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Mawariとは?AIとXRの融合で実現する次世代3Dインターネット

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Meta Quest、Apple Vision Pro、Xrealなど、次世代XR(拡張現実)デバイスの登場により、デジタルと現実が融合した没入型の3D体験が現実のものとなりつつあります。画面を見るのではなく、デジタル世界の中に入り込み、AIアバターと対面で会話できる未来がすぐそこまで来ています。

しかし、この体験を実現するには、従来のインフラでは対応できない超高速処理と超低遅延が必要です。株式会社Mawariは、DePIN(分散型物理インフラネットワーク)により、この技術的課題を解決し、誰でも参加できるGuardian Node運用で収益化の機会も提供しています。

本記事では、Mawariの技術的特徴、XR分野での実績、そしてGuardian Node運用による収益化の仕組みについて詳しく解説します。

目次
  1. Mawariとは?
  2. XRの可能性とMawariの技術的特徴
  3. XR実績と革新的な導入事例
  4. Guardian Node(ガーディアンノード)とは?
  5. 料金体系と収益モデル
  6. まとめ

Mawariとは

2017年に設立されたMawariは、XR向けの3Dストリーミング技術を開発する企業です。同社では、AIとWeb3技術を融合させることで、デジタルコンテンツが現実空間に存在する「空間インターネット」の実現が目指されています。創業初期から年間平均150万ドルの収益を維持し、2030年までに約53兆円規模に成長すると予測される空間コンピューティング市場で、着実に地位が確立されています。

現在はVtuberとのミート&グリートなど、エンターテインメント分野への展開にも力を入れており、国内での活用事例が広がりを見せています。

2025年4月、Mawariは「分散型インフラストラクチャ・オファリング(DIO)」を発表しました。このプロジェクトでは、世界中にXRコンテンツ配信のためのインフラを構築するGuardian Node(ガーディアンノード)ライセンスが販売されます。ライセンス保有者は、ネットワークの監視・検証作業を通じて、Mawari Networkの収益から報酬を得ることが可能となります。これにより、高品質な3DコンテンツやAIアバターが世界中に配信される基盤が構築されます。

XRの可能性とMawariの技術的特徴

XR(Extended Reality:拡張現実)は、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)を包括する概念で、物理世界とデジタル世界を融合させる技術です。

出典:Mawari

技術的課題とDePINによる解決

高品質な3Dコンテンツのリアルタイムストリーミングには、膨大な計算能力と超低遅延が必要です。従来の中央集権型クラウドでは、物理的な距離による遅延が避けられません。また、眼鏡のような軽量なXRデバイスを実現するには、処理能力をリモートGPUに委ねる必要があり、超低遅延の接続が不可欠です。

MawariのDePIN(分散型物理インフラネットワーク)は、世界中に分散配置されたGPUノードが協調して動作し、ユーザーに最も近い場所で処理を行います。これにより、平均1秒以内のファーストフレーム表示、80%の帯域幅削減、99.9%の稼働率を実現。2024年には5万時間以上のXRコンテンツストリーミングを処理しました。

XR実績と革新的な導入事例

Mawariは50件以上の商業プロジェクトを成功させ、XR体験の可能性を実証してきました。主要クライアントには、Netflix、KDDI、T-Mobile、BMW、東京国立博物館などが名を連ねています。

注目のXRプロジェクト

MUTEK Japan 2023「assimilating XR」

assimilating XR

振付家・梅田宏明氏とのコラボレーションで実現した、XRとコンテンポラリーダンスの融合パフォーマンス。観客はXRデバイスを通じて、ダンサーの動きと完全に同期する高精細なUnreal Engine 3Dビジュアルを体験することができました。

Mawariの技術により、物理的なダンスとデジタルアートがシームレスに統合され、このプロジェクトは芸術表現におけるXRの可能性を示しました。

XRデジタルツインストア(2023年)

デジタルツインストア

KDDI、Telefonica、Sturfeeとの共同プロジェクトで、東京とマドリードの店舗をXRで接続し、国境を超えたショッピング体験を実現。実際の店員がアバターとしてキャプチャされ、Mawari XR-Tuberパイプラインを使用してリアルタイムでストリーミングされました。

5G MECとMawariの超低遅延技術により、まるで同じ空間にいるかのような対面接客が可能に。Sturfeeのビジュアルポジショニング技術と組み合わせることで、シームレスなローカライゼーションと顔を合わせたコミュニケーションを実現し、共存型コマースの新しい形が提示されました。

大阪・関西万博でのMawariの実績(2025年)

大阪・関西万博でのMawariの実績

Mawariは2025年の大阪・関西万博にて、リアルタイム3Dストリーミング技術を活用した次世代エンターテインメント体験を提供しました。

Brave GroupおよびVirtual Avexとアーリーアクセス契約を締結し、両社のVtuberアバターによるショーケースをリアルタイムで展開。期間中には、3名のVtuberによる同時ミート&グリートも実施され、来場者はその場でインタラクティブな交流を楽しみました。

XRとAI、そして分散型配信技術を融合させたこの取組は、万博の中でも注目の展示の一つとなりました。

Guardian Nodeとは?

Guardian Node(ガーディアンノード)は、Mawari NetworkのXRコンテンツ配信の品質を維持する検証ノードです。ライセンスを購入することで、誰でもXRインフラ構築に参加し、報酬を得ることが可能となります。

収益モデルと料金体系

2つの報酬システム

Guardian Node運用者は、2つの報酬システムを通じて収益を得ることができます。

まず、ネットワーク監視報酬は、Mawari Networkの純収益の最大20%が運用者に分配される仕組みで、長期的な収益源として機能します。この報酬は、XR市場の成長に伴って自動的に増加するため、将来性の高い収益モデルとなっています。

もう一つは、早期オペレーターインセンティブという初めの3年間の特別報酬プログラムです。このプログラムでは、選択したプランによって25から1047 MAWARIトークンまで配分量が異なり、ネットワークの立ち上げ期に貢献する参加者を積極的に優遇する設計となっています。

CEOのルイス・オスカー・ラミレス氏は「ガーディアンノード・オペレーターは、世界中で展開されるXRとAI体験を支える重要なインフラを構築しています。ネットワークの実需に基づく報酬システムにより、持続可能な収益機会を提供します」と述べています。

初期投資と運用コスト

ガーディアンノード3プラン

Mawariでは、すべてのGuardian Nodeライセンスが同一価格(333ドル)で提供されています。

プラン名 特徴 早期インセンティブ 長期報酬比率
Visionary 長期成長重視 25 MAWARIトークン 72.3%
Balance バランス重視 522 MAWARIトークン 16.7%
Catalyst 早期報酬重視 1047 MAWARIトークン 11.0%

各プランは、早期インセンティブと長期報酬の配分バランスが異なります。Visionaryプランは長期的なネットワーク成長を重視する方向け、Balanceプランは即時報酬と長期成長のバランスを求める方向け、Catalystプランは早期の報酬獲得を優先する方向けに設計されています。

ライセンス価格は全プラン共通で333ドル。運用にあたっては、既存のインターネット回線とパソコンがあれば対応可能です。さらに、KDDIがホスティングする有料サーバーを活用できる環境も準備しています。

Guardian Node運用の要件

XRインフラを支えるGuardian Nodeの運用は、技術的な専門知識がなくても可能です。

  • 必要なハードウェア:CPU搭載のコンピューター(GPUは不要)
  • ネットワーク要件:安定したインターネット接続
  • 稼働要件:24時間中8回以上の可用性検証(ハートビートタスク)への応答
  • ライセンス購入:2025年7月30日(予定)よりArbitrumチェーン上で購入可能
  • 技術サポート:KDDIやBitmediaなどのインフラパートナーによるホスティングサービスも利用可能

Mawariは、Animoca Brands JapanとDIO(Decentralized Infrastructure Offering) パートナー契約を締結しており、Animoca Brands Japanの割引コードを利用してお得にノードを購入することも可能です。
割引コード:U59I85V02

まとめ

MawariはDePINにより、XRとAIが融合した「空間インターネット」を実現しています。333ドルのGuardian Nodeライセンスで、誰でもこのインフラ構築に参加でき、市場成長とともに継続的な報酬を得られます。

XRデバイスの普及が進む中、コンテンツ配信インフラの重要性は高まる一方です。技術的な専門知識がなくても参加できるこの機会は、XRの未来を信じる人々にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

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