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ストライプ、ETH互換の決済向けL1チェーン「テンポ」の開発支援を正式発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

決済に特化したブロックチェーン

米決済大手ストライプのパトリック・コリソンCEOは5日、決済向けL1ブロックチェーン「Tempo(テンポ)」の開発を支援していることをXで正式に公表した。

ストライプや同社が買収したブリッジやプリヴィーでステーブルコインや暗号資産(仮想通貨)の使用が増加するにつれて、新しいブロックチェーンを基盤にする必要性を感じるようになったと説明。公式サイトによると、テンポは現在プライベートテストネットで稼働している。

テンポを巡っては先月、ストライプが開発を行っていることが求人情報や報道から明らかになっていた。今回はコリソン氏の投稿によって、取り組みの正確な内容が明らかになっている。

関連:決済大手ストライプ、ステーブルコイン特化ブロックチェーン「テンポ」を開発=報道

まずは、ブロックチェーン名にもなっているテンポは、15名からなる独立した企業であると説明。そして、ストライプとベンチャーキャピタル大手パラダイムがテンポに最初に出資を行ったと述べている。

テンポを支援すると決断した主な理由は、既存のブロックチェーンがストライプの使用に最適化されていないため。例えば、ストライプはピーク時に、1秒あたり1万トランザクションを処理する必要があるとし、新しいブロックチェーンの採用が必要になったとした。

そして、ストライプらはテンポを使って、決済や支払い、送金、少額取引、預金のトークン化、AIエージェントなどによる自律的な決済等をオンチェーンで容易に行えるようになることを望んでいると説明している。

他にも、テンポは幅広いニーズに対応できるように、VisaやOpenAI、Anthropic、Shopify、ドイツ銀行、スタンダードチャータード銀行らと協業しているとした。

また、テンポ側は、このブロックチェーンはイーサリアムと互換性を持ち、1秒間に10万トランザクションを処理できると説明。AMM(自動マーケットメーカー)を介して、どんなステーブルコインでもガス代が支払えるなどの特徴があるとしている。

関連:AMM(自動マーケットメイカー)とは|仕組みやリスクを解説

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