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32億円相当の仮想通貨を盗難か Hyperliquidのユーザーが被害者に=Peckshield

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

32億円相当の仮想通貨を盗難か

暗号資産(仮想通貨)のセキュリティなどに関する分析を行うPeckshieldは10日、「0x0cdC…E955」という1つのアドレスが、DEX(分散型取引所)のHyperliquid(ハイパーリキッド)で2,100万ドル(約32億円)相当の仮想通貨を盗難されたことを報告した。

詳細までは説明していないが、原因は秘密鍵の漏洩であると分析。そして、攻撃者は盗難した仮想通貨をイーサリアムのブロックチェーンに移動していると報告した。具体的な銘柄にはDAI(現USDS)やMSYRUPUSDPなどが含まれ、盗難後に資産を追跡しづらくしているとみられる。

DEXとは

「Decentralized EXchange」の略。中央管理者がいない取引所を指す。

ブロックチェーンにおける秘密鍵は銀行口座で例えると暗証番号に相当し、絶対に他者に知られてはいけないものだ。秘密鍵が漏洩した理由は不明だが、何かしらの方法で攻撃者が被害者の秘密鍵を入手したとみられる。

今回の標的はHyperliquidではなく、特定アドレスだった模様。本記事執筆点のHYPEの価格は32.05ドルで前日比で21%超下落しているが、他の仮想通貨も大きく値を下げている。

関連:ビットコイン暴落、1200億円規模のロスカット発生 トランプの対中100%関税追加を受け

なお、Hyperliquidを巡っては昨年12月、北朝鮮のハッキンググループの標的となっている可能性があるとの憶測が広がったことがある。

当時、メタマスクなどに関連する仮想通貨セキュリティ研究者Taylor Monahan(Tay)氏は、北朝鮮関連アドレスがHyperLiquid上で70万ドル以上の損失を出しており、これは同プラットフォームの内部構造を把握するためのテスト取引である可能性があると分析した。

この憶測を受けてHYPEの価格は大きく下落したが、今回はあくまで特定のアドレスが標的になったとみられている。

関連:ハイパーリキッド、北朝鮮ハッカーの標的となっている可能性が浮上 HYPE価格一時25%安

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