
シャープリンク社が自社株買い開始
米シャープリンク・ゲーミング社が9日、自社株買いプログラムの実行開始を発表した。同社は世界最大級のイーサリアム保有企業の1社として知られる。
同社は自社株が市場で過小評価されていると判断し、約93万9,000株を平均15.98ドルで買い戻し始めた。同社は現在約36億ドル相当のイーサリアム(ETH)を保有し、負債はゼロの財務状況にある。
保有するETHのほぼ100%がステーキングされ、収益を生み出している。現在の市場レートでは年間約6,700万~1億5,100万ドルの収益が見込まれる。
また、純資産価値(NAV)を下回る取引中、ATM制度は利用していないと再確認した。市場環境に応じて現金や運用収益を用いた追加買い戻しも検討するという。
なお、No.1のイーサリアム保有企業であるビットマインも先月株の買い戻しを発表している。
関連:イーサリアムの価格と将来性を解説|今後の注目ポイントと中長期の成長シナリオ