- シェイプシフトがプラットフォーム立ち上げ
- 仮想通貨両替所シェイプシフトは9日、ノンカストディ仮想通貨マネジメントのための新プラットフォームを立ち上げた。利便性を追求しつつ、秘密鍵の管理をユーザーに全て委ねる。
シェイプシフトがプラットフォーム立ち上げ
仮想通貨両替所のShapeShift(シェイプシフト)は今日、ノンカストディ仮想通貨マネジメントを目的とした、ワンストップショップ・プラットフォームのベータ版を新たに立ち上げた。
ワンストップショップとは、関連するあらゆる商品を取り揃える販売形式を取るもので、商品の販売から各種手続き、アフターサービスまでが一手にまかなえるような商店の形容のこと。
同プラットフォームの目的としては、利便性を追求しつつ、秘密鍵の管理をユーザーに全て委ねるとしている。Erik Voorhees氏は、米Coindeskのインタビューに対して、以下のように話している。
コインベースのように、(同サービスは)様々なサービスを提供する。ただシェイプシフトでは、より安全性も高く、自己主権的に利用することが可能だ。
最小限の説明で、なおかつノンカストディの元に築かれた、私の祖父母でも使えるような素晴らしいUXを備えたプラットフォームが必要とされている。
シェイプシフトは2014年に、仮想通貨両替所として立ち上がり、仮想通貨を両替するプラットフォームとして運営が行われてきた。
ただ、今回新たにローンチされたプラットフォームでは、小売市場をターゲットとしており、開発に1年以上費やされている。
仮想通貨の管理には、ハードウォレットの利用や鍵管理など、複雑な工程が強制されるが、今日ローンチされたプラットフォームにより、仮想通貨管理のさらなる利便性の向上につながったか否かが、今回のニュースの注目ポイントとなるだろう。