アジア・中南米にユーザー基盤拡大
トークン化証券を手掛けるオンド・ファイナンス(Ondo Finance)は29日、証券プラットフォームをBNBチェーンに拡大すると発表した。このプラットフォームにより、米国外の投資家はブロックチェーン技術を通じ、米国株式に24時間アクセスできるようになる。
オンド・グローバル・マーケッツは9月にイーサリアム上でローンチされ、100銘柄以上のトークン化された米国株式とETFをオンチェーンで提供している。プラットフォームは数週間でTVL(預かり資産総額)が3億5000万ドル(約540億円)を突破し、オンチェーン取引高は6億6900万ドル(約1030億円)を超えた。
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今回の拡張により、アジアや中南米に強いユーザー基盤を持つBNBチェーンの340万人の日次アクティブユーザーが、より高速で低コストな環境でトークン化証券にアクセスできるようになる。
ブロックチェーン分析プラットフォームRWA.xyzによると、トークン化された実物資産(RWA)市場全体は現在約355億ドル(約5兆4700億円)に達している。このうちトークン化証券市場は8月以降2倍以上に成長し、約7億ドル(約1080億円)の規模となっている。
BNBチェーンのビジネス開発責任者であるサラ・ソン氏は「RWAはBNBチェーンで最も急成長しているセグメントの一つだ。オンドとの提携は、数百万人のユーザーに高品質な金融商品をオンチェーンで提供する上で重要な一歩となる」と述べた。
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