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トランプ一族のDeFi事業『ワールドリバティ』、ステーブルコインUSD1のエアドロップを提案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

エアドロップ試行か

トランプファミリーの仮想通貨DeFiプロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」は4月8日、新たなガバナンス提案を公開し、すべての現WLFIトークン保有者に対して同社の公式ステーブルコイン「USD1」を少量配布するエアドロップのテストを計画していることを明らかにした。この提案は、同社のエアドロップ機能の技術検証を行うとともに、初期サポーターへの報酬提供を目的としている。

提案によると、このテストは主に3つの目的を持つ。第一に本番環境でのエアドロップシステムの機能検証、第二にUSD1の市場認知度向上、そして第三に初期WLFIトークン保有者への感謝の意を示すことだという。対象となるのはWLFIトークンを保有する全てのウォレットで、一定の適格要件を満たすことが条件となる。

配布されるUSD1の具体的な金額は、対象となるウォレット総数と予算に基づいて最終決定される予定だが、各ウォレットに一定額が配布される。エアドロップはイーサリアム(ETH)メインネット上で実施され、実施時期はWorld Liberty Financial社の裁量によって決定される。同社は提案が承認された場合でも、テストエアドロップを中止、停止、変更、または終了する権利と、追加の適格要件を設定する権利を留保している。

このエアドロップの実施により、システムの信頼性確認、初期採用者への報酬提供、そしてUSD1の認知度向上と流通促進という効果が期待されている。特に本格的な展開前に独自のステーブルコインの認知を広げる狙いがある。

なお、World Liberty Financialは3月25日にUSD1の正式発行を発表している。このステーブルコインは米国政府の短期国債、米ドル預金、その他の現金同等物によって100%裏付けられており、当初はイーサリアムとバイナンス・スマートチェーン上で発行され、将来的には他のブロックチェーンにも拡大する計画だ。

各USD1トークンは1米ドルの価値を維持することを目的としており、第三者の会計事務所による定期的な監査を受ける準備金ポートフォリオによって完全に裏付けられていると同社は説明している。このステーブルコインはトランプファミリーが仮想通貨市場に本格参入する重要な一歩として注目を集めている。

関連:米SEC、USDCなどの米ドル連動ステーブルコインは証券ではないと公式見解

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