はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 比較 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨採掘大手Bitmain傘下のAntpool、SegWitブロックのマイニング停止か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットメイン参加のAntpoolがSegWitブロックのマイニング停止か

世界最大級の仮想通貨マイニング企業Bitmainの傘下でビットコインのマイニングを行なっているAntpoolがSegWitブロックのマイニングを停止している可能性が浮上した。

Bitmex Researchは、Btc.comのデータを引用しながら、Antpoolがブロック容量がSegWitを利用してマイニングされたブロックより容量が小さいブロックを多く生成している傾向を指摘している。

Bitmainは、ビッグブロック派と呼ばれていたグループに属しており、SegWitブロックを受け付けない状況が可能性として見られている点は、注視したい動きとなる。

Asicブーストに関する変化も

また、先月Bitmainは自社のS9マイニング機器を対象にOvert ASIC Boostを利用が可能となるアップデートを行なった発表も行われた。

Asic Boostの種類には、今回発表されたOvertとは別に、Covertがあり、その大きな違いを簡単に説明するとAsicBoost(チートマイニング)を行なっているかが公開されるかという点となる。

今までは公開型となるOvert ASIC Boostの利用は公言せず、あくまでもチートマイニングを大々的に行なっている旨は言及していなかったため、今回の発表でAsicブーストを大々的に使っていくことを公言する重要な動きとなる。

またそれに直接関係があるか定かではないが、10月15以降Asic Boostを利用したマイニングが増加している傾向がAsic Boostで承認された取引数を記録サイトの統計から見られている。

出典:AsicBoost Block Explorer

収益悪化に伴い、マイニング機器の値段を落として販売を続ける同社は、米中貿易摩擦の関税の影響も懸念されており、本格的に収益面重視の動きに出た可能性は十分に考えられるだろう。

SwgWitブロックの件も含め、マイニングの状況や、ビットコインを取り巻く状況が再度変化しつつある(Bitmainは主導できる実力がある)かもしれないため、注意して状況を追っていきたいところだ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨採掘大手Bitmainが自社製品に『チートマイニング:AsicBoost』実装を公式発表
マイニング最大手企業Bitmain社がS9対応の新たなアップデート、AsicBoostを発表。各Antminer機種の効率が上昇し、強力で長期的なビットコインネットワーク構築につながると言及している。
Bitmain傘下企業、ビットコインマイニングでAsicBoost使用|価格下落による収益悪化が影響か
9月5日、中国のマイニング機器大手Bitmainが、傘下のビットコイン採掘所AntPoolでAsicBoostを使用したと見られる。ビットコインネットワークの脆弱性を衝いたこの採掘手法は、これまでにもしばしば議論の的になってきた。昨年の議論を振り返り、AsicBoost使用の背景を探る。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/04 木曜日
17:45
2026年2月17日(火)、「Digital Space Conference 2026」開催決定
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(所在地:東京都港区、代表理事:北尾 吉孝、以下「当連盟」)は、2025 年 2 月 17 日(火)に、大規模カンファレンスイベント「 Di…
16:49
MUFGグループ、トークン化MMFの商品化へ Progmatと協業開始
2026年に機関投資家向け提供を目指す 三菱UFJアセットマネジメント、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ信託銀行の3社は4日、Progmat(プログマ)との協業を…
16:49
FRB利下げと流動性回復、2026年の仮想通貨市場の追い風か=Delphi Digitalレポート
仮想通貨リサーチ企業Delphi Digitalは、FRBの利下げ継続とQT終了、TGA取り崩し、RRP枯渇により、2026年に仮想通貨市場にとって追い風となる流動性環境が生まれると分析。ビットコインやイーサリアムなどデジタル資産に有利との見方を示した。
15:09
ランボルギーニとレジャー、限定ウォレット発表 「いつランボ買える」ミームに呼応
仮想通貨ハードウェアウォレット大手レジャーとイタリア高級車ランボルギーニが提携し、限定版「Ledger Stax」を2026年初頭に発売。フェラーリやポルシェなど高級ブランドのWeb3参入が加速する中、24万人超の仮想通貨ミリオネア増加が背景に。
13:25
米コネチカット州がロビンフッドなど3社に停止命令、無免許でスポーツ賭博提供と主張
コネチカット州消費者保護局がロビンフッド、クリプトドットコム、カルシに無免許オンライン賭博運営の停止命令を発行した。3社は州法に違反してスポーツ賭博を提供しており、利用者の資金や情報にリスクをもたらしているという。
12:26
チャールズ・シュワブ、2026年前半に仮想通貨取引開始へ 既存取引所に手数料圧力か
米大手証券チャールズ・シュワブが2026年前半にビットコインとイーサリアムのスポット取引を開始。低手数料戦略で既存取引所に圧力か。バンガードやバンク・オブ・アメリカも参入し、ウォール街で仮想通貨の主流化が加速。
11:15
メタマスク、最大1万ドルの損失を補償する「トランザクション・シールド」開始 
仮想通貨ウォレット「メタマスク」が有料補償サービス「トランザクション・シールド」を開始。対象となる取引について月額9.99ドルで最大1万ドルの損失を補償する。
11:02
NTT Digital、仮想通貨ソラナのバリデータを運用開始
NTTドコモグループのNTT DigitalがSolanaバリデータ運用を開始。Dawn Labsが技術支援を担う。国内ではモブキャストHDもソラナ財団認定を取得するなど、企業参入が加速している。
10:45
三井物産デジタルAM、デジタル証券ファンドを早期償還
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券ファンド「日本橋・人形町」を早期償還し、当初予想3.0%を上回る年5.0%の利回りを達成。累計利益分配金は25億円を突破した。
10:30
「バイナンス・ジュニア」、キッズ向け仮想通貨口座導入 安全性に関する議論も
バイナンスが6~17歳向けの仮想通貨プログラム「バイナンス・ジュニア」を開始した。親の監督下でシンプルアーンによる資産運用などが可能となる。
10:26
イーサリアム保有企業購入量、ピークから80%急減 ビットワイズが指摘
ビットワイズの報告によると、イーサリアム保有企業の11月購入量は8月比81%減の37万ETHに急減。一方、ビットマイン社は12月に1.5億ドル相当を追加購入し、フサカアップグレードへの期待を示した。
10:00
スターテイルとソニーのソニューム、ステーブルコイン「USDSC」をローンチ
スターテイルは3日にソニーグループと共同で開発・運営するブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」において、米ドルステーブルコイン「Startale USD(USDSC)」と報酬システム「STAR Points」をローンチしたことを発表した。
09:45
ビットコインが1万ドル反発、イーサリアム「フサカアップデート」好感で10万ドル視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは反発の勢いを強めている。ETHの「フサカ・アップデート」を好材料とし、2日に付けた8万3,000ドル台から1万ドルの上昇を見せた。
08:55
米SECが仮想通貨含む高レバレッジETFを阻止、3倍・5倍商品の審査停止を通告
米SECが株式や仮想通貨の日次リターンを3倍・5倍に増幅するETFの審査を停止した。プロシェアーズは3倍レバレッジ仮想通貨商品を含む複数の申請を取り下げている。
08:02
アンソロピックが来年IPO検討か、評価額3000億ドル超目指す=報道
AI企業アンソロピックが早ければ来年にもIPOを検討している。マイクロソフトとエヌビディアから合計150億ドルの出資確約を得ており、オープンAIと上場を競う。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧