はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

フィデリティ幹部が語る:仮想通貨ETFや国債トークン化の未来展望

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨ETFなどの見通しを語る

米資産運用大手フィデリティのデジタル資産管理部門責任者であるシンシア・ロー・ベセット氏は、暗号資産(仮想通貨)ETF、ステーブルコイン、トークン化された国債などについて見解を話した。The Blockが報じた。

べセット氏はまず、7月初旬に立ち上げたイーサリアム現物ETFについて、「需要のスピードが速かったことに驚かされた」と述べている。資産流入の伸びは、時価総額や規模をビットコインと比較した数値から推定していたものと、ほぼ同じだったとも続けた。

フィデリティ・イーサリアム・ファンド(FETH)の、8月12日時点における運用資産残高は約2.9億ドル(427億円)に達している。

関連: イーサリアムETF、相場暴落の8月5日に流入超過へ ビットコインETFは2日連続純流出

また、ベセット氏は、米証券取引委員会(SEC)はファンドに保有されている資産をステーキングできるイーサリアムETFをまだ承認していないものの、今後時間の問題で認可される可能性もあると意見した。

ステーキングは「イーサリアムへの投資機会に関する重要な要素」であり、「いつ承認されるかの問題で、承認されるかどうかの問題ではないと思う」と述べる格好だ。

この件については、ステーキング要素を組み込んだETFについてべセット氏のチームがSECの職員と「建設的な話し合い」を行ったとも述べている。

ステーキングとは

特定の仮想通貨を保有することで、その通貨のブロックチェーンネットワークを管理することに貢献し、対価として報酬を得る仕組み。厳密には、仮想通貨を保有するだけでなく、ネットワーク上に預け入れておく必要がある。銀行口座に法定通貨を貯金し、一定期間後に利子を受け取る仕組みに類似しているといえる。なお、ステーキングは、PoS(Proof of Stake)のコンセンサスアルゴリズムを採用している通貨で行うことができる。

▶️仮想通貨用語集

ベセット氏は、ビットコインとイーサリアムに続く、オルタナティブコインの現物ETFについては、まだ十分な需要があるとは確信していないと話した。新製品を打ち出す上では、主に顧客からの需要と、その資産の市場に、新製品を実現できる能力があるかを判断するとしている。

イーサリアムに続くETFとしては、ソラナが有力候補と見られており、6月にはVanEckが米国で初めてソラナの現物ETFを申請したところだ。

VanEckデジタル資産部門のマシュー・シーゲル氏は、ソラナ現物ETFの実現性は、ゲーリー・ゲンスラーSEC委員長の退任があるかどうかに左右されると話している。

関連: ソラナ現物ETF承認の鍵:米SECの変革と大統領選の影響

ステーブルコインや国債トークン化に注目

ベセット氏は、フィデリティが関心を持つブロックチェーン分野として、現実資産(RWA)トークン化についても注目していると述べた。その際には、顧客の需要や、ブロックチェーンが既存の資本市場ではできなかったことを可能にするかどうかに着目するという。

特に、トークン化については、トークン化された現金を表わすという点で、ステーブルコインが明確に使い道を提供しているとも続けた。その上で、次のように話している。

ステーブルコインの次に来る進化としては、トークン化された国債商品が挙げられる。その他には、信用(クレジット)や仕組み債などの分野で多くの興味深いプロジェクトが見られるところで、当社はそれらも調査している。

米大手資産運用会社ブラックロックは米国債トークン化ファンド「BUIDL」を立ち上げており、ローンチ後1週間で250億円超を集めるなど好調な滑り出しを記録している。

関連ブラックロックの米国債RWAファンド、4ヶ月で800億円の資金流入

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/27 水曜日
06:40
ストライブ、1109BTC追加購入 コインベース抜き企業保有7位に
ストライブは26日のSEC提出書類で、1109ビットコインを約8540万ドルで追加取得したと開示した。保有総数は16,500枚となり、コインベースとライオット・プラットフォームズを上回った。
06:15
ETH・SOLトレジャリー企業2社、米ラッセル指数組み入れ予備リストに掲載
仮想通貨DAT上場企業シャープリンクとフォワード・インダストリーズが6月29日付でラッセル2000・3000指数に組み入れられる予定。ビットコイン以外の仮想通貨トレジャリー企業として初の事例とみられる。
05:50
トム・リー率いるビットマイン、先週3700億円相当ETH新規購入 今年最大規模の週次取得
ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは5月26日、先週111,942ETHを購入し、保有総数が539万枚超に達したと発表した。仮想通貨・現金を含む総保有資産は123億ドルに上る。
05:00
ストラテジー、2388億円相当転換社債買い戻し完了 先週はビットコイン新規購入なし
ストラテジーが2029年満期の転換社債15億ドルを約13.8億ドルで買い戻し、転換社債残高を82億ドルから67億ドルに圧縮した。年初来BTC利回りは13.3%に達した。
05/26 火曜日
17:20
ユニスワップを騙る偽サイトが約6360万円を詐取、グーグル広告を悪用し検索上位に表示
ユニスワップを模倣した偽サイトがグーグル広告を悪用し約40万ドルを詐取。オンチェーンアナリストb-blockが警告し、DeFiLlamaでの公式リンク確認を推奨している。
16:22
ビットコイン現物ETF流出加速、機関の売り圧力が再燃=分析
スイスブロックは5月26日、ビットコインETFの資金流出が加速し、独自リスク指数が高水準に達したと分析。機関投資家の売り圧力が再び市場を支配しつつあると警告した。
14:44
ハイパーリキッド、オフチェーンイベント対応の正規予測市場を新たに展開
ハイパーリキッドがオフチェーンイベント対応の正規予測市場を開始。バリデーターが投票でHIP-4市場の展開・決済を管理する新たな分散型の仕組みを導入した。
13:35
バイナンスCEO、イラン関連資金巡るWSJ最新報道に反論 「根本的な事実誤り」
バイナンスのリチャード・テンCEOは、イランの制裁対象者による同取引所経由の取引が、イラン革命防衛隊への資金提供につながったとする米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道に強く反論した。
11:25
テザー社、ジョージア政府とラリ連動型ステーブルコイン「GELT」発行を計画
USDTで知られるテザー社がジョージア政府と連携し法定通貨ラリ連動ステーブルコイン「GELT」の発行を計画している。ジョージアは米国と相互運用性のある規制整備を進めている。
09:55
仮想通貨などを狙った攻撃「TrapDoor」、セキュリティ企業Socketが警告
ソケットは、TrapDoorという攻撃が仮想通貨やDeFi、AI、セキュリティの開発者をターゲットにしていると警告。標的にはソラナ、スイ、アプトスのウォレットデータなどが含まれているという。
09:35
米議員、ビットコイン準備金の目標を供給量の5%と言及 6ヶ月以内の法制化促す
ビットコイン戦略準備金法案「ARMA」を提出したベギッチ米下院議員がFox Businessに、ビットコイン戦略準備金の目標として供給量の5%相当を言及。中間選挙前の6ヶ月以内に法制化が必要と警告した。
08:15
投資プラットフォーム『ムームー』、仮想通貨取引を米テキサス州に拡大
米ナスダックに上場するフートゥー・ホールディングス傘下の投資プラットフォーム『ムームー』は、仮想通貨取引サービスをテキサス州に拡大し、外部Web3ウォレットとの直接入出金機能を米国ユーザー向けに導入した。
07:10
米ビットコイン現物ETFが6日連続流出、アルトコインへのローテーションが鮮明に
米ビットコイン現物ETFは5月14日以降6営業日で計15.5億ドルが流出した。2026年の累計純流入はファーサイド集計で5.36億ドル、SoSoValue集計で4.74億ドルまで縮小。アナリストは「機関投資家の需要は消えておらず、アルトコインETFへのローテーションが起きている」と指摘。
06:25
ETH保有企業ビットマイン、米大型指数『Russell 1000』予備リストに掲載 パッシブ資金流入の可能性
米上場のイーサリアム・トレジャリー企業ビットマイン(BMNR)がFTSE Russellの大型株指数「Russell 1000」予備リストに掲載された。時価総額は最低基準の57億ドルを上回っており、パッシブ指数連動ファンドによる数十億ドル規模の強制買いが発生する可能性がある。
05:45
インドネシアがポリマーケットを遮断、予測市場を「オンライン賭博」とみなす
インドネシア通信デジタル省は5月22日、予測市場プラットフォームのPolymarketへのアクセスを正式に遮断した。仮想通貨やブロックチェーンを用いた予測市場も賭博と判断し、関連SNSアカウントの追跡も進めている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧