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ベネズエラ政府の仮想通貨ペトロがネムのブロックチェーン技術を採用?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ベネズエラ政府の発行する仮想通貨PetroがNEMブロックチェーンを使う?
NEM公式Twitterにて「ベネズエラ政府は、NEMブロックチェーンを導入すると思われます」との言及がありました。
発表の影響を受け、XEM価格が約10%上昇
ネム(NEM/XEM)は、2月中に中東市場へ普及する目的の重要会議が複数予定されていることもあり、期待感が高まっています。

ベネズエラ政府の発行する仮想通貨PetroがNEMブロックチェーン技術を使用するのではないか、とみられています。

NEM公式ツイッターでも、以下のように言及されています。

あらゆる個人と組織は、NEMの技術を利用することができます。

NEM財団は一切の政治的な関与を行いません。

ベネズエラ政府はNEMブロックチェーンを導入すると思われます

公式ツイートにもあるように、NEM財団が関与している訳ではないようです。

NEMのGlobal Communications DirectorであるAlex氏によるツイートでも、NEM財団は関与していないが、NEMブロックチェーン技術が使用されていることが述べられています。

ベネズエラ政府の発行する仮想通貨Petroとは

仮想通貨Petro(ペトロ)は、石油に裏付けされた通貨です。

既にプレセールが開始されたと、日本経済新聞が報じています。

南米ベネズエラ政府は20日、同国独自の仮想通貨「ペトロ」の発行を始めたと発表した。

今回の売り出しは機関投資家向けで、一部メディアはベネズエラ政府が最大60%の割引価格を提示していると報じた。

マドゥロ大統領は「世界で初めて天然資源に保証された仮想通貨を発行した」と宣言したが、不透明な部分が多く、実態は明らかになっていない。

情報引用元:日本経済新聞

当初はイーサリアムに使われている技術を採用した、と公表していましたが、ロイター通信によってその技術が使われていない可能性も指摘されていました。

ベネズエラでは法定通貨に対する信用が薄くなっており、激しいインフレが起きています。

その影響で仮想通貨への注目度が高まり、中でもビットコインキャッシュに対して決済手段としての注目が集まっている、というニュースもありました。

インフレ加速するベネズエラ、決済手段としてBCHが有望視
貨収入のほとんどを石油産業に依存するベネズエラで、石油の減産が進んでいます。この状況が続けば、ベネズエラの経済は悪化し、インフレを加速させることは避けられません。送金手数料の安いビットコインキャッシュが決済手段として脚光を浴びています。

この通貨発行は、経済破綻から逃れるための術の一つとして考案されたと考えられます。

ニコラス・マドゥロ大統領はPetroの発行により、60億ドル(約6,465億円)の資金調達を目指しています。

ネム価格上昇

今回の発表を受け、ネムの価格は約10%ほど上昇しました。

また、ネム(NEM/XEM)は2月中に中東市場へ普及する目的の重要会議が複数予定されています。

参加者にUAE首相や、国際通貨基金の長官も含まれていること、さらにはイスラム銀行システムに焦点が当たるとの予想もあり、期待感が高まっている注目通貨です。

ネム(NEM/XEM)は2月中に中東市場へ普及する目的の重要会議が複数予定されている
ネムを中東市場に普及させることを目的として、2月中に重要な会議が複数予定されており、その参加者にはUAE首相や、国際通貨基金の長官、アメリカ前大統領も含まれています。イスラム銀行システムを採用する銀行への採用も予想されています。
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