
ナスダックのCEOが登壇
リップル社は7月31日、今年の「Ripple Swell(以下、Swell)」のイベントにナスダックのアデナ・フリードマン会長兼CEOが登壇することを発表した。
フリードマン氏は金融システムの未来、デジタル資産とブロックチェーンの可能性、トークン化と新興技術の進化する役割について話すと説明。2025年のSwellは11月4日から5日の日程で米ニューヨークで開催される。
Swellは暗号資産(仮想通貨)業界やXRPコミュニティらから大きな注目を集めるイベント。リップル社の顧客やチームのメンバー、業界のリーダーらが仮想通貨やブロックチェーンについて話し合い、相場への影響力も持つ。今年のイベントで取り扱う主なトピックは以下の内容だ。
- 決済
- 金融サービスにおける仮想通貨
- 業界のトレンド
- 規制整備
- トークン化
- イノベーション・AI
公式サイトではSwellについて、業界のリーダーが大胆なアイデアを交換したり、重要な人とのつながりを促進したりできるように計画されていると説明。入念に企画されたアジェンダとゲストによって、真の事業成果を推進したり、業界を前進させたりできる特化型で影響力のある体験を提供すると述べている。
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登壇者について
ナスダックの公式サイトによれば、フリードマン氏は2017年1月から同社のCEOに就任。そして、2023年1月に取締役会長に任命された。ナスダックはフリードマン氏について、同社を世界をリードする取引所と技術企業に大きく変えた功労者であると評価している。
今年のSwellの登壇者には、ブラッド・ガーリングハウスCEOらのリップル社のメンバーやフリードマン氏に加え、すでに豪華なメンバーが選ばれている。
例えば、大手金融からブラックロックのデジタル資産部門のディレクターのマクスウェル・スタイン氏、BNYでプロダクト・イノベーション部門の最高責任者を務めるキャロリン・ワインバーグ氏、シティの事業でデジタル資産部門のグローバルヘッドを務めるライアン・ラグ氏も登壇する予定である。