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世界初、仮想通貨XRPを海外送金に利用する銀行の重要性とは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Euro Exim銀行、リップル社の送金技術を高評価
Euro Exim Bankがリップルネットへ加入を表明し、銀行では初となるxRapidと送金時の仮想通貨XRP利用を米第一四半期に開始する発表した。同行の運営部長Graham Bright氏はリップル社の送金技術の利点として送金スピードと透明性の2点を挙げ、競合他社との違いを強調した。

リップルネットに初となる銀行が加入表明

Euro Exim Bankがリップル社のXRPを初めて利用する銀行になる事が注目を集めている。

火曜日、当銀行はXRPとリップル社ソフトウェアのxRapidを国際送金時における流動性と透明性向上のために利用する旨を発表した。

現在リップル社が構築している送金ネットワーク、リップルネットには200社以上の企業が加入しているものの銀行が仮想通貨XRPを利用するのは初となっている。

Euro Exim Bankは今年の米第一四半期にXRPを活用した国際送金に踏み切る方針を発表しており、国際送金にXRPとxRapidを活用する最初の銀行であるだけでなく、他銀行への道しるべとなることが期待されている。

Euro Exim Bank運営部長のGraham Bright氏は以下のようにコメントしていた。

ブロックチェーン技術が貿易金融をどれだけ発展させるか注目されている。現在80カ国以上に存在する当社顧客の国際送金プラットフォームの形成に興味を持っており、国際送金が滞りなく実行できるか確かめながら運用を開始していきたいと考えている。

リップル社の構想する送金の将来

現段階では、もしアメリカの銀行が他国銀行へ送金をしたい場合、まず送金相手国にあるコルレス銀行のノストロ口座に資金を預金しておかなければいけない状況である。

ノストロ口座の資金はSWIFTネットワークで決済される際に使われており、銀行が送金相手国の銀行と提携関係がない場合は、コルレス銀行を中継して決済される。

リップル社はリップルのxRapidソフトウェアとXRPを活用することで、ノストロ口座を置かなくてもよい環境の整備を同社の企業ミッションとしている。

今回Euro Exim Bank銀行は仮想通貨XRPを仲介することで国境を簡単に越えることができる、つまり、送金国の通貨からXRPに変換し、送金相手国の通貨にXRPから変換し決済を行うxRapidの利用を表明している。

銀行がXRPを導入するメリットに関して、リップル社の戦略マネージャ、Marcus Treacher氏は以下のように述べた。

(仮想通貨)XRPを使えば、世界中に散在する口座をもつのではなく、自分の手元で資金を管理できるようになります。

例えばブラジルのレアル建てのローカル銀行口座から、ユーロに換金して送金する手続きが2分で完了できます。さらに、銀行はオフショア口座に最低限の資金を持つだけでよくなると同時に、通貨流動性リスクも軽減することができます。

以前リップル社のCTOを務めていたStefan Thomas氏はリップル社の提供する送金技術の利点として海外口座に資金を放置する必要性がなくなることを挙げていた。

デジタル資産である「XRP」を使用することにより、事前に流動性を用意する必要がなくなる。

現在、銀行や国際的な送金をする企業は、海外各所にあらかじめ事前払いをしなければならない。

これには高いコストがかかっており、マッケンジー社によれば26兆ドル、日本円で約2600兆円分の資金が世界中の口座に眠っているとされている。

(XRPなどの)デジタル資産によってそのような資金を「解放」できると思う。

CoinPostのリップル社CTOとの独占インタビューはこちらから

リップル社CTOが語る:2018年の目標と競合SWIFTとの差別化
リップル社CTOであり、ILPの創案者であるStefan Thomas氏に対するインタビュー記事です。リップル社の競合企業とプロダクトの違い、ロックアップされた10億XRPの放出基準や懸念点についてお話を伺いしました。

なぜxRapid利用に踏み切ったのか

Euro Exim Bank運営部長のGraham Bright氏はリップル社技術に関して、二国間関係に囚われることなく簡単そして迅速に決済ができる方法に魅力を感じたことと、銀行には(ネットワーク内において会計監査を受けられる)可視性の高さが重要であることを述べている。

Bright氏は昨年末にSwiftネットワークの銀行に決済方法を指示したが、1月4日時点においても状況については不明であるとして、Swiftネットワークの可視性を強く疑問視している。

リップルネット加入企業の多くの企業がリップル社の提供する技術の魅力的な特徴として「スピード」を挙げている。

リップル社は1秒あたり1500件のトランザクションが処理できるとされている。Swiftネットワークではストアアンドフォワード形式であるためトランザクションを処理するには1日以上費やすことになる。

貿易金融では、購入者が商品待ちである一方で、膨大な量の商品が港で待機している状況であるとして、Graham Bright氏は決済スピードが数分に短縮されれば、このような状況が大きく改善されるとし、同社の顧客もこのことが起きることを待ち焦がれていると述べた。

今回リップルネット加入を表明したEuro Exim Bankを皮切りに、今後も銀行の加入を期待視されている。

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