「CBDCにはノー」
欧州議会議員のサラ・クナフォ氏は、欧州連合(EU)に対して戦略的ビットコイン(BTC)準備金の確立を求め、デジタルユーロの発行計画を拒否するよう主張している。16日の最近の演説で、欧州中央銀行の「全体主義的な誘惑」を防ぎ、仮想通貨における規制の行き過ぎを終わらせ、ビットコインの分散化を採用することを訴えた。
NON à l’euro numérique ❌
— Sarah Knafo (@knafo_sarah) December 16, 2024
OUI à une réserve nationale stratégique de BITCOIN 🔥 pic.twitter.com/o886lk9uV8
フランス出身のクナフォ議員は、2021年にエルサルバドルがビットコインを法定通貨として採用した先例や、米国ドナルド・トランプ次期大統領の仮想通貨に前向きな姿勢を引き合いに出した。さらに、今月初めに米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が「デジタルゴールド」とビットコインを表現したことにも言及した。
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クナフォ議員は地元の規制当局を批判し、過度の規制、課税、イノベーションの抑制に焦点を当てていると主張。「パラダイムを変える時が来た。インフレや各国の貧弱な経済的選択から国民を守る時が来た」と述べ、欧州中央銀行の完全な管理下にあるデジタルユーロへの反対を鮮明にした。
また、欧州の官僚が将来、ソーシャルネットワーク上のコメントや不快な意見を理由に、簡単にある種の取引を禁止したり、銀行システムから排除したりできる「ディストピア的な世界」の出現を阻止したいと主張している。
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