WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコインのマイナー売りは減少傾向に」CryptoQuantレポート マイナーのリスクも指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインマイナーの動向

暗号資産(仮想通貨)の分析を行うCryptoQuantは7月31日、週刊レポートを公開し、ビットコインのマイナーによる売り圧が弱まっていると指摘した。

ビットコインマイナーの出金が減少しており、大口のマイナーはビットコインを蓄積し続けていると説明。また、ビットコイン価格が6万9,000ドル(現レートで約1,036万円)に回復するにつれて、ハッシュレートが上昇したとも述べた。

ハッシュレートとは

マイニングの採掘速度のこと。「1秒間に何回計算ができるか」を表しており、マイニング機器の処理能力を表したり、仮想通貨のマイニングがどれくらいのスピードで行われるかを示したりする際の指標として用いられる。

▶️仮想通貨用語集

まず、マイナーの出金をグラフにしたのが以下の画像(紫線、右軸)。今年の1月から7月までの期間で表示しており、CryptoQuantは年初と比較すると減少傾向にあるとした。

出典:CryptoQuant

上記のグラフによると、ビットコインの価格が初めて7万ドル(同約1,051万円)に到達した3月は、マイナーの1日の出金数量は合計1万〜2万BTCで推移していたが、7月はだいたい5,000〜1万BTCである。また、CryptoQuantは、半減期のあった4月や5月に急増した時よりも減少傾向にあると指摘した。

ビットコインの蓄積に関するグラフは以下。残高が1〜100BTCのマイナーが保有するビットコイン数の合計がピンク線、100〜1,000BTCを持つマイナーのビットコイン数の合計を紫線で表している(左軸)。たしかに、半減期後にピンク線が減少基調にあるのに対し、紫線は増加基調にある。

出典:CryptoQuant

また、ビットコインマイナーの計算能力を表すハッシュレートのグラフは以下(紫線、右軸)。半減期後は下がっていたが、7月後半から上昇していることが示されている。

出典:CryptoQuant

関連:ビットコイン半減期後のパターンと今後の価格予測 ETC GroupとPlanBの見解

マイナーのリスク

このように相場やネットワークに良い現状を伝える一方で、今回CryptoQuantは、手数料の低さがマイナーの1つのリスクになっていると指摘した。

マイナーは電力や高性能なコンピューターにコストをかけてマイニングを行うことで、マイニング報酬と手数料報酬を得ている。4月の半減期でマイニング報酬は文字通り半減しており、手数料報酬の重要性が一層高まった。

以下のグラフの通り、半減期直後は新しいトークン規格「Runes」がローンチしたことで手数料が急騰したが、現在は年初よりも低い水準で推移している。(紫線、左軸)

出典:CryptoQuant

CryptoQuantは、現在、マイナーの利益はビットコインの価格に大きく依存しているとの見方を示した。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/17 土曜日
05:00
2022年以来初、米国がビットコイン純輸入国に
チェイナリシスは、米国が2022年以来初めて仮想通貨ビットコインの純輸入国になったと明らかにした。1万ドル未満の小口送金は流出超、大口の送金は流入超だった。
10/16 金曜日
17:54
3メガ銀、共同発行ステーブルコインで国際決済の実証を完了
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の3メガバンクなど5社が、共同発行する円建てステーブルコインで三菱商事の国際決済を想定した実証を実施した。信託型の発行スキームとAML対策、2026年度中の実取引に向けた設計を整理する。
17:24
ANAP、ビットコイン評価損43.7億円を計上 前期の評価益12億円から反転
ANAPホールディングスは15日、2026年8月期に保有ビットコインの評価損43億7,466万円を計上したと発表。最終損失は73億2,300万円に拡大した。前期の評価益からの反転と、期中に開示した評価損の推移をまとめる。
16:51
英上場スマーター・ウェブ、83BTCのビットコインを追加取得 保有2830BTCに
英上場のスマーター・ウェブ・カンパニーが83BTCを約520万ポンドで追加取得し、ビットコイン保有量は2,830BTCに。優先株の調達資金でコインベースからの借入を圧縮したほか、累計のBTC売却額も開示した。
15:45
リップル社、株式や金属などに連動する無期限スワップを機関向けに開始
リップル社の機関投資家向けプライムブローカー「リップルプライム」が、株式やETF、金属、為替など100超の市場を参照するRWA無期限スワップの提供を始めた。ハイパーリキッド上の先物を参照し、24時間取引できる。担保にはRLUSDも使える(法域により異なる)。
14:53
SBIら、ドル建てOUSD連合に参画 円建てJPYSCと相互運用を検討
SBIホールディングスとスターテイルが、米ドル建てステーブルコインOUSDを推進するオープンスタンダードに参画した。ビザやコインベースなど140社超が加わる枠組みで、円建てステーブルコインJPYSCとの相互運用に向けた実証実験を検討する。
14:20
グーグル、量子コンピュータ「20年の壁」に前進 必須工程でエラー40分の1に
Google Quantum AIは、量子プロセッサ「Willow」で「マジック状態の培養」を実証したと発表した。エラーを約40分の1に低減し、T状態の論理忠実度99.99%を達成。成果は科学誌Scienceに掲載された。
14:01
オープンAIの研究モデル、イーサリアムのテストネットで他者の資金を無断使用
オープンAIは15日付の報告で、社内研究モデルがイーサリアムのテストネットSepoliaで、公開シードフレーズから第三者のウォレット鍵を導出し、無断で手数料を支払っていたことを明らかにした。モデルは許可を自問しつつ実行し、最終報告でも開示しなかった。
12:30
レジャー、不正部品攻撃は流通経路狙った組織的犯行と説明 対策も公開
レジャーは、同社仮想通貨ウォレットへの不正部品混入は組織的犯罪グループによる流通段階の改ざんだったと説明。東南アジアでの販売停止や陳列禁止など対策も公表した。
11:29
バイナンスUS、最大1億ドル調達へ 評価額約10億ドル=報道
米仮想通貨取引所バイナンスUSが最大1億ドルの資金調達を模索していると、ブルームバーグが報じた。評価額は約10億ドルで、2022年調達時の45億ドルを大きく下回る。予測市場への参入や州ライセンスの回復も視野に入れる。
10:50
上場ビットコインマイナー3社の9月採掘量、2社が前月比4〜11%減
仮想通貨ビットコイン採掘企業3社が9月の実績を報告。クリーンスパークとビットフフが前月比で減少し、カナーンは横ばいだった。データセンターや排熱利用などの進捗も述べた。
09:54
MSCI新ルール決定、メタプラネットなどビットコイン保有企業の指数除外可能性高まる
米指数算出大手MSCIが非事業会社をグローバル指数の採用対象外とする新基準の導入を発表した。5つの財務比率で判定し、11月30日に発効する。ビットコイン保有企業ストラテジーやメタプラネットへの影響と判定方法を整理する。
09:00
レジャー、新端末「Ledger Atom」発表 不正装置対策も計画
仮想通貨ウォレット大手レジャーは、新デバイスLedger Atomを発表。2027年夏にローンチしたり、不正装置対策を講じたりする計画を説明した。
10/15 木曜日
16:28
ドル建てステーブルコインUSDC払い可能な「Slash Card」一般公開へ
Slash Visionは15日、アプリ「Slash App」を正式リリースし、USDCで決済できるVisaカード「Slash Card」を一般公開した。事前登録制を終え、誰でもアプリから申し込める。運転免許証による本人確認にも対応した。
14:30
ビットコイン相場が膠着状態、8万ドルが重要な分岐点に=Glassnode分析
オンチェーン分析企業Glassnodeは、ビットコインが上値の売り圧力と下値の厚いサポートに挟まれた膠着状態にあると分析した。ETFの売り再開も影響し、8万ドルが重要な分岐点となるとみる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧