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ビットコイン価格と逆相関するテザー価格乖離再び、週足ラインが最大の鬼門か|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ビットコイン価格は、昨晩見せた急騰により、一時73万円台まで上昇したが、週足のラインに行く手を阻まれた。テザー(USDT)価格は、午前0時頃から逆相関するように下げ始め、03:30時点に0.94ドルまでの下落を見せている。

仮想通貨市場

ビットコイン相場

ビットコイン相場は、昨晩見せた急騰により、71万6000円付近から73万円近くまで上昇したが、週足のライン(赤色)に行く手を阻まれた。

このラインは、今年に入ってから何度も跳ね返され続けた週足のレジスタンスであり、意識されやすいポイントと言える。

しかし、日足チャートを確認すると、パラボリックが買い目線に転換しつつあることが読み取れる。

30分足チャートを確認すると、現在価格帯下には雲が位置しており、雲上に沿って、じわ上げで進んで行く可能性もある。

しかし、真上には鉄壁のラインがあるため、巨大ファンダの後押しなどで明確に突破しない限り、抜けるのは容易ではない。

反対に捉えると、ラインギリギリに位置しているため、赤ラインを突破し、73万後半以上まで上昇するのを待つのも一つの手かもしれない。

ビットコインキャッシュ(BCH)が市場を牽引

出典:bitbank

11月2日20時頃の4万7000円付近から上昇を開始し、5日の03時には6万6000円後半までの高騰を見せた。

この高騰が要因となり、BCHが市場全体を牽引するような形で、ビットコインを始めとする仮想通貨市場の全面高につながった。

今回のビットコインキャッシュ(BCH)の上昇要因に関しては、以下で解説している。

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テザーの価格乖離再び

出典:CoinMarketCap

本来、1USDT=1USDで価格担保されているステーブルコインだが、本日午前0時頃からテザー(USDT)価格が下落を始め、03:30時点に、0.94ドルまで下落を見せた。

同時刻帯にビットコイン(BTC)価格が逆相関するように上昇を始め、73万円付近までの急騰を見せている。

USDTの下落要因は不明だが、ビットコインキャッシュの大幅な急騰を見せたタイミングや主要アルトコインの上昇などタイミングが重なっていることが分かる。

現在では、価格乖離は見られず、安定している。

イーサリアム価格

週足のイーサリアムチャートを見ると、MACDがゴールデンクロスしていることが読み取れ、今まで下落続きだったイーサリアムにも、ようやく上昇に向かう兆しが見受けられている。

ただし、基本的に仮想通貨市場はビットコイン主導で動くことで、一筋縄では行かない可能性もあるため要注意だ。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

日経平均株価が−344.67円と軟調だったことに加え、明日に米中間選挙を控えていることで、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株も弱含み。

当社連結子会社による第三者割当増資の実施及び子会社の異動に伴う株式評価益の計上(見込)に関するお知らせ」を発表した、メタップス(6172)が一時8%高となるも、終値ベースでは前日比+2.68%に。

SBIインベストメント、ファミリーマートホールディングスのグループ会社、伊藤忠商事、SMBCベンチャーキャピタルなど、複数の事業会社および投資機関から12.8億円の資金調達を実施、今後はメタップスの連結子会社から「持分法適用会社」となり、株式会社pringとしてIPOを視野に入れた事業拡大を加速するとしている。

そのほか個別銘柄では、マネックス、SBIホールディングス、フィスコが利確売りなどに押された一方、リミックス、セレス、グノシーなどが株価を続伸させている。

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