はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米コインベース、仮想通貨版S&P500指数「COIN50」を提供開始 無期限先物も提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

広範な仮想通貨市場を反映

米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは12日、「Coinbase 50 Index(COIN50)」という指数をローンチしたことを発表した。

COIN50は米主要株価指数S&P500の仮想通貨版であるとも言われており、仮想通貨市場の世界の投資家に信頼できる指数を提供することがローンチの目的。また、この指数は無期限先物「COIN50 perpetual future(COIN50-PERP)」として、「Coinbase International Exchange」と「Coinbase Advanced」でレバレッジ最大20倍で取引もできるとした。

先物とは

ある商品を、将来の決められた日(期日)に、取引の時点で決められた価格で売買することを約束する取引。無期限先物は名前の通り、期日のない先物取引を指す。

▶️仮想通貨用語集

COIN50とは、コインベースに上場し、指定の条件を満たしたトップ50銘柄の価値を追跡する指数。時価総額に応じて指数への影響力を決定し、四半期ごとにバランスが調整されるという。

公開されたレポートによれば最近の調整日は8月31日で、現時点でのウェイトの割合は以下の通り。ビットコイン(BTC)が約半分を占め、その後はイーサリアム(ETH)などの銘柄が続く。コインベースは、現在では仮想通貨全体の時価総額の最大80%をカバーしていると説明した。

出典:レポート

また、インフラ関連の銘柄などに偏らず、主要なカテゴリーの銘柄を全て含んでいることも特徴であると説明。カテゴリーごとの割合は以下の通りで、スマートコントラクト銘柄が最も多く、DeFi(分散型金融)などが後に続いている。

出典:レポート

投資家は、より広範な仮想通貨市場のパフォーマンスを追跡したり、利益を評価したりする際にCOIN50を利用すると見込まれる。コインベースのリサーチ部門のトップは「仮想通貨のトレンドの変化に合わせて調整され、市場を広く把握できる指数への需要はある」と説明した。

関連香港証券取引所、ビットコインとイーサリアムの新インデックスを提供へ

先物の概要

COIN50-PERPの先物は、COIN50をベースにした金融商品。資格のある機関投資家はCoinbase International Exchangeで、資格のある個人投資家はCoinbase Advancedで取引ができる。

この先物取引は世界中の投資家が行えるものではなく、米国、英国、カナダなどの国を対象外とし、一部の資格を満たした国・地域でのみ投資できるとコインベースは説明(日本も対象外)。今後については、この指数へのエクスポージャーを持てる他の手段も探っていくとした。

関連AIエージェントと仮想通貨の融合 コインベースが描く未来像

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連おすすめ国内仮想通貨取引所 投資家のクチコミ比較ランキング

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/15 土曜日
13:55
続落するイーサリアム、長期保有者が1日4.5万ETH超を売却=グラスノード
グラスノードによると、イーサリアムの3年から10年保有者が1日あたり平均4万5000ETH超を売却している。イーサリアム現物ETFも13日に2億6000万ドルの純流出を記録し売圧を高めている。
13:20
リミックスポイント決算発表、仮想通貨評価益で売上高が大幅増加
リミックスポイントが2025年4~9月期決算を発表した。仮想通貨評価益で売上高が大幅増加している。同社はビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨を財務資産として蓄積している。
13:00
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者、ステーブルコインの展望を語る|CoinPostインタビュー
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者ニシント・サンガヴィ氏がCoinPostの独占インタビューに応じ、ステーブルコイン決済戦略の拡大、CBDCとの共存、米国ジーニアス法の影響について詳しく語った。4つのステーブルコインと4つのブロックチェーンをサポートし、2億2,500万ドル超の決済を実現。今後5年間のアジア太平洋地域におけるデジタル通貨の展望と、Visaが果たす役割について解説。
11:15
テクノロジー大手アリババが預金トークン決済を開発 中国当局のステーブルコイン懸念に対処か
中国アリババが預金トークン決済システムを開発している。当局によるステーブルコイン規制を回避することも背景とみられる。AI活用サービスも発表した。
10:30
ビットコイン急落、45日ルール通過とFOMC利下げ見送り観測で売り圧力が最大化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは足元で強い売り圧力に晒されているが、ヘッジファンドの45日ルール通過により解約売りの終了が期待される。ビットコイン長期保有者が直近1カ月で12兆円相当のBTCを売却したことは心理を悪化させていた。
09:50
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、売上高99億円に増加 決算発表 
トランプ一族の仮想通貨マイニング企業「アメリカン・ビットコイン」が2025年7~9月期決算を発表した。前年同期比で黒字転換し、ビットコイン保有量は4,090BTCに到達している。
09:35
ジャック・ドーシーのCash App、ステーブルコイン決済機能を導入
決済アプリのキャッシュアップがステーブルコインの送受信機能を含む11の新機能を発表した。ライトニングネットワークを使用したビットコイン決済機能も拡充している。
08:50
ソニー銀行の米銀免許申請、通貨監督庁にICBAが否認を要求
ソニー銀行が米国で信託銀行の国家免許を申請したことについて、米組織ICBAが強く反対すると表明。通貨監督庁に書簡を送付して反対理由を説明し、ソニー銀行の申請を認可しないように要求した。
07:45
バイナンス、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」を取引担保として受け入れ
仮想通貨取引所バイナンスがブラックロックの「BUIDL」を取引所外担保として統合した。BUIDLはBNBチェーンで新シェアクラスも立ち上げる。
06:50
ビットマイン、45億円相当のイーサリアムを追加購入 新CEOにHSBC元幹部を任命
ビットマインが3000万ドル相当の仮想通貨イーサリアムを追加購入した。同社は新CEOにHSBCアジアTMT投資銀行部門の元責任者を任命した。
06:25
ビットコイン長期保有者が1カ月で12兆円相当BTCを売却、初期投資家も2400BTCを取引所へ送金
ビットコインの長期保有者が過去1カ月で約81万5,000BTCを売却し、2024年1月以来の高水準となった。初期保有者のオーウェン・ガンデン氏も2400BTC以上を売却している。
05:50
ストラテジーのセイラー会長、6900億円相当のビットコイン売却の噂を否定
ストラテジーのマイケル・セイラー会長が47000BTCの売却憶測を否定した。オンチェーン上の動きは保管業者の入れ替えによるもので、実際に購入ペースを加速させていると説明。
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
21:00
ビットコインウォレットのおすすめは?種類・選び方・アドレス作成手順まで解説
ビットコインウォレットの種類や違い、安全な選び方を徹底解説。ハードウェア・ソフトウェアの比較からアドレス作成、セキュリティ対策まで初心者にもわかりやすく紹介します。
17:19
米ビットコイン現物ETF、過去2番目の規模の純流出 リスクオフが加速
11月13日、ビットコイン現物ETFは8.7億ドル(約1,340億円)の純流出を記録し、過去2番目の規模に。イーサリアムETFも3日連続で流出。FRB当局者の慎重発言を受け、仮想通貨と米国株が同時に下落。専門家は健全な調整との見方も。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧