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マウントゴックス、ビットコイン3500億円相当を移動 新たに弁済実施か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マウントゴックスの大規模送金

ブロックチェーン分析企業Arkhamは5日、2014年に経営破綻した暗号資産(仮想通貨)取引所マウントゴックスが、合計23億ドル(3,500億円)相当のビットコイン(BTC)を移動したと報告した。

弁済を継続しているマウントゴックスを巡っては債権者の売り圧が市場で懸念されている。同社は先月に弁済期限を2024年10月末から2025年10月末に1年延長すると発表したばかりだった。Arkhamは、今回の送金の内22億ドル相当はコールドウォレットに送られたとみられると説明している。

コールドウォレットとは

仮想通貨を保管するための財布の役割を果たすウォレットの中で、インターネットと完全に切り離されたものを指す。

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Arkhamの送金データによると、マウントゴックスは日本時間5日に3万2,371BTC(3,330億円)を所有者不明のアドレスに送金。上記Xの報告にある「大きな方の送金」とは、この移動を指している。

その後に2,000BTC(200億円相当)の送金が行われているが、これは複数のアドレスを経由し、最終的には所有者不明のアドレスに送られた。

Arkhamのデータによれば、現在マウントゴックスが保有しているビットコインの数量は4万4,378BTC。事前の報告によると、マウントゴックスが管理していたビットコインの数量は14万2,000BTCだった。

異なるデータも

なお、AI(人工知能)を活用したデータプラットフォーム「Spot On Chain(ベータ版)」によれば、マウントゴックスが現在保有しているビットコインの数は1万2,006BTCで、Arkhamのデータとは大きな差がある。

Spot On Chainは5日、直近4日間でマウントゴックスは合計で3万2,871BTC(3,370億円相当)を移動していると報告。この内、296BTC(30億円相当)は仮想通貨取引所OKXと、SBI傘下のマーケットメイカーB2C2に送金されたと説明した。

マウントゴックスはこれまで弁済を実施した際には公式サイトで報告しているため、今回の送金が弁済であれば、これから公表されるとみられる。

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