はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨の価格予想、ビットコイン相場の逆指標に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

投資番組の価格予想、仮想通貨市場の逆指標に
米投資番組で強気な発言が放送されるタイミングで市場が逆に反応するとの意見が再度相次いでいる。最新投資番組でビットコイン2万ドルを語った内容と、トレーダーの指摘から考察する。

投資番組の価格予想、仮想通貨市場の逆指標に

米国の投資番組で行われる仮想通貨に関する発言が、相場の逆指標になっていると海外で相次いだ指摘が行われている。

これは、米国で人気を博す投資番組「Fast Money」や「Squawk Box」などでの一幕で、仮想通貨の市場に関するアナリストの分析を紹介するコーナーに反応して、市場が変動するといったものだ。

特に番組で有名なBrian Kelly氏やTom Lee氏などの著名分析家の分析は金融市場全般でも有名であるが、明確なファンダメンタルズ要因が乏しい仮想通貨市場の分析は実相場から大きくずれ込むことが多々見受けられた。

昨年末の市場は通常の金融市場の想定下落水準を大きく下回る長期的な下落相場が続いたため、ポジティブな要因を上回る売り圧力が市場予想とは異なる動きに繋がったとの見方もある。そのような経緯を経て、米投資番組の仮想通貨市場予想が、実際の相場の逆指標として定着しつつあるようだ。

4月11日の最新番組にて

4月11日の「Fast Money」でも米投資アナリストBrian Kelly氏が、ビットコインが今後2年間で最高値の200万円を突破するだろうと前向きな予想を語る。

市場予想の見解としては、ビットコインの半減期前後の今後2年間がカギとなるなど、長期目線の予想を展開している。

「ビットコインは2年おきのサイクルで動く傾向がある。来る2020年にはビットコインの半減期が予定されており、機関投資家の参入が進めば余裕でビットコインは最高値を更新するだろう。」と語り、現市場が上向きに転じてきた具体的な理由を4点挙げた。

Kelly氏はまずビットコインの実需を示すアクティブアドレス数の増加を上昇の要因と説明する。

アクティブアドレスは一般的に過去24時間以内に仮想通貨の取引が行われているアドレス数を指す指標で、複数の仮想通貨データサイトで確認できる。アクティブアドレスによるビットコインの分析はTom Lee氏も先週の投資番組出演時にもビットコインの適正価格は現在の約3倍に当たる14000ドルだと分析する際に指摘した指標だ

ほかにもビットコインのトランザクション数増加がビットコイン価格が価格急騰時の2017年水準に到達したこともポジティブ要因として挙げた。誕生から約10年でこの大台に到達したビットコインの取引回数はデータを観察したところ、価格急騰時に増加する傾向が確認されていると分析する。

なお、4月2日にビットコインが52万円を突破した際、トランザクション数の急上昇が確認され、歴代9番目の日間トランザクション数を記録している。

またCME(シカゴマーカンタイル取引所)が提供するビットコイン先物取引においても価格上昇に比例して出来高が上昇、上昇前水準比で950%高を記録した。特にCboeが出来高減少を理由に先物提供を一時取りやめしていた直後の動きであり、伝統取引所での進捗に業界が注目した。

以前から指摘されていた逆指標の疑惑も

このように複数の意見から20000ドルのラインを突破できるとの見解を示したKelly氏だが、放送のタイミングで市場が下落したため再度コメント欄には逆指標との指摘が相次いでいる。

オランダのアムステルダム証券取引所に所属する有名トレーダーMichaël van de Poppe氏も「いつもありがとう!ショートを入れた。」とコメントを残したほか、番組放映タイミングで機械取引であるBOTが反応しているとの意見も見られた。

なお、このような動きはこれまでも指摘されてきたもので、投資番組内のビットコイン価格予想が逆指標となっていると指摘するレポートも公開されている。

昨年8月Tradingviewで投資家のJacob Canfield氏がCNBCの仮想通貨に関する報道を価格チャートに当てはめたところ、95%の確率でCNBCが予想していた結果と逆の値動きをしていることが確認されていたという。

赤は価格下落など仮想通貨に対して弱気またはネガティブ的なツイート、緑は仮想通貨に対してポジティブまたは強気なツイートを表している。

出典:TradingView

投資番組が強気なツイートをした場合はほとんどが価格の天井で行われているケースが多いため、強い売りシグナルとなるとCanfield氏は説明。反対に投資番組から仮想通貨に対して弱気なツイートが発信されると「下向きの動きが終わることを示唆している」傾向をデータで示した。

これらのレポートが示したことで、ある意味での市場判断材料と見られている可能性があるが、今後トレンド転換が明確に見られれば状況は好転する可能性もある。

ビットコイン価格は先週50万台を突破してから53万円を下回っておらず、今週に入ってからは57万円台を推移、Kelly氏が予想するように半減期などを要因に上昇基調を継続するとの見方もある。短期的な逆指標として捉えられている一方で、今後の長期的な市場展望では注目したい見解だ。

CoinPost関連記事

仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
▶️本日の速報をチェック
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/19 日曜日
11:30
ビットコイン和平交渉期待で底堅く、中東情勢と米金融政策が焦点に|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTCは地政学リスク後退を受け1190万円台で底堅く推移。米イラン和平交渉の進展可否と、21日予定のFRB次期議長候補ウォーシュ氏の議会証言が上下の分岐点に。bitbankアナリスト長谷川氏が今後の展望を解説。
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、小口ETH保有者の売り加速やXRPのETFに過去2番目の資金流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|ビットコインの100万ドル超えの可能性分析や量子リスク対応計画に高い関心
今週は、ビットワイズによる仮想通貨ビットコインの価値分析、量子脆弱なビットコインへの対応計画、ティム・ドレイパーによるビットコインの価格予測に関する記事が関心を集めた。
04/18 土曜日
14:20
サークルが「USDCブリッジ」を発表、ソラナへのクロスチェーン転送を自動化
ドルステーブルコイン発行の米サークルが、USDCの公式ブリッジ機能を公開。提供開始された「USDC Bridge」とソラナ向け転送サービスにより、500ミリ秒以内の高速決済やナノペイメントが可能となった。
13:50
仮想通貨XRP、ソラナで『wXRP』として利用可能に
仮想通貨XRP保有者がソラナのDeFiエコシステムにアクセス可能に。Hex TrustとLayerZeroを通じたwXRP(ラップドXRP)が18日にソラナで稼働開始。売却せずにDeFi運用を実現。
13:10
米ビッグス下院議員、3月にビットコイン現物ETFに最大4000万円投資
米国のシェリ・ビッグス下院議員がブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」に最大25万ドルを投資したことを開示した。共和党を中心に議員による購入が報告されている。
11:10
米シタデル、予測市場への参入を検討 地政学リスクのヘッジ手段として注目
米シタデル・セクリティーズの社長が、急速に拡大する予測市場への流動性提供の可能性を表明。地政学イベントのヘッジ需要を受け、2026年の市場規模は2400億ドルに達する見通し。
10:15
東京都、円建てステーブルコインで事業者支援開始 国際金融都市として競争力高める
東京都が円建てステーブルコイン普及に向け事業者支援を開始する。小池百合子知事は、国際金融都市戦略で重要になると位置づけている。
10:00
ビットコイン急伸、ホルムズ海峡開放と原油急落で内部環境に強気サイン|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは、17日夜から18日朝にかけて上昇した。背景には、中東情勢を巡る緊張緩和期待の高まりがある。米原油先物市場ではWTI期近が一時70ドル台まで大きく下落した。
08:50
ジパングコインをマルチチェーン展開へ、OP採用でソラナ拡大も予定
三井物産デジタルコモディティーズは、貴金属価格連動の仮想通貨ジパングコインシリーズのパブリックブロックチェーン展開を開始する。イーサリアムL2のOPメインネットを採用し、ソラナへの拡大も予定する。
08:20
ホルムズ海峡再開放で仮想通貨DAT銘柄が大幅上昇、ビットコインは一時78000ドル超
17日夜イランによるホルムズ海峡の再開放発表を受け、地政学リスク後退によるリスクオンが加速。ビットコインの価格上昇に伴いABTCが21%上昇するなど、ビットコインを財務資産に持つ仮想通貨DAT企業の株価が大幅に上昇した。
06:55
イーサリアム、第1四半期取引2億件 3年ぶりに回復し過去最高に
イーサリアムが2026年第1四半期に過去最高の2億40万通のトランザクションを処理。底値だった2023年の9000万件から3年で2倍以上に回復。現在のETH価格は2430ドル、過去1ヶ月で11%上昇。
06:20
米上院議員がバイナンスの制裁遵守状況を追及、監視官の機能不全を懸念
ブルーメンソール米上院議員が、バイナンスのイラン関連17億ドル制裁回避疑惑を受け、DOJと財務省に外部監視官の活動状況に関する文書と回答を要求。2023年の司法取引における同社のコンプライアンス遵守の実態を追及している。
05:55
Xの株式・仮想通貨キャッシュタグ機能、開始から3日で10億ドルの取引高を創出
イーロン・マスク氏のXが15日に米国・カナダのiPhoneユーザー向けに「Cashtags」をローンチ。株式・仮想通貨のリアルタイム価格がタイムライン上で確認でき、3日間で推定10億ドルの取引高を記録。
05:35
ストラテジー、優先株STRCの配当支払い頻度を月1回から2回に変更提案 流動性向上狙い
ビットコイン保有大手ストラテジー社が優先株STRCの配当を月2回支払いに変更する提案を発表。年間利回りは11.5%維持したまま、配当落ち日での値動きを緩和し流動性向上を狙う。6月8日の株主総会で採決予定。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧