エアドロップのチェッカーページを公開
ソラナ(SOL)ベースの仮想通貨分散型取引所アグリゲーターJupiterは16日、来たる「Jupuary」エアドロップに向けて、ユーザーが自身の対象資格を確認できるチェッカーを公開した。900億円規模となる7億JUPトークンが、コミュニティへの報酬として配布される予定だ。(チェッカーはPhantomウォレットから直接アクセスできる)
このエアドロップは「パイ(利用率)を大きくする」ことを目的とし、より多くのユーザーをJupiter(ジュピター)のエコシステムに呼び込むことを狙いとしている。7億JUPトークンは3つのカテゴリーに分けられ、その中で最大の4億4,000万JUPは主にトークンスワップなどのJupiter製品を利用する「ユーザー」カテゴリーに配分される。
さらに、6,000万JUPはJUPトークンのステーカーに配布され、残りの2億JUPは「キャロット(奨励)」として確保される。このキャロットは成長施策やJUPトークンの保有・ステーキングを選択したユーザーへのインセンティブのために確保された配分だ。
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プラットフォームの代表者であるカシュ・ダンダ氏によるJupiter Researchの投稿によると、約200万のウォレットがJUPトークンの請求資格を持つという。ダンダ氏は「率直に言えば、今年は全員がエアドロップを受け取れるわけではなく、多くの適格ウォレットは昨年と比べて小規模な配布となる」と述べている。
一方で、「エアドロップを受け取る約200万のウォレットは、より本物のユーザーである可能性が高く、DAOガバナンスへの参加や分散化された未来への加速を支援する可能性が高い」と説明している。JUPトークンの請求は来週にも開始される見込みだが、正確な日程はまだ発表されていない。
ジュピターは2024年1月に初回のエアドロップを実施し、当時約100万のウォレットに10億JUPトークンを配布した。
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