9周年迎えたETH
暗号資産(仮想通貨)イーサリアムは30日に、2015年7月30日のジェネシスブロック生成から9周年を迎えた。
イーサリアムは現在、ビットコインに次ぐ時価総額第2位の大型銘柄だ。CoinGeckoのデータによれば、1周年を迎えた2016年の価格は13ドルであり、9年目には255倍に値上がりしている。
$ETH Price on Ethereum's Birthday 🎂
— CoinGecko (@coingecko) July 30, 2024
2024: $3,319
2023: $1,881
2022: $1,739
2021: $2,383
2020: $318
2019: $211
2018: $466
2017: $197
2016: $13
イーサリアムに関しては先週、米SECに初めて9つのイーサリアム現物ETFが承認され取引が開始されるなど、多くのマイルストーンを達成している。
関連:「ウォール街の投資家はイーサリアム現物ETFに及び腰」10x Researchレポート
ICO投資家、9年ぶりの送金か
一方で、9周年を迎えた際に、初期投資家によるETHの大量送金が確認されたようだ。
オンチェーンデータ追跡ツールLookonchainによると、ETHのICO(初期トークン販売)に参加した投資家の一人は30日に初めて、購入したイーサリアムの残高から1,111 ETH(5.6億円相当)を別のウォレットに送金したという。
この投資家はイーサリアムのジェネシスで2,000 ETHを取得し、ICO価格が約0.3ドルであったため、現在の価値は10,896倍の含み益を得ている。
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