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「ビットコインは2020年、1億円に」ウォール街ベテランの根拠は

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「ビットコインは1億円に」ウォール街ベテランが見解示す
元ヘッジファンドマネジャーであり、著名作家のジェイムズ・アルタチャー氏は、ビットコイン価格が100万ドル(約1億円)に達するとの見解を再び示した。そのカギは、実利用ベースでの普及拡大にあると語る。

ビットコイン、100万ドルに達する理由とは

米ウォール街の元ヘッジファンドマネジャーであり、著名作家のJames Altucher氏(ジェイムズ・アルタチャー)は、2020年までにビットコインの価格が100万ドル(約1億円)に達するとの見解を、出演した米経済番組「KITCO NEWS」にて示した。

Altucher氏は2017年にもビットコイン価格が2020年までに100万ドルに到達すると話しており、その理由として、多くの資産を抱える投資家がエクスポージャーを必要としていることや、ビットコインの供給量が2100万枚と上限があるため需要の増加が期待されることなどを挙げていた。

今回の予測では、上述した理由に加え、ビットコインが法定通貨にとって代わる可能性も取り上げている。

Altucher氏は、イランやベネズエラ、その他南米地域など、経済的に不安定な国々で仮想通貨の需要が高まった事例などを引き合いに、以下のように語った。

どれくらいの紙幣が世界で流通しているかというと、世界中で約2京ドルで、仮想通貨は2,000億ドル(約21兆円)ほどだ。つまり、現在の価格から2000倍成長する伸びしろがある。

そうなれば、ビットコインの価格は800万ドル(約8.7億円)だ。だから100万ドル(約1億円)というのは割引価格のようなものだ。

経済不安で高まるビットコイン需要

米国との国家間対立及び経済制裁などの影響はイランの経済に多大な影響をもたらし、イラン統計センター(ISC)の公表によれば、同国のインフレ率は今年4月に50%以上高まっている。

こうした同国の法定通貨リヤルへの不安感への広がりから、避難通貨先としてビットコインが選択される傾向が強まっており、先々週には、248ヵ国に展開する仮想通貨取引所「LocalBitcoins」だけで、450億リヤル(約1億5000万円)の価値に及ぶビットコイン取引が確認されている。

なお、高まるインフレに進みつつあるメキシコ、ブラジルやアルゼンチンでもビットコインの取引高が高く記録されている。

こうしたことを背景に、Altucher氏は、仮想通貨が法定通貨のように利用される可能性は十分考えられると主張している。同氏の予測通り、ビットコインの実利用ベースでのさらなる普及は実現するのだろうか。今後に注目だ。

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