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買収効果で最高益見通し、リップルCEOが成長戦略を語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 2025年に仮想通貨エコシステムへ約40億ドル投資
  • ゲンスラー式の規制政治利用に警鐘

リップル、規制遅延に警鐘

リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは27日、米Fox Businessの番組「Mornings with Maria」に出演し、リップル社が直近四半期で過去最高業績を達成する見通しを明かした。同時に、米国で仮想通貨の規制枠組みを定めるクラリティー法の成立が当初予測の4月末から5月末へ後ずれするとの見通しを示した。

ガーリングハウス氏によると、リップル社は2025年、仮想通貨エコシステム全体に対し投資・M&Aを通じて総額約40億ドルを投じた。内訳はプライムブローカーのヒドゥン・ロード買収に12億5,000万ドル、資金管理プラットフォームのGトレジャリー買収に10億ドルが含まれる。

同氏は「リップルは急成長中だ」と述べ、一連の買収が収益基盤の強化に直結していると強調した。

関連:リップル社長、IPO計画なしと再度明言

クラリティー法が成立すれば、XRPは証券ではなくデジタルコモディティに分類される見通しで、米銀行によるXRP活用や金融商品組成への道が開く。一方、ポリマーケットの予測市場では同法の2026年中の成立確率が60%前後で推移しており、中間選挙シーズン前の5〜6月が事実上の立法期限との見方も広がっている。

クラリティー法の審議が長引いている最大の要因は、ステーブルコインの利回り条項をめぐる仮想通貨業界と伝統的銀行業界の対立だ。

銀行ロビー団体が利回り条項の阻止に数千万ドルを投じた一方、仮想通貨企業側も2026年中間選挙サイクルに向けて2億ドル超の資金を拠出しているとされる。またコインベースは今週、最新版クラリティー法への支持を改めて撤回しており、超党派合意の形成が難航している。

関連:ステーブルコイン報酬制限条文に『重大な懸念』、コインベースがクラリティー法支持を再度撤回

共和党のシンシア・ルミス上院議員は「クラリティー法の可決には超党派の妥協が不可欠だ。ステーブルコインの利回り保護とコミュニティバンクからの預金流出防止に向け、昼夜を問わず協議を続けている」と今週コメントした。

また、ガーリングハウスCEOも「交渉担当者たちは疲弊しており、5月末までには何らかの合意が得られるはずだ」と予測し、「ゲーリー・ゲンスラーSEC前委員長のように規制を政治の道具にする事態は繰り返せない」と訴えた。

関連:米SEC、ゲンスラー氏退任から1年:仮想通貨市場はどう変わったのか

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