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ヴィタリック氏、分散型バリデーター技術の統合を提唱 参入障壁低下へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

セキュリティも強化へ

イーサリアム(ETH)共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は21日、分散型バリデーター技術(DVT)をイーサリアムのプロトコル層に統合する提案を発表した。

この提案は、ネットワークのセキュリティを強化し、バリデーターの分散化を促進することを目的としている。

DVTは複数のノードオペレーターが単一のバリデーターを共同管理できる技術で、現在はサードパーティのソリューションとして提供されているが、ネイティブ統合により、単一障害点のリスクを軽減し、より多くの小規模事業者の参加を促すことが期待される。

技術面以外でも、ブテリン氏はこの提案を分散化に向けた重要な一歩と位置づけている。ネイティブDVTの導入により、保守的な市場参加者や機関投資家が大手プロバイダーに依存せず、自己ステーキングに参加しやすくなると同氏は期待を示した。

こうした変化は、ネットワークの分散度を示すナカモト係数などの指標にもプラスの影響を与え、イーサリアムネットワーク全体の耐障害性と分散性が向上するとしている。

ただし、ブテリン氏は現在の実装は運用面で複雑すぎると指摘し、ネイティブサポートによりこの技術的障壁を取り除き、運用を簡素化できるとしている。

関連:ヴィタリック氏、イーサリアムの「簡素化」を提唱 プロトコル肥大化に警鐘

ETHステーキング、過去最高水準に

イーサリアムのステーキング市場は急速に拡大している。1月中旬時点で、ステーキングされているETHの割合は過去最高の30%に達した。また、先週にはイーサリアムネットワークの1日あたりトランザクション数が288万5524件を記録し、過去最高を更新した。

一方、バリデーター退出待機キューはゼロまで減少しており、ステーキング参加者は現在ほぼ即座にETHを引き出せる状況となっている。

関連:トム・リー率いるビットマイン、過去1週間で3.5万イーサリアムを追加取得

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