はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

Huobiレポート|上位100通貨の合計時価総額は前週比+15.2%となる約29.4兆円に(6/10〜6/16)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Huobi研究所提供の業界研究レポート
Huobi研究所提供の業界研究レポート。6/10〜6/16の週は、時価総額上位100通貨のうち88通貨が上昇し、合計時価総額は前週比+15.2%となる約29.4兆円に。6/16時点での24時間取引高も前週比+30.7%の約8.0兆円となった。

仮想通貨市場 前週比

  • 仮想通貨上位100通貨の合計時価総額:約$2,725億(+15.2%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が上昇した通貨:GRIN(+63.5%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が下落した通貨:WTC(-10.7%)
  • 時価総額上位100通貨の6/16取引高:$747.1億(+30.7%)

仮想通貨市場

仮想通貨マーケット概況

2019/6/10〜6/16の仮想通貨市場は、時価総額上位100通貨のうち88通貨の価格が上昇した。Coinmarketcapによると、2019/6/16の時点で時価総額上位100通貨の合計時価総額は、前週比+15.2%となる約2,725億ドル(約29.4兆円)となっている。

その中でも、時価総額が最も上昇したのは+70.9%となったGrin(GRIN)であり、時価総額ランキングは100位にランクアップ。最も時価総額が減少したのはABBC Coin(ABBC)であり、前週比-10.4%で、時価総額ランキングは79位となった。

新たに時価総額上位100通貨にランクインしたのは、EGT((93位にランクアップ)、NRG(96位にランクアップ)、ODE(97位にランクアップ)、SAN(98位にランクアップ)、GRIN(100位にランクアップ)の計5通貨となっていた。

時価総額上位100通貨の中、価格が最も上昇したのは+63.5%となったGRINであり、最も下落したのは-10.7%となったWTCだった。

6/16時点で、ビットコイン(BTC)の価格は、前週比+17.1%の8,994ドルとなり、イーサリアム(ETH)は前週比+15.3%の269.2ドルとなった。

図1:時価総額100位以内通貨の変動率トップ5

時価総額トップ100位通貨の取引高

6/16時点で、時価総額上位100通貨の24時間取引高は、前週比+30.7%となる747.1億ドルとなり、内69通貨の取引高は20%以上増加。最も取引高が増えたのは+3,773%となったETPだった。一方で、19通貨の取引量が20%以上減少、7通貨の取引高が50%以上減少となった。最も取引高が減ったのは-97.0%となったGXCだった。

図2:仮想通貨時価総額トップ100位の合計時価総額(左)と24時間の取引高(右、10億ドル単位)

上位10通貨の市場占有率、マーケットシェア

時価総額上位10通貨の時価総額が上昇した一方で、市場占有率(ドミナンス)が安定的に推移してきた。

6/16時点で、上位10通貨の時価総額は、前週比+15.7%の2,436億ドルとなり、総時価総額の86.6%を占め、前週比+0.7%となった。

ビットコイン(BTC)の市場占有率(ドミナンス)は、前週比+1.0%となる56.8%となった。

図3:時価総額上位10通貨の市場占有率(マーケットシェア)

図4:時価総額上位10通貨の市場占有率(ドミナンス)の前週比比較

マイニングに関する統計

ハッシュレート

6/10〜6/16の一週間、ビットコイン(BTC)のハッシュレートがやや増加した一方で、イーサリアム(ETH)のハッシュレートがやや減少した。

ビットコイン(BTC)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比+1.8%の54.1EH/sとなり、イーサリアム(ETH)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比-3.6%の154.6TH/Sとなった。

図5:ビットコイン(BTC)ハッシュレートの変化

図6:イーサリアム(ETH)ハッシュレートの変化

ディフィカルティ(難易度)

6/10〜6/16の週に、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)と共にマイニングディフィカルティが少し減少した。

ビットコイン(BTC)の平均マイニングディフィカルティは前週比-0.1%となる7.5Tとなり、イーサリアム(ETH)の平均マイニングディフィカルティは前週比-1.0%となる2,006THとなった。

図7:ビットコイン(BTC)及びイーサリアム(ETH)のマイニングディフィカルティ(難易度)

マイニングプールの市場占有率、マーケットシェア

ビットコイン(BTC)

6/10から6/16までに、BTCブロックチェーン上で行われたマイニングのブロック数は、前週比-3.1%となる1,021個となった。AntPoolとBTC.TOPのランキングが上昇した一方で、F2PoolとSlushPoolのランキングが下落した。

    ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率、ハッシュレートの順で記載)

  • BTC.comー191個、18.7%、10.1EH/s
  • AntPoolー136個、13.3%、7.2EH/s
  • F2Poolー112個、11.0%、5.9EH/s
  • BTC.TOPー99個、9.7%、5.2EH/s
  • SlushPoolー98個、9.6%、5.2EH/s

図8:ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率(マーケットシェア)

イーサリアム(ETH)

6/10から6/16までの間に、イーサリアム(ETH)ネットワークで生成されたブロック数は前週比+0.1%となる44,793個となった。

    イーサリアム(ETH)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率の順で記載)

  • Ethermineー11,955個、26.7%
  • SparkPoolー10,274個、22.9%
  • F2pool_2ー5,608個、12.5%
  • Nanopoolー5,021個、11.2%
  • MiningpoolHubー2,581個、5.8%

図9:ETHにおけるマイニングプールの市場シェア

アクティビティデータ

ビットコイン(BTC)

6/10〜6/16の週に、ビットコイン(BTC)のブロックデータサイズとブロック毎のトランザクション平均数と共に減少した。

blockchain.infoによると、6/10から6/16までの間にビットコイン(BTC)のブロックデータの平均サイズは前週比-2.5%の1.18MBとなり、ブロック毎のトランザクション平均数は前週比-1.9%となる2,304回となった。

図10:ビットコイン(BTC)のブロックデータ及びトランザクション平均数

イーサリアム(ETH)

etherchainによると、イーサリアム(ETH)のブロック毎のトランザクション平均数は前週比+4.3%となる137.3回となった。イーサリアム(ETH)のブロックデータの平均サイズは前週比+3.7%の25,004bytesとなった。

図11:イーサリアム(ETH)のブロックデータの平均サイズ及びトランザクション平均数

Huobiについて

Huobi は2013年の創業以来、顧客数·取引量共に世界トップレベルの取引所として、130か国以上のお客様にサービスを展開してきております。

2018年、BitTrade(仮想通貨交換業者関東財務局第00007号)を傘下に安心・安全・顧客本位の金融サービスを日本の顧客に提供いたします。

Huobi研究所

Huobi研究所は、仮想通貨取引所を運営しているHuobiグループによって2016年4月に設立され、2018年3月に、ブロックチェーン分野における技術開発・業界調査分析・応用研究・コンサルティングを目的とした、より高度な組織へ発展を遂げました。

また、経済、金融、AI、法律等様々な分野に精通する人材を多く抱えている他、世界のあらゆるブロックチェーンに関する学術団体や大学、研究施設と提携しており、Huobi研究所の所長を務める袁煜明(Hubery Yuan)氏は、元産業保安研究所の副院長兼TMT(テクノロジー・メディア・通信業界)主席アナリストを務めた人物であり、New Fourtune社から「ベストアナリスト賞」を受賞しております。

また、同研究所はブロックチェーン分野の研究基盤を構築し、業界に対してより明確に根拠のある理論や研究成果を提供する事で、業界及び産業の発展を促進する事を目指しております。

Huobi研究所の理念として、「ブロックチェーンのエコシステムを構築し、より良い未来に貢献する事」を掲げております。

Huobi Japan公式アカウント

Twitter:https://twitter.com/HuobiJapan?lang=ja

Telegram:https://t.me/huobijapanofficial?utm_source=Telegram

Facebook:https://www.facebook.com/HuobiJapan/

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCpWnfmrT6qyTtkdgZJgNn4w/

※注意事項

今回の記事はあくまで、調査レポートを元にCoinPostの考えを述べたもので、仮想通貨の値上がりを保証するものや、投資を奨励するものではございません。

仮想通貨への投資の際は、価格変動リスク、信用リスク、流動性のリスク等、リスクを確認した上、ご自身の責任の下で投資を行いましょう。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

Huobiレポート|Githubコミュニティでイーサリアムのコード更新が頻繁に(12/12〜12/19)
世界有数のHuobi研究所提供。1000BTC以上の大口取引は、前週1143回から1037回へと微減。Githubコミュニティでは、ETHのコード更新が頻繁に行われており、3週連続で大量の更新があった。
「休眠状態のビットコイン」数量と相場の相関性を考察|Huobi研究所が10年間のBTCデータを分析
Huobi研究院のデータによると、永久紛失したBTCは大凡200万〜300万があり、BTCトータル数量の12%〜18%だと予測されている。BitcoinTalkから見れば、10年間に渡り、bitcoinがヒットワードランキングのトップ1となった。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/25 月曜日
12:51
米金融大手キャンター・フィッツジェラルド、ビットコイン貸付・融資事業でテザーからの支援検討か
米金融大手キャンター・フィッツジェラルドがビットコイン融資事業でテザー社と提携することを検討している。ラトニックCEOは商務長官に指名されたところだ。
10:26
米テッド・クルーズ上院議員、「テキサス州をビットコインとイノベーションの中心地に」
米テッド・クルーズ上院議員が、テキサス州をビットコインの中心地にする意向を表明。自身もマイニングマシンを購入し採掘を始めている。
11/24 日曜日
13:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ ソラナやビットコイン史上最高値更新、XRP高騰など
今週の仮想通貨市場の動向を解説。ビットコインやイーサリアム、ソラナ、XRPの最新ニュースを網羅。価格上昇要因やSECの動き、ETFの審査進展、ミームコインBONKの急騰背景をまとめた。
11:30
ビットコイン10万ドル突破で上値伸ばす可能性も、指標後の調整リスクに注意|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが、10万ドルに迫る勢いで高騰するビットコイン(BTC)相場を分析。相場が一層上値を伸ばしている可能性は十分に考えられるが、指標を切っ掛けに調整に入る展開にも注意が必要か。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ゲンスラーSEC委員長退任に高い関心
今週は、イーロン・マスク氏に対するドージコイン訴訟の取り下げ、国民民主党の玉木代表による仮想通貨減税要望、米SECゲーリー・ゲンスラー委員長の退任確定に関するニュースが最も関心を集めた。
11/23 土曜日
11:30
XRP・SOLOなど高騰、トランプ新政権でリップル技術採用への期待高まる
米SECのゲンスラー委員長が2025年1月に退任することが発表され、過去4年間の厳格な仮想通貨規制からの転換期待からXRPの価格が高騰している。
10:50
米仮想通貨業界団体、トランプ新政権に5つの優先事項を提案
米ブロックチェーン協会が次期トランプ政権に仮想通貨の取り組みにおける優先事項を提案した。SEC新体制など5つの項目を掲げている。
10:20
トランプ次期米大統領、仮想通貨支持派のベセント氏を財務長官に起用する方向
ドナルド・トランプ次期米大統領が、親仮想通貨のヘッジファンド経営者のスコット・ベセント氏を財務長官に起用する方向で最終調整に入っていることが、ブルームバーグなど複数のメディアの23日の報道で明らかになった。
08:40
独保険最大手アリアンツ、マイクロストラテジー転換社債の25%取得
ドイツ最大の保険会社アリアンツが、米マイクロストラテジーが発行した26億ドル規模の2031年満期転換社債の約25%を取得した。ビットコインを間接的に保有することになった。
07:55
L1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇
仮想通貨を分析するCryptoQuantは、L1アルトコインの価格が米大統領選後に上昇していると報告。この価格上昇は、現物取引の出来高を伴っていると指摘している。
06:45
米マラソン、転換社債販売で1500億円を調達 5771BTCのビットコインを取得
ビットコインをさらに買い増し 米マイニング大手のMARA Holdings(マラソン)は23日、2030年満期のゼロクーポン転換社債10億ドル(1500億円)の発行を完了し、そ…
11/22 金曜日
20:30
XRPのETF承認はどうなる?市場価格への影響を分析
トランプ次期政権下でのXRP現物ETF承認の可能性を詳しく解説。SEC委員長交代や規制緩和への期待、市場への影響を専門家の見解とともに分析。ビットコイン、イーサリアムに続く承認タイミングと価格への影響を予測します。2025年のXRP市場展望を徹底解説。
15:00
仮想通貨XDC(XDC Network)の買い方と将来性は?
ハイブリッド型ブロックチェーンを採用する仮想通貨XDCの特徴や将来性を解説。SBIとの提携や買い方、リスクについても詳しく紹介します。
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧