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世界初のZcash保有企業サイファーパンク、ウィンクルボス兄弟主導で91億円調達し20万ZEC取得

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ZEC大幅価格反発

ナスダック上場のリープ・セラピューティクスは12日、社名をサイファーパンク・テクノロジーズに変更し、プライバシー重視の仮想通貨Zcash(ZEC)を蓄積する戦略を発表した。同社はこれまでに私募で調達した資金のうち5,000万ドルを使用し、平均購入価格245.37ドルで20万3775.27ZECを取得した。

社名変更に伴い、ティッカーシンボルも11月13日からLPTXからCYPHに変更される。この戦略的転換は、ウィンクルボス・キャピタル主導で実施された5,888万ドル(91億円)の私募増資の一環として行われた。

ウィンクルボス・キャピタルは私募の唯一の機関投資家で、調達総額の過半を拠出。新たに最高投資責任者(CIO)に就任したウィル・マケボイ氏は「デジタル資産準備金企業の最近の低調なパフォーマンスは、短期的な投機資本に支配されたPIPEに起因する。我々は異なる道を選び、Zcashとプライバシーの長期的重要性を信じる価値観を共有する投資家のシンジケートを構築した」と述べた。

サイファーパンクのダグラス・オンシCEOは「Zcashが可能にするプライバシー機能は、金融取引がブロックチェーンとトークン化に移行する中で極めて重要だ」と語った。同社は改名と新体制により、成長の新段階に入る。

Zcashはビットコインから2016年にフォークして誕生したプライバシー保護ブロックチェーンで、ゼロ知識証明(zk-SNARKs)を使用して送信者、受信者、金額を明かさずに取引を検証できる。ビットコインと同様に2,100万枚の固定供給量を持ち、現在約1,630万ZECが流通している。サイファーパンクの初回購入はZEC総供給量の5%蓄積目標の約5分の1に相当し、急速に買い増しを続ける計画だ。

関連:仮想通貨Zcash、プライバシー取引機能をさらに強化へ 新ロードマップ公開

ウィンクルボス・キャピタルの共同創業者タイラー・ウィンクルボス氏は「プライバシーは多くの自由の前提条件だ。政府や企業の影響力が終わり、個人の自由と自己主権が始まる地点だ」とXに投稿した。同氏はZcashを「暗号化されたビットコイン」と呼び、ビットコインがデジタルゴールドならZcashはデジタルキャッシュだと説明した。ウィンクルボス氏はビットコインが今後5年から10年で1BTC100万ドルに上昇すると予想し、Zcashもビットコインの時価総額の相当な割合を占める可能性があると述べた。

関連:「プライバシー銘柄ジーキャッシュは暗号化されたビットコイン」、高騰背景をギャラクシーが分析

なお、サイファーパンク社は癌治療薬の研究開発を完全子会社を通じて継続し、リープ・セラピューティクスの名称を保持する。

関連:仮想通貨ニアの将来性、ジーキャッシュ取引とNEAR Intentsの関係は?

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