数百人のユーザーが被害
オンチェーン探偵のザックXBT氏は26日、トラストウォレットの複数のユーザーから過去数時間以内にウォレットアドレスから無断で資金が流出したとの報告があったと明らかにした。トラストウォレットはバイナンスが運営する非管理型の仮想通貨ウォレットで、ユーザーが秘密鍵を自己管理する形式を採用している。
ザックXBT氏はテレグラムへの投稿で、正確な根本原因はまだ特定されていないが、トラストウォレットのクローム拡張機能が18日に新しいアップデートをリリースした後に事件が発生したと指摘した。
ザックXBT氏が公開した盗難対象のアドレスには、イーサリアム仮想マシン互換チェーンで8件、ビットコインで6件、ソラナで1件が含まれている。最低でも600万ドル(9億円)以上が数百人のトラストウォレットユーザーから盗まれたと推定した。
トラストウォレットはビットコイン、イーサリアム、ソラナなど100以上のブロックチェーンと1000万以上のトークンをサポートしており、世界中で数千万人のユーザーにサービスを提供している。
ザックXBT氏は「脆弱性の責任がトラストウォレットにあると判断された場合、全員に補償を提供することを望む」と述べた。
最新発表:トラストウォレットは公式声明で、ブラウザ拡張機能バージョン2.68のみに影響するセキュリティインシデントを確認したと発表した。バージョン2.68を使用しているユーザーは拡張機能を無効化し、バージョン2.69にアップグレードする必要がある。モバイル専用ユーザーと他のブラウザ拡張機能バージョンは影響を受けていないという。
また、「チームが現在積極的に問題に取り組んでいる。できるだけ早く最新情報を共有し続ける」と述べた。
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