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ブロックバリュー大西社長が語るAIインフラの未来|WebXスポンサーインタビュー

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Chat GPTをはじめとするAI(人工知能)の開発競争がグローバルで激化する中、計算能力の重要性はますます高まっている。

そうした状況の中、日本を代表する関連企業の一つであるブロックバリューが、俳優の渡辺謙氏を起用したテレビCMで注目を集めている。

今回、WebXのプラチナスポンサーとしてブース出展するブロックバリュー社長の大西基文氏にインタビューを実施。AIインフラの展望や出展を決めたWebX 2025について話を伺った。

インタビュイー紹介

大西 基文[/caption]

大西基文氏は、ブロックバリューの社長として、「ジャパン・テクノロジーで日本の底力になる」というスローガンのもと、日本における先端分野をリードし、高性能AIサーバーの製造・販売を通じて日本のIT基盤強化に取り組んでいる。

Web3事業への進出理由

「Web3事業」に進出した理由は?

世界のクラウドコンピューティング市場は今や100兆円規模と言われ、今や電気やガスと同じ産業を支えるインフラですが、日本は未だ数%に留まっています。

ブロックバリューは、「ジャパン・テクノロジーで日本の底力になる。」をスローガンに、日本における先端分野をリードし、計算能力の高いITインフラと人材育成で国際競争力を高めることを目的に事業を展開しています。

Web3の発展には、分散型ネットワークを支える強力な計算基盤が不可欠です。私たちは、その基盤となるAIサーバーを提供することで、日本のWeb3エコシステムの成長に貢献したいと考えています。

Web3事業の今後の展望

Web3関連事業の今後の展望は?

将来的にはメーカーという立場にこだわらず、国境に関係なく利用可能な拠点を増やし、分散処理によって次世代のAI開発をリードし、人類共通の課題解決を目指したいと考えています。

当社のAIサーバーの計算能力によるテクノロジーと人間の共同作業によって、持続可能で倫理的な社会を実現し、世界の不平等を緩和しながら新たな価値を創造していきたいです。

特に、ブロックチェーン技術と高性能計算の融合により、より効率的で透明性の高いシステム構築が可能になると考えています。これは、金融、医療、物流など、様々な産業に革新をもたらす可能性を秘めています。

WebXスポンサーを決めた理由

なぜWebXのスポンサーを決めたのか?

AIや仮想現実が成長を続ける上で、今や電気やガスと同じ産業インフラになりつつある高速計算能力が不可欠ですが、まだまだ日本においてあまり認識されていないと感じます。

日本における計算能力に対する啓蒙と共にブロックバリューの認知度向上を目指しスポンサーを決めました。WebXは、日本最大級のWeb3カンファレンスとして、業界のキーパーソンが集まる重要な場です。ここで私たちのビジョンを共有することで、日本のWeb3産業の発展に貢献できると確信しています。

WebXブースのコンセプト

WebX出展ブースのコンセプトや見所は?

「ジャパン・テクノロジーで日本の底力になる。」がコンセプトです。時代を創る最先端テクノロジーの実現には、ブロックバリューが提供する高速計算力AIサーバーが必要。ブロックバリューの技術が日本を急速に進化させるというイメージを表現したいと考えています。

私たちのブースでは、実際にAIサーバーのデモンストレーションを行い、その圧倒的な計算能力を体感していただけるようにしています。また、Web3プロジェクトにおける活用事例も紹介し、具体的な価値提案を行います。

日本政府のWeb3政策への期待

日本政府のWeb3政策に期待することは?

国際競争力低下が長年の課題となっている日本にとってWeb3.0は、グローバルでのプレゼンスを取り戻す絶好のきっかけとなり得ると考えます。

日本政府が本気でWeb3.0に取り組むためにも、デジタル庁が各省庁の中でも最も重要な位置付けになることを期待します。また、規制緩和だけでなく、インフラ整備への積極的な投資も必要です。特に、計算基盤の強化は、日本がWeb3分野でリーダーシップを発揮するための必須条件だと考えています。

中小企業への導入拡大と認知度向上

今年4月より俳優の渡辺謙さん出演のテレビCM放映や屋外広告などを開始し、多くの反響・お問い合わせをいただいております。

また、弊社が製造・販売するAIサーバー(Win Supreme G11)が中小企業経営強化税制の対象製品に認定され即時償却可能でもあり、多くの中小企業様に活用していただいております。

これにより、日本の中小企業もAI・Web3時代に対応できる計算基盤を手に入れることができるようになりました。

WebX 2025 – アジア最大級のWeb3カンファレンス | CoinPost主催
2025年8月25日-26日 東京開催

WebX 2025

CoinPost主催 – アジア最大級のWeb3カンファレンス

注目のスピーカー

Web3・仮想通貨業界を代表する世界トップクラスのスピーカーが東京に集結。 最新技術動向から投資戦略まで、業界の未来を形作る貴重な議論をお届けします。

その他の注目スピーカー

アーサー・ヘイズ

BitMEX、Maelstroom創設者

United States

Derivatives CryptoTrading

オードリー・タン

台湾の元デジタル大臣

Taiwan

IT Infrastructure

ヤット・シウ

Animoca Brands CEO

Hong Kong

Blockchain Game NFT
??

近日発表予定

業界リーダー

Japan

Coming Soon Coming Soon

WebX 2025について

WebX 2025は、CoinPost企画・運営による日本最大級のWeb3・仮想通貨カンファレンスです。2025年8月25日から26日まで、東京のザ・プリンス パークタワー東京で開催されます。

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厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/27 金曜日
16:00
ブロックバリュー大西社長が語るAIインフラの未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、ブロックバリューの大西基文社長独占インタビュー。「ジャパン・テクノロジーで日本の底力になる」をスローガンに、AIサーバーで日本のWeb3インフラ強化に挑む。
13:40
トランプ政権、7月に複数仮想通貨規制法案成立の見通しか=サックス仮想通貨特命官
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏が7月の重要法案成立の見通しを示唆。GENIUS法でステーブルコイン規制、CLARITY法で仮想通貨定義明確化へ。
13:10
インド与党BJP報道官、ビットコイン準備金導入を提唱
インド与党BJP報道官のバンダリ氏が、仮想通貨ビットコイン準備金の試験導入を提唱した。また、インドもブータンのようにBTC採掘を行う能力を持っているとも指摘した。
11:25
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