
ハイパーリキッドに資産転換戦略
米ナスダック上場の総合取引プラットフォームを運営するライオン・グループ・ホールディングが8日、保有する全てのソラナ(SOL)とスイ(SUI)資産をハイパーリキッド(HYPE)に転換する計画を発表した。
同社はTRS取引、CFD取引、OTC株式オプション取引、先物・証券仲介を提供する統合取引プラットフォームを運営している。ビットゴー・トラスト・カンパニーが米国で機関投資家向けHYPE EVMカストディ・ソリューションを開始したことを受けた戦略転換となる。
ライオン・グループは市場ボラティリティを活用し、時間をかけてSOLとSUI保有分をHYPEに転換する蓄積戦略を採用する計画だ。この手法により平均取得コストを下げ、最適な価格でHYPEを蓄積することを目指しているという。
同社のウィルソン・ワンCEOは「ハイパーリキッドはオンチェーン・オーダーブックと効率的な取引インフラを持つ分散型金融で最も魅力的な機会を提供している」と述べた。ハイパーリキッドは高性能レイヤー1ブロックチェーンと分散型永続先物取引所機能を備えており、同社の仮想通貨ポートフォリオ最適化の核となるという。
HYPEはステーブルコイン提案や他のHYPEトレジャリー企業の誕生などの好材料を受け、過去一週間16.6%上昇した。
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