はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム現物ETFの横断幕をNYSEに掲揚 Bitwise、コミュニティに感謝も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

現物ETFの横断幕

米暗号資産(仮想通貨)運用企業Bitwiseは26日、同社が提供するイーサリアム現物ETF(ETHW)の横断幕が、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に掲げられたことを報告した。

Xの以下の投稿が、横断幕が掲げられた際の動画。この投稿時にBitwiseは、イーサリアムのコミュニティに敬意を表し、ETFの楽しみな旅の始まりを祝って、NYSEの取引終了のベルを鳴らすことも報告している。

上記の投稿が行われたのは、現地時間26日の朝。一方で、BitwiseのトップであるTeddy Fusaro氏は同じ動画を、同25日の夕方にXに投稿していた。Fusaro氏は、NYSEの正面に横断幕が掲げられたと述べている。

Bitwiseは6月、イーサリアムと従来の証券取引所を比較したテレビCM向けの動画を公開していた。今回の横断幕の掲揚が新たな宣伝につながり、ETFに資金が流入することが期待されている。

関連「ウォール街の投資家はイーサリアム現物ETFに及び腰」10x Researchレポート

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

ETFの状況

イーサリアムの現物ETFは、発行企業側の書類も米証券取引委員会(SEC)に承認され、23日から取引が開始した。「SoSo Value」のデータによれば、25日時点における資金フローは1.7億ドル(約270億円)超の純流出。純資産総額は89億ドル(約1.3兆円)超で、これはイーサリアムの時価総額の2.36%に相当する。

出典:SoSo Value

1日ごとの資金フローを見ると、23日以降は純流出が継続。BitwiseらのETFは純流入が続いているが、すでに取引されていた非上場投資信託をグレースケールがETFに変換した「ETHE」から流出が続いている。

ETHEは以前から市場に流通していたことに加え、手数料が他社のETFに比べて高いことが指摘されている。ETHEの手数料は2.5%で、例えばBitwiseは0.2%(一定期間は0%)だ。

一方、グレースケールは「グレースケール・イーサリアム・ミニトラスト(ETH)」というETFもローンチしている。ETHは手数料が安価に設定されており、グレースケールの資金流出を軽減するとみられる。同様の資金流出は、ビットコイン現物ETFがローンチされた際にも起きていた。

ETHの方の資金フローは初日から純流入が続いている。

関連SECが承認、グレースケールのイーサリアムミニ・ETF 手数料低減で資金流出を防ぐ狙い

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/12 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH1万ドル到達の可能性やBNBの過去最高値更新など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、BNB、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引の始め方|税制・手数料・リスクを徹底解説
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引を徹底解説。申告分離課税適用で税率20.315%の可能性、24時間365日取引、レバレッジ5倍など特徴を詳しく紹介。口座開設から注文方法、手数料、ファンディングコスト、リスク管理まで初心者にもわかりやすく説明します。
11:30
高値圏での日柄調整が続く可能性、半減期サイクルの節目に警戒感|bitbankアナリスト寄稿
BTC円は1900万円トライに失敗し1860万円台で推移。米政府閉鎖による指標発表延期で方向感欠く展開が続く中、10月18日に半減期サイクルの重要な節目を迎える。過去のサイクルを意識した売り圧力とETF資金流入の綱引きに注目。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税によるBTC暴落に高い関心
今週はメタプラネットの仮想通貨ビットコインの含み益、休眠クジラの6000億円BTC移動やトランプ関税などによるビットコイン急落、Binance JapanとPayPayの提携に関する記事が関心を集めた。
10/11 土曜日
14:30
13:20
ビットコインの年間の実現純利益が継続的上昇、今後の動向は=CryptoQuant
CryptoQuantが週間レポートで仮想通貨ビットコインの利確の動きは低調であるとして今後も上昇継続の可能性を予想した。一方、市場はトランプ関税発言で急落したところだ。
12:00
ケニア最大級のスラム街でビットコインが広がる理由|Afribit創業者インタビュー
ケニアの貧困地域で広がるビットコイン活用。なぜ使われ、どんな課題があるのか。現地取材による5つの質問と回答で、仮想通貨の実態をわかりやすく紹介。
10:45
「トランプ・ショック」でアルト市場に異常値 ATOMが一時0.001ドルまで暴落
トランプ大統領の対中関税警告で一部アルトコインがバイナンスなどで異常急落。ATOMは0.001ドルまで暴落しSUIは85%下落。過去24時間の清算総額は約3兆円に達した。
10:00
ノーベル平和賞めぐる情報漏洩か、ノルウェー当局が米賭けサイトのトレーダーに関する調査=報道
ノルウェー当局が2025年ノーベル平和賞の結果についてポリマーケットでの情報漏洩を調査している。受賞者マチャド氏は仮想通貨ビットコインの支持者として知られている。
09:45
米賭けサイト「カルシ」、3億ドル調達で評価額50億ドルに 140カ国展開へ
米予測市場カルシが3億ドルの資金調達を完了し評価額50億ドルに到達。セコイアやアンドリーセン・ホロウィッツが参加し事業を140カ国に拡大する計画を発表した。
08:10
世界大手銀行10行、G7通貨のステーブルコイン発行を共同検討
バンカメやゴールドマン・サックスなど世界大手銀行10行がG7通貨連動ステーブルコイン発行の共同検討を開始とBNPパリバが発表した。
07:30
32億円相当の仮想通貨を盗難か Hyperliquidのユーザーが被害者に
Peckshieldは、Hyperliquidのユーザーが32億円相当の仮想通貨を盗難されたことを報告。原因は秘密鍵の漏洩であると分析している。
07:00
キャナリー、XRPとソラナETFの申請を更新も長引く政府閉鎖が影響
米キャナリー・キャピタルがXRPとソラナETFの登録届出書を更新し手数料を0.50%に設定。SEC承認に向け前進するも政府閉鎖で承認プロセスが不透明な状況にとどまる。
06:30
モルガン・スタンレー、仮想通貨ファンドの顧客制限を撤廃=報道
モルガン・スタンレーが仮想通貨ファンドへのアクセス制限を撤廃し全顧客が投資可能にとCNBCが報道。10月15日から退職金口座を含むあらゆる口座で利用可能になる。
06:13
バイナンス創設者CZ氏への恩赦検討が進展 ホワイトハウス内で協議=報道
バイナンス創設者CZ氏への恩赦に関するホワイトハウス内の協議が進展していると報道された。トランプ大統領は恩赦に前向きだが体裁を懸念する声も。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧