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イーサリアムのAIエージェント向け新規格ERC-8004、メインネットで間もなく稼働へ AIエージェントの相互運用を実現

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ERC-8004をメインネットで稼働へ

イーサリアム(ETH)は1月28日、AIエージェント間の安全で信頼性の高い相互作用を可能にする新規格ERC-8004をメインネット上で間もなく稼働させると発表した。

ERC-8004は異なる企業や開発者が構築したAIエージェントが相互に安全に連携できるよう設計された新しい標準で、発見可能性とポータブルな評価システムを提供する。これにより、AIサービスがゲートキーパーなしで相互運用できるグローバル市場が実現される。

現在のAIエージェントは1つの企業システム内では効果的に機能するが、オープンな環境では課題を抱えている。あるエージェントが別の有用なエージェントを見つける方法や、相手が正当で有能かつ詐欺を働かないことを確認する方法がない。共有された信頼システムがなければ、エージェントはサイロ化したままで、AIエージェントがサービスを取引する大規模でオープンな経済圏を構築できない。

ERC-8004はイーサリアム上に軽量なオンチェーンツール(レジストリ)を使用したシンプルな「信頼レイヤー」を追加することでこの問題を解決する。

アイデンティティレジストリ、レピュテーションレジストリ、バリデーションレジストリの3つで構成され、AIエージェントにパスポート、レビュープロフィール、認証スタンプを与えるようなものだ。これによりイーサリアムは大規模な分散型AI経済の中立的な「決済レイヤー」となり、エージェントは相互に発見し、ポータブルな信頼を構築し、大企業を仲介者とすることなく組織を越えて協力できる。

関連:9年間休眠のイーサリアムクジラが380億円分送金か、週計600億円に到達

ステーブルコイン発行大手サークルのジェレミー・アレールCEOは23日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会で、今後5年間で「文字通り数十億」のAIエージェントが決済システムを必要とし、ステーブルコインが唯一の現実的な選択肢になると予測した。

AIエージェントは人間のように銀行口座やクレジットカードを持てないため、インターネットスピードで動作し国境を瞬時に越えられるステーブルコインが不可欠になるとの見方を示した。

バイナンス創業者のCZ氏も同日のダボス会議で仮想通貨決済がAI主導の取引に不可欠になると発言し、「AIは迅速で国境を越え、仲介者を必要としない金融システムを必要とする。仮想通貨は自然な選択肢だ」と語った。

関連:サークルCEO「5年で数十億のAIエージェントがステーブルコイン利用」と予測

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