はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

グレースケールが10〜12月に期待する仮想通貨トップ20 新たにSuiやOptimismなど6銘柄がランクイン

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Suiなど6銘柄がリスト入り

米資産運用会社グレースケールのリサーチ部門は26日、暗号資産(仮想通貨)市場について最新のレポートを発表した。

2024年10~12月の四半期を対象に、以下の表の通り、高いポテンシャルを秘めていると考えられる仮想通貨トップ20のリストを更新した。ボラティリティ(価格変動性)の高さと高リスク性には留意する必要があると注意点も添えられている。

時価総額の高い順番では、ビットコインイーサリアムソラナトンコインチェーンリンクやその他が引き続き挙げられた。

出典:グレースケール

今回は新たに、以下の6つのトークンをこのリストに組み入れている。

  • Sui
  • Bittensor(TAO)
  • Optimism
  • Helium Mobile
  • Celo
  • UMA

関連注目の新興仮想通貨10選、セクター別主要銘柄と重要ファンダを解説【2024年下半期版】

各プロジェクトの詳細

Suiは、革新的なアプリケーションを提供する高性能レイヤー1スマートコントラクトブロックチェーンだ。元メタ社出身のエンジニア達によって開発された。

Suiは7月に「Mysticeti」アップグレードを実施し、トランザクション速度が 80%向上して、ソラナを上回ったところだ。特にDeFi(分散型金融)やゲームでの利用が期待されている。グレースケールは8月にSuiを対象とした投資信託を発表した。

関連スイ(SUI)2024年の価格動向と成長の鍵|投資判断のポイント

Bittensor(TAO)はP2Pの分散型機械学習プロトコルで、参加者に機械学習モデルを分散して訓練・運用するTAOトークンのインセンティブを付与している。

グレースケールは、「仮想通貨とAIの交差点で台頭しており、経済的インセンティブを活用して、AIイノベーションのためのグローバルな分散型プラットフォームを作成しようとしており、注目を集めている」と評価した。

関連AI仮想通貨銘柄「TAO」、バイナンスに新規上場

Optimismは、オプティミスティック・ロールアップに基づく、イーサリアムL2スケーリングプロジェクトだ。「インターネットレベルのスケール」までイーサリアムを拡大するための解決策として、「スーパーチェーン」の構想を発表している。

サム・アルトマン氏率いる仮想通貨プロジェクト「ワールドコイン」ともスーパーチェーンなどで協力しているところだ。

関連Worldcoin、イーサリアムL2「Optimism」との連携を発表

Helium Mobileは、ソラナ上の分散型ワイヤレスネットワーク。グレースケールは「分散型物理インフラストラクチャ(DePin)分野のリーダー」と評価している。

通信サービスを提供しており、独自の分散型ホットスポット・ネットワーク(Helium Network)も導入。このホットスポットは、個人や企業が携帯電話の基地局の役目を果たすことによって運用されている。

関連分散型5G通信事業者目指すHelium Mobile、登録者10万人を超える

Celoは、ステーブルコインと発展途上国での決済に焦点を当てたプロジェクト。独自ネットワークからイーサリアムL2への移行を計画している。

グレースケールは、CeloはOperaブラウザの決済アプリが牽引してアフリカで人気を集めており、ステーブルコインの日次アドレス数でトロンを抜いてトップになったと指摘した。

関連金融包摂目指す「Celo(セロ)」、約25億円規模のパートナー支援ファンドを設立

UMAプロトコルは、ブロックチェーンベースの予測市場「ポリマーケット」が使用している。イーサリアムをベースとするオラクルプロジェクトだ。「ポリマーケット」は、米国大統領選の予測市場でも知られている。

関連仮想通貨プロジェクト「UMA protocol」、オンチェーン取引MEVに対処するソリューション立ち上げへ 価格高騰

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ヴィタリック紹介のイーサリアム新ツールやXRPのステーキング導入案など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン売られ過ぎでも反転せず、12月FOMCの据え置きが現実味を増す|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC対円相場は1400万円割れまで下落。ヌビディア好決算後も1400万円割れが続き、米雇用統計の強弱まちまちな内容が見通し悪化を助長。12月FOMCでの金利据え置き観測が強まる。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金融庁の暗号資産規制方針に高い関心
今週は、金融庁の仮想通貨規制方針、ビットコイン採掘割合の95%到達、ビットコインとイーサリアムの市況分析に関する記事が関心を集めた。
11/22 土曜日
13:45
ANAPホールディングス、企業向けビットコイン戦略支援「ビットコイン道場」を開始
ANAPホールディングスが企業のビットコイン活用を支援する継続型プログラム「ANAPビットコイン道場」の提供を開始した。会計や税務などの実務を専門家が包括的にサポートし、参加企業がコミュニティ形式で課題解決に取り組む仕組みを提供する。
13:02
コンヴァノがビットコイン戦略から本業回帰、AI・ヘルスケア事業に注力へ
コンヴァノが仮想通貨ビットコインを最大約2万BTC取得する計画を取り下げ、成長中の事業へ軸足を移す。業績予想を上方修正しており本業成長を重視する戦略転換となる。
10:55
米当局がビットメイン製品を国家安全保障リスクで調査、トランプ関連企業も1万6000台使用
米国土安全保障省が中国メーカーのビットメインを調査し、機器がスパイ活動や電力網破壊に使用される可能性を指摘。トランプ大統領の息子たちの会社アメリカン・ビットコインも1万6000台を購入した。
10:05
コインベース、ソラナのミームコイン取引所「ベクター」を買収
コインベースがソラナ基盤SocialFiプラットフォーム「ベクター・ファン」を買収すると発表した。年内に取引完了予定で、ソラナエコシステムへの参入を拡大し、すべてを取引できる取引所の構築を目指す。
09:35
ベセント米財務長官、ビットコインバーにサプライズ訪問 仮想通貨業界への影響は
スコット・ベセント米財務長官がビットコインバー「Pubkey DC」を訪問し、仮想通貨コミュニティで話題になっている。業界関係者の反応と今後の影響を解説する。
08:25
NYSEがグレースケールのXRPとドージコインETF承認、25日上場予定
NYSEがグレースケールのドージコインとXRP ETFの上場を承認し、11月25日に取引を開始する。今週はビットワイズのXRP ETFやフィデリティのソラナETFも上場し、アルトコインETF市場が急拡大している。
07:45
「仮想通貨財務企業などの上場後の事業の大幅変更について対応を考える必要」JPXのCEO
日本取引所グループの山道CEOは、ビットコインなどを保有する仮想通貨財務企業への規制強化は現時点では検討していないと説明。一方で、事業の大幅変更については対応を考える必要があるとも述べている。
07:05
個人マイナーがビットコイン採掘に成功、1億8000万分の1の確率を克服
極めて小規模な個人マイナーがわずか6TH/sのパワーでビットコインブロックの採掘に成功し、約26万5000ドル相当を獲得した。確率は1億8000万分の1で、近年最も幸運なソロ採掘となった。
06:25
トム・リー率いるビットマイン、初の配当実施もイーサリアム保有の含み損は6250億円超 
イーサリアム最大の企業保有者ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが11月21日、2025年8月期通期で純利益3億2816万ドルを計上し、大手仮想通貨企業として初めて配当を実施すると発表した。しかしイーサリアム価格下落で含み損は40億ドル超に達している。
06:02
金持ち父さん著者キヨサキ、3.5億円分ビットコインを売却し広告事業投資へ 以前の姿勢から一転
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏が11月22日、約225万ドル相当のビットコインを売却し、外科センターと看板広告事業に投資すると発表した。以前の「売らずに買い続ける」発言から一転した。
05:45
マイケル・セイラー、指数除外懸念に反論「ストラテジーはファンドではない」
ストラテジー社のマイケル・セイラー会長は主要株価指数からの除外懸念に対し「我々はファンドではなく上場事業会社だ」と反論した。
11/21 金曜日
17:25
米ビットコインETF、1週間で大規模な資金流出が2回
11月20日、米ビットコイン現物ETFは9億300万ドル(約1,395億円)の純流出を記録し、史上2番目の規模となった。1週間前の記録を更新。ブラックロック、グレースケール、フィデリティの主要3ファンドで流出の大部分を占め、全ETFで純流入ゼロという異例の事態に。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧