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「テザー社は過去最大の利益企業になる可能性」Bitwise幹部が試算

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨が目指す市場規模

暗号資産(仮想通貨)運用企業Bitwise(ビットワイズ)のマット・ホーガン最高投資責任者は9月29日、ステーブルコインUSDTを発行するテザー社が、過去最大の利益企業になる可能性があると試算した。

テザー社がターゲットにしているステーブルコイン市場の大きさやステーブルコイン市場でのシェアの高さから、これから利益を拡大する可能性があると主張。そして、サウジアラビア国有石油会社であるサウジアラムコの利益の記録を抜く可能性があると述べている。

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ホーガン氏が今回の内容を書いているのは、定期的に公開しているメモである。そのメモの中で同氏は、仮想通貨懐疑派の人々は、仮想通貨が目指す市場規模の大きさを過小評価していると主張し、テザー社の可能性にも言及した。

同社についてホーガン氏がまず言及したのは、評価額5,000億ドル(約74兆円)でテザー社が資金調達を行おうとしているとの報道だ。この評価額は、ChatGPT開発企業OpenAIや宇宙開発企業SpaceXに匹敵する水準だと指摘している。

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一方で、テザー社の評価額についてホーガン氏は、OpenAIやSpaceXの事業の内容や規模を考えると不合理であると指摘。基本的にテザー社はデジタル版のマネー・マーケット・ファンドを運用しているだけだと説明した。詳しくは述べていないが、これはステーブルコインの裏付け資産を運用していることを指しているとみられる。

マネー・マーケット・ファンドとは

投資家から資金を集めて運用する投資信託の一種。国債などで安全性の高い運用を行うことが特徴である。

しかし、ホーガン氏はステーブルコイン市場は規模が非常に拡大する可能性があり、テザー社は非西洋諸国で100%に近いマーケットシェアを誇っていることを指摘。新興国が自国通貨ではなく主要通貨としてUSDTを使い始めれば、数兆ドルを運用して利益を増やすことができる可能性があると述べている。

なお、テザー社はビットコイン(BTC)の保有もしている。9月30日には、25年3Q(7月から9月)に合計8,888BTCを購入したことが海外メディアらに伝えられ、テザー社のパオロ・アルドイノ氏がXで購入を認めた。

投資家への示唆

ホーガン氏は今回、テザー社以外にもビットコイン、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)などがターゲットにしている市場規模の大きさにも言及した。

ビットコインは、現在時価総額が26兆ドル(約3,840兆円)であるゴールド(金)を目指していると主張。イーサリアムやソラナのブロックチェーンはステーブルコインの発行や株式や債券、不動産といったRWA(現実資産)のトークン化などに使われることを指摘している。

そして、仮想通貨は非常に大きな市場をターゲットにしていることを認識しておくと投資の方法が変わると主張。この認識によって投資家は、仮想通貨相場の上昇の可能性や分散投資の必要性に気づくことができると述べている。

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