米最大手取引所コインベースの日間取引高、XRPがビットコインを上回る　全体シェアの28%に

XRPペアが需要増

米最大手暗号資産取引所コインベースにおいて、XRP/USDペアの取引量が全体の28.02%（約17.7億ドル）を占め、ビットコインの18.64%（約11.7億ドル）を上回っていることが明らかになった。

NEW: $XRP/ $USD PAIR CAPTURES 28% OF @coinbase'S SPOT TRADING VOLUME pic.twitter.com/UxZWiv9eaF

— DEGEN NEWS (@DegenerateNews) January 17, 2025

米最大手の暗号資産（仮想通貨）取引所でXRPの取引高がBTCを上回ったのは異例の出来事と言える。2020年12月以降は、米SEC（証券取引委員会）がXRPを発行するリップル社を提訴したことにより、数年間上場廃止していた。

取引高の上位5銘柄を見ると、XRP、ビットコインに続き、イーサリアム（6.71%）、Hedera（5.91%）、テザー（5.61%）となっている。XRPの取引量は2位のビットコインを約6億ドル上回っており、市場での強い需要を示している。

この取引量の急増は、SECとの訴訟で部分勝訴を得たリップル社への投資家の信頼回復やドナルド・トランプ次期米政権における規制緩和の思惑、国際送金での実用化の進展が背景にあるとみられる。

特にコインベースの取引シェアの拡大は、機関投資家を含む米国市場でのXRPへの関心の高まりを示唆している。

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