFTとして「ZORA」のプラットフォームで発行することが可能。NFT制作者としての収益の半分は出演者に提供し、残りの半分はイーサリアムの開発者を支援するため、「Protocol Guild」に寄付するという。

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

審査状況

米国のイーサリアム現物ETFは、発行者側の書類をSECが承認すれば、取引が開始できるところまで審査が進んでいる。早ければ、7月2日も取引が開始されるとの見方もあるが、SECのゲンスラー委員長は、承認は夏の終わり頃になる可能性があると述べていた。

Bitwiseについては、18日に申請書類を更新したことがわかっている。この時、関連会社のBitwise Investment Managerが、最初にETFを250万ドル(約3.9億円)購入する予定であることなどが明らかになった。

関連Bitwise、イーサリアム現物ETFに4億円の初期投資

Bitwiseの最高投資責任者は20日、ビットコインに加えてイーサリアムをポートフォリオに加えるメリットを3つXに投稿。メリットの内容は以下の通りである。

  • 資産を多様化できる
  • 投資対象にするユースケースを多様化できる
  • 絶対収益とリスク調整後のリターンが増えることをデータが示している

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

関連イーサリアム(ETH)|投資情報・リアルタイム価格チャート

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
10/27 日曜日
13:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、アバランチのVisaカード発行やAI系ミームコインGOATの高騰など
仮想通貨市場の1週間の動きをまとめ、ビットコイン、イーサリアム、XRP、アバランチなど時価総額上位の仮想通貨の最新の材料を紹介。米国著名投資家の発言やマイクロソフトのビットコイン投資検討など、重要なトピックスも取り上げた。
11:30
心理的節目の上抜けに成功すれば、ショートカバー伴い最高値を試しにいく展開も視野|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが1000万円台前半で底堅い推移となるビットコイン(BTC)相場を分析。今週の相場失速で失望するのは時期尚早だと言及し、今後の展望を解説した。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|DOGE時価総額3兆円突破に高い関心
今週は、ドージコインの時価総額3兆円突破、米政府のウォレットから30億円相当の仮想通貨が不正流出した可能性、マイクロソフトのビットコインへの投資評価に関するニュースが最も関心を集めた。
10/26 土曜日
14:00
「ビットコイン現物ETF、個人投資家が需要の8割を占める」バイナンスが報告
バイナンスがビットコインの流通量4.5%を現物ETFが保有していると指摘。個人投資家主導の需要拡大と機関投資家の緩やかな参入を分析している。
11:55
リップル社、仮想通貨XRPめぐる対SEC控訴裁判で4つの論点を提出
リップル社がSECとの裁判で控訴審に向けた陳述書を提出。ハウィーテストの適用など4つの重要論点を提示している。
07:20
マイクロストラテジー、24年ぶりの高値 ビットコイン強制売却の可能性は「極めて低い」 BitMEXが分析
BitMEX Researchのアナリストは、マイクロストラテジーが現在の債務構造に基づいて保有しているビットコインを強制的に売却する可能性は「極めて低い」と主張した。
06:35
ハッカー、米政府の仮想通貨ウォレットに大部分の流出資金を返還
米政府の仮想通貨ウォレットから流出した約30億円相当の資金のほとんどが、24時間以内に返還されたことが観測された。
06:15
テザーCEO、米政府捜査の報道を否定
ステーブルコイン発行企業テザーのパオロ・アルドイーノCEOは26日、米国の連邦検察当局が同社を調査しているとのWSJ報道内容を否定した。
10/25 金曜日
18:05
AIエージェントと仮想通貨の融合 コインベースが描く未来像
米コインベース・ベンチャーズは、人工知能(AI)とブロックチェーン技術の新たな融合がデジタル経済を変革すると主張。Web3上で、自律型AIエージェントが人間と自由にやりとりする世界「エージェントWeb」が誕生する未来のビジョンを描いた。
13:28
国内における「暗号資産ETF」実現に向け、 ビットバンクが勉強会の総意として提言公表
暗号資産(仮想通貨)bitbankを運営するビットバンクは、証券会社や資産運用業者、信託銀行等と共同で行う「国内暗号資産ETF」勉強会への参加とともに、参加メンバー一同として日本における暗号資産ETFの実現に向けた提言を発表した。
11:40
個人マイナーが再びビットコインブロック採掘に成功、3200万円相当の報酬獲得
仮想通貨ビットコインのソロ個人マイナーが再び大きな報酬を獲得したことが判明した。9月に続く事例である。
10:45
1995年公開「攻殻機動隊」のNFT、アニモカブランズジャパンから発売へ
今回は第一弾で、1995年に公開された押井守監督作品『攻殻機動隊』をフィーチャーしている。このNFTコレクションでは、作中に登場するキャラクターのパーツを、Mocaverse、CoolCats、San FranTokyoのPFP専用Traitsとしてそれぞれ描き下ろした世界に1つだけの作品となっている。
09:35
米国ビットコイン現物ETF、約100万BTCの保有でサトシ・ナカモトに迫る
米国ビットコイン現物ETFの保有BTCが98.5万枚を突破。サトシ・ナカモトの推定110万枚に接近している。
07:50
マイクロソフト、12月株主総会で「ビットコインへの投資評価」を議決権行使項目に設定
米IT大手マイクロソフトは12月上旬に予定されている2024年の年次株主総会に向けて、「仮想通貨ビットコインへの投資の評価」を議決項目の1つとして設定した。マイクロストラテジーのようにビットコイン保有企業になるか。
07:20
取引所らの企業、日本の仮想通貨ETF誕生に向け提言作成
日本で仮想通貨ETFが承認されることを目指し、取引所や法律事務所らが税制改正などを含め提言を作成した。対象銘柄をビットコインとイーサリアムに絞ることも提案している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧