ボラティリティ・シェアーズのXRP先物ETF、ナスダック上場で取引開始

ナスダックに上場

ETF運用会社VolatilitySharesが22日、XRP先物上場投資信託（ETF）を開始した。「XRPI」のティッカーシンボルでナスダックにて取引され、XRPに連動する初の1倍先物ファンドとなる。

同ETFはVolatilityShares Trustの一部として運用され、21日にSECへ提出した修正届出書に基づき上場承認を取得。ケイマン諸島の完全子会社を通じてXRP先物に間接投資し、純資産の80%以上をXRP関連商品に投じる。

同社は今後、XRP価格の2倍の値動きを目指す2倍レバレッジXRP先物ETFの上場も計画中だ。一方、バーモント州のTeucrium Investment Advisorsは既に4月にXRPの2倍レバレッジ先物ファンド「XXRP」を運用している。

ブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチューナス氏は「需要があることを示す良いシグナル」とコメント。仮想通貨ETF市場の多様化が進み、投資家の選択肢拡大に貢献する見込みである。

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