- 仮想通貨市場
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●再び三尊天井を形成しつつあるBTC、再否定なるか
●イーサリアム(ETH)上昇の背景は
金融市場と仮想通貨
本日の東京株式市場は、短期間に下げすぎた反動で、前日比121円高の21,188円と8日ぶりの反発となった。依然として米中貿易摩擦の懸念は燻っており、現時点で解決の目処は見えない。
仮想通貨(ブロックチェーン)関連株では、ULSグループ<3798>が強く、前日比3.58%高と続伸。10日に発表された決算の過去最高益更新を好感して、8連続陽線を記録した。
また、仮想通貨市場では仮想通貨XRP(リップル)が続伸、前日比15%高でコインチェックでは49.2円まで付けるなど、50円台回復に迫る勢いを見せている。
XRPが再び急騰、45円の前日比25%高と年初来高値を更新
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月14日
高騰要因
1. Coinbase、NY州で取引開始
2. 欧州でXRP連動型のETN取引開始
3. BTC建の底値圏のサポートライン到達による急反発
仮想通貨XRP(リップル)が前日比20%以上の高騰に関する記事はこちらからhttps://t.co/GFlUrJToKP pic.twitter.com/wcAHYTJNjq
XRP高騰の背景は、以下の記事で解説している。
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仮想通貨市況
昨日動意づいたアルトコインは、米NYで開催中のコンセンサス2019の材料期待もあり全面高。イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ネム(XEM)の強さが相場を先導している。バイナンスが入金再開を控えており、こちらもプラスに働くだろう。
一服したビットコインだが、非常にボラの高い状況にある。
時間足レベルで三尊天井を形成しつつあるが、13日のように再び否定してさらに最高値を追えるかどうかが注目される。
Samsung、イーサリアム系ウォレットを格安スマホに実装か
15日のイーサリアム(ETH)は、一時前日比15%以上の上昇を見せており、一旦調整局面にあるBTCの上昇率を大幅に上回っている。
ETHの上昇の背景には、韓国最大手サムスンの関連報道が関係しているとされている。韓国のニュースメディア「businesskorea」が入手したSamsungのプレスリリースによれば、仮想通貨ウォレットをGalaxyシリーズの格安スマホにも実装予定だ。
Samsungは2月に最新型のハイエンドスマホGalaxy S10で、仮想通貨イーサリアム(ETH)や、イーサリアムベースのERC20の仮想通貨、BTCにも対応するウォレットアプリを内蔵することを発表し業界で大きな反響があった。
今回の発表では、S10だけでなくそれ以外のGalaxyシリーズでも実装するとのことだ。Samsung電子のワイヤレスビジネス部門の責任者Chae Won-cheol氏は、この実装は韓国だけでなく、米国とカナダの市場にも比較的に安い値段のスマホラインアップ商品を売りに出すと明かした。
この商品拡大の発表は、BTCはもちろん、イーサリアムの普及にも恩恵をもたらすと考えられる。先日Samsungがイーサリアムブロックチェーン上で独自の仮想通貨「Samsung Coin(サムスンコイン)」を開発・発行する可能性があると報じられた。
世界的大手電子メーカーSamsungがイーサリアムブロックチェーンを実装・利用するというニュースは、イーサリアムの価格上昇を後押ししているものと考えられる。
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