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ヘイズ氏、ビットコインは7万ドル台まで下落しうると予測 25年末には25万ドルまで上昇との分析も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン価格予想

暗号資産(仮想通貨)取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は27日、ビットコイン(BTC)の価格は7万ドルから7万5,000ドル(約1,160万円)まで下落する可能性があると予測した。

米国債の金利上昇などによって小規模な金融危機が起こる可能性があると要因を分析。一方、その後は金融緩和政策によって通貨の供給量が増え、ビットコイン価格は2025年末までに25万ドル(約3,860万円)まで上昇するとの見方を示している。

本記事執筆時点のビットコイン価格は、10万1,000ドル台(約1,560万円)で推移。仮想通貨肯定派のドナルド・トランプ氏が正式に米大統領に就任したことなどを背景に高値圏は維持しているが、前日比では3%下落している。

ヘイズ氏が投稿している画像にあるようにビットコインは27日に急落し、一時10万ドルの節目を割った。ビットコインに直接的な材料があるというよりは、価格急落の主な背景には、中国発AIスタートアップ「DeepSeek」の台頭による投資家のリスク回避姿勢の強まりや米株式市場の下落があると指摘されている。

関連エヌビディア株価や仮想通貨のAI銘柄価格が急落 中国DeepSeekに警戒感

ビットコインは米国で現物ETFがローンチされたり、機関投資家の参入が増えたりしていることなどから、株式市場と相関することが増えてきた。リスク回避姿勢が強まることで、ETFの資金フローに影響を与える可能性もあるとの声も上がっている。

他のアナリストの指摘

一方で、大手銀行スタンダード・チャータードのジェフリー・ケンドリック氏は27日、今回のような下落局面をビットコインの買い場であると位置付けた。

同氏は、ビットコインの価格は米国主要株指数ナスダックと相関性を強めていると指摘。今回のビットコイン急落は「DeepSeekによる技術発表の影響でナスダック先物が3%下落したことで、仮想通貨市場での清算が加速した」と分析している。

また、短期的には「ナスダック市場での清算リスクが継続する可能性が高い。今週のFOMC(米連邦公開市場委員会)の金利発表、マイクロソフト、メタ、テスラの決算結果次第ではさらなる失望が広がるかもしれない」とも指摘した。

しかしながら、同氏が提唱する市場3段階論では、現在は第2段階の「ディップ買い(下値で購入)」に該当し、機関投資家がビットコインやイーサリアムの相場を主導する局面にあるという。

ケンドリック氏は先週、2025年末までの目標価格はビットコインが20万ドル(約3,090万円)、イーサリアムが1万ドル(約155万円)であると改めて述べていた。

関連ビットコイン急落は買い場か スタンダードチャータードのアナリストが指摘

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