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トランプ陣営、ビットコイン支持者ラトニック氏を政権移行チーム共同議長に起用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン事業計画のラトニック氏

米国共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は、米金融大手キャンター・フィッツジェラルドのハワード・ラトニックCEOを政権移行チームの共同議長に任命した。

ラトニック氏はビットコイン支持で知られており、先月開催された暗号資産(仮想通貨)カンファレンス「ビットコイン2024」に登壇。キャンター・フィッツジェラルドがビットコイン融資事業を立ち上げるとして、次のように話していた。

当社はビットコインを強く支持する企業として、ビットコイン投資家の資金調達ニーズをサポートするプラットフォームを構築する。

ビットコインの潜在能力を最大限に引き出し、従来型金融と仮想通貨に橋をかけていくことが楽しみだ。

キャンター・フィッツジェラルドは20億ドル(約2,950億円)の初期資金を調達し、ビットコイン保管事業者とも提携してプロジェクトを進めていく計画である。

ラトニック氏は2023年12月にCNBCのMoney Moversポッドキャストに出演した際にも、「私は仮想通貨のファンだ。しかし具体的に言えば、ビットコインであり、ビットコインだけのファンだ」と発言していた。

この際はビットコインは「単なる投機的なもの」だとも述べている。テスラ株と同様に、みんなが買って値上がりするもの、ただ取引するだけのものだと意見している。

また、過去の半減期後にビットコインが値上がりしてきたことや、ビットコインETFなどに言及して、ビットコインに強気な姿勢を示した。

ラトニック氏自身とカンター・フィッツジェラルドは、テザー社が提供する米ドル建てステーブルコインのUSDTにも投資していると続けていた。

ビットコインETFとは

ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。

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関連初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

仮想通貨肯定派から構成されるチーム

米大統領候補の政権移行チームは、勝利した候補者が大統領に就任する前に、必要な準備を行う役目を持っている。人事や政策準備、政府機関との連携他、様々な機能を果たす。

今回、トランプ氏の政権移行チームでは、トランプ氏の長男であるジュニア氏と次男のエリック氏、および副大統領候補であるJ・D・バンス上院議員が名誉議長に選ばれた。

エリック氏は先日、トランプ氏の一族企業であるトランプ・オーガニゼーションが、仮想通貨に関する取り組みを開始すると予告したところだ。

関連トランプ一族企業が仮想通貨事業に参入か エリック氏が「デジタル不動産」計画を予告

また、バンス氏は仮想通貨に肯定的とされる議員であり、自身もビットコイン保有を明かしている。一方、民主党の大統領候補カマラ・ハリス氏は、仮想通貨に批判的な人物を政策顧問に起用したと伝えられたところだ。

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