ソラナDeFiでの利用増加
ソラナ上のペイパルの米ドルステーブルコイン「PYUSD」の供給量が、イーサリアムメインネットの供給量を上回ったことがデータで明らかになった。
DuneやDefillamaのデータによると、ソラナ版のPYUSDは現在3.77億(553億円相当)以上で、イーサリアム版のPYUSDの3.56億を超えている。逆転したのは13日だった。
BREAKING: $PYUSD (@PayPal STABLECOIN) SUPPLY ON SOLANA FLIPS ITS ETHEREUM SUPPLY pic.twitter.com/jrN80HV7OX
— DEGEN NEWS (@DegenerateNews) August 13, 2024
ペイパルがソラナでPYUSDを発行し始めたのは今年の5月で、6月末以降ソラナでの発行数は急増し、チェーン上の占有率を50%超えてきた。
PYUSDの供給量増加の背景には、DEXのJupiterやOrcaが流動性プールに追加したり、レンディングプラットフォームKaminoがPYUSDの比較的高いAPY(年間利回り)を提供したりしていることがある。現在、Kaminoに供給されているPYUSDは7.2億円を超えている。
さらに、ソラナの手数料がイーサリアムより安いことも、供給量増加の要因として挙げられている。
ソラナDeFiのTVL(Total Value Locked)はSOL価格の回復に伴い急増し、1年前に比べて10倍以上で7,000億円を超えている。
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