イーサETFと差別化図る
野村ホールディングスの仮想通貨(暗号資産)資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
ブルームバーグによると、今週米国で登場した9つのイーサETFとは異なり、レーザーデジタルのイーサリアム・ファンドは、ステーキングから利回りを生み出し報酬を分配するという。
また、仮想通貨投資企業のギャラクシー・デジタルは、投資家に利回りを提供するイーサリアムのバリデーター・ノードの運営でレーザーデジタルを支援する可能性がある。
一方、ナスダックなどの公開市場で取引されるETFとは異なり、イーサリアム・ファンドは米国以外の適格投資家のみを対象としており、9月上旬から提供が開始される見込みだ。
米国のイーサリアムETFは規制上の懸念により、運用される現物ETHをステーキングしない方針を採っている。その結果、PoSステーキングによるイールドを得られないというデメリットもある。
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