はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

国際通貨基金「サイバーセキュリティ会議」米リップルの会長など仮想通貨関連企業も初参加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル社やサークル、IMFの会議に参加
国際通貨基金は1日、フィンテック促進のため、シンガポールで「上級諮問グループ会議」を開催した。米リップル社会長やサークル社CEOなど、仮想通貨業界の重鎮も多数参加している。

リップル社やサークル、IMFの会議に参加

国際通貨基金(IMF)は3月1日シンガポールにて、「上級諮問グループ会議」を開いたことを公式で発表した。

出典:IMF

IMFのChristine Lagardeディレクターとシンガポール金融庁のRavi Menonディレクターが共同議長を務めた今回の会議では、中央銀行の上層部のみならず、米仮想通貨関連企業サークル社のCEOジェレミー・アレール、リップル社の共同創設者、またはアリババのデジタル機構の責任者などフィンテックセクターもリストに入っており、計19名が参加した。

特に仮想通貨事業関連として、サークル社のCEOを務めるジェレミー・アレール氏や、リップル社の共同創設者クリス・ラーセン氏、Stellarの関連企業InterstellarのCEOを務めるAdam Ludwin氏は、仮想通貨業界においてもよく知られている人物である。

当会議の議事録は、まだ公開されていないが、フィンテックに関する議題を中心に、下記2点は掲載されている。

  • データとサイバーセキュリティが重要な範疇
  • 昨年11月に定められた「バリ・フィンテック・アジェンダ」は、IMFがメンバーとエンゲージメントを行う基礎となる

なお、シンガポール金融庁のRavi Menonディレクターは、サイバーセキュリティとデータのガバナンスに関して、このように発言した。

フィンテックのポテンシャルを最大限に実現させながら、データの管理とサイバーセキュリティに関連するリスクを最大限に抑えることが、今回の会議の最も重要な議題となる。

IMFは、以前から「サイバーセキュティの違反や攻撃」を国際金融の安定のリスク対象として取り上げて、国際的基準の規制が欠如している仮想通貨・ブロックチェーン業界に対する警戒心を示しながらも、仮想通貨を含むフィンテック分野を推進する姿勢も見せている。

コインポストは、今回IMFの議事録が公開次第、報道する予定だ。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

キャッシュレス決済に関する「金融庁研究会」、未来投資会議では安倍総理が規制法案に言及
金融庁は4日、金融審議会で、少額資金移動サービス」における討議を行った。安倍総理は未来投資会議で、「決済をはじめとする分野で、早期に規制体系を再編成する法案の提出を検討」にも言及している。このような動きは、仮想通貨市場への好影響も期待されている。
日本発 仮想通貨市場にオプション市場を創設|クリプタクトがみるビットコイン市場とデリバティブの成熟化
クリプタクトが、仮想通貨保有の課題である価格変動リスクへの回避手段として、仮想通貨のオプション市場創設を目指す。仮想通貨市場の課題とデリバティブの成熟化で変化する仮想通貨市場とは?
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者13,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/25 火曜日
11:44
グレイスケール、XRP・ドージコインETFを上場開始 管理手数料は初期免除
グレイスケールがXRP・ドージコイン現物ETFを11月24日にNYSE Arcaで上場開始。管理手数料0.35%、初回3カ月間または10億ドル到達まで無料。米国初の純粋なドージコイン現物ETFとして、キャナリー・キャピタル、ビットワイズに続く市場参入。アルトコインETF市場が急拡大中。
11:35
米ビットコイン現物ETF、4週連続で資金が純流出
米上場の仮想通貨ビットコインの現物ETFは、先週の資金フローが約1,914億円の純流出だった。これで週次としては4週間連続で純流出となったが、ポジティブな見方も上がっている。
06:50
金融庁、仮想通貨交換業者の責任準備金積立を義務化へ
金融庁は仮想通貨交換業者に対し、不正流出などの事案に備えて責任準備金の積み立てを義務付けることがわかった。金商法適用の議論が進む中、投資家保護を強化する。
11/24 月曜日
17:50
ブラックロック、ビットコイン投資の本質は「デジタルゴールド」 機関投資家が重視する“真の価値”とは?
世界最大の資産運用会社ブラックロックのデジタル資産部門責任者が、機関投資家がビットコインに投資する理由を解説した。「デジタルゴールド」としての価値保存機能が重視される一方、決済手段としての利用は依然投機的との見方を示した。
11:47
ソラナのインフレ率を下げる改善提案 今後6年で2,230万SOLの発行量削減見込む
仮想通貨ソラナのコミュニティがインフレ減少率を引き上げる改善提案を公開した。目標インフレ率への到達が6年から3年に短縮する見込みだ。
10:25
「仮想通貨市場の弱体化、背景にマーケットメーカーの機能不全」トム・リーが指摘
ビットマイン会長が仮想通貨市場の下落が続いている要因を分析した。10月10日の清算イベントがマーケットメーカーを機能不全にしていると見解を示している。
11/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ヴィタリック紹介のイーサリアム新ツールやXRPのステーキング導入案など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン売られ過ぎでも反転せず、12月FOMCの据え置きが現実味を増す|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC対円相場は1400万円割れまで下落。ヌビディア好決算後も1400万円割れが続き、米雇用統計の強弱まちまちな内容が見通し悪化を助長。12月FOMCでの金利据え置き観測が強まる。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金融庁の暗号資産規制方針に高い関心
今週は、金融庁の仮想通貨規制方針、ビットコイン採掘割合の95%到達、ビットコインとイーサリアムの市況分析に関する記事が関心を集めた。
11/22 土曜日
13:45
ANAPホールディングス、企業向けビットコイン戦略支援「ビットコイン道場」を開始
ANAPホールディングスが企業のビットコイン活用を支援する継続型プログラム「ANAPビットコイン道場」の提供を開始した。会計や税務などの実務を専門家が包括的にサポートし、参加企業がコミュニティ形式で課題解決に取り組む仕組みを提供する。
13:02
コンヴァノがビットコイン戦略から本業回帰、AI・ヘルスケア事業に注力へ
コンヴァノが仮想通貨ビットコインを最大約2万BTC取得する計画を取り下げ、成長中の事業へ軸足を移す。業績予想を上方修正しており本業成長を重視する戦略転換となる。
10:55
米当局がビットメイン製品を国家安全保障リスクで調査、トランプ関連企業も1万6000台使用
米国土安全保障省が中国メーカーのビットメインを調査し、機器がスパイ活動や電力網破壊に使用される可能性を指摘。トランプ大統領の息子たちの会社アメリカン・ビットコインも1万6000台を購入した。
10:05
コインベース、ソラナのミームコイン取引所「ベクター」を買収
コインベースがソラナ基盤SocialFiプラットフォーム「ベクター・ファン」を買収すると発表した。年内に取引完了予定で、ソラナエコシステムへの参入を拡大し、すべてを取引できる取引所の構築を目指す。
09:35
ベセント米財務長官、ビットコインバーにサプライズ訪問 仮想通貨業界への影響は
スコット・ベセント米財務長官がビットコインバー「Pubkey DC」を訪問し、仮想通貨コミュニティで話題になっている。業界関係者の反応と今後の影響を解説する。
08:54
ビットコインの買い方、取引所選びの完全ガイド
ビットコインの買い方(始め方)を徹底解説。SBI VCトレード・bitbank・Coincheckなど主要取引所を比較し、安全な購入方法や投資メリットを初心者向けに解説します。最適な取引所選びで失敗しないコツも紹介
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧